浴室乾燥機の活用方法。費用やおすすめ商品もご紹介

浴室乾燥機の活用方法をご紹介します。浴室乾燥機のメリットやデメリットを理解して使う際のポイントやコツを学びましょう。浴室乾燥機の費用やおすすめの商品も合わせてご紹介しますので、参考にしてみてください。

目次

1.浴室乾燥機とは

2.浴室乾燥機の機能
☞換気
☞暖房
☞涼風
☞乾燥

3.浴室乾燥機のメリット

4.浴室乾燥機のデメリット

5.初期費用
☞工事費
☞設置費

6.浴室乾燥機の種類
☞天井埋め込み型
☞天井付け型
☞壁掛け型

7.交換をする場合

8.価格帯をチェック
☞パナソニック FY-13UG5V
☞リンナイ RBH-C261K1SNP
☞リンナイ RBHMS-C415K3
☞三菱電機 WD-120BZR
☞TOTO TYR330
☞日立 HBK-1210SK
☞マックス BS-261H- CX
☞パナソニック FY-24UW5
☞三菱電機 WD-240BK
☞TOTO TYR620

9.ガス代&電気代
☞ガス温水式
☞電気式
☞どちらがお得?

10.フィルター掃除はきちんと行う
☞フィルターの掃除は定期的に

11.浴室乾燥機を使う際のポイント
☞洗濯物の干し方
☞浴室にものを置きすぎない
☞室内に干してから浴室に
☞布団を干す際の注意点

12.洗濯物の臭い対策
☞カビを防止する

13.まとめ

1.浴室乾燥機とは

浴室乾燥機浴室乾燥機とは浴室の天井に取り付けられたもので、浴室を換気させるのに役立ちます。空気を入れ替えて換気させるだけでなく、温かい風を出すことができる機種もあるので洗濯物を乾かすのにも便利です。また乾燥機能や涼しい風を送り出すことができる機種など、さまざまな機種がありますので使い勝手の良いものを選びましょう。天井に取り付けられるタイプが主流ですが、壁に掛けるタイプも販売されています。浴室は湿気などがたまるとカビを発生させやすくなってしまうので、浴室乾燥機を取り付けて清潔な状態が保てるようにしてみてはいかがでしょう?

2.浴室乾燥機の機能

換気

換気機能は空気の入れ替えをしてくれます。空気がこもりがちな浴室はこまめに換気をしてきれいな空気と入れ替えましょう。こまめにスイッチをオンオフするのが面倒であれば、24時間付けっ放しにしておくのもおすすめです。常に換気をしておけばカビや汚れを抑えることが出来ますし、お風呂に入る際も快適でしょう。付けっ放しは光熱費がかかるので避けたいという方は、お風呂上がりだけ換気をすると良いですよ。湯船にお湯をためている場合は、蓋を閉めるかお湯を抜いてから換気しましょう。

暖房

暖房機能は浴室が冷えているときに役立ちます。冬場は浴室の気温が下がり、お風呂に入るのも気が引けてしまいますよね。そんなときに暖房機能を使って浴室を温めておけば、快適に入浴できます。いきなり寒い浴室に裸で入ると体にも良くないので、暖房機能を使って気温を上げておきましょう。小さなお子さんがいらっしゃる方やお年寄りのいらっしゃる家庭には特におすすめの機能です。冬場の寒い時期に体にできるだけ負担をかけずに入浴するためには、暖房機能を活用してみてください。

涼風

涼風機能は浴室が暑いときに役立ちます。夏の暑い日には涼風機能を活用してみましょう。クーラーのような冷えた風ではありませんが、風を送ってくれるので浴室を涼しくしてくれます。夏場は気温が高く、浴室に空気がこもりがちなので、換気機能と合わせて涼風機能も使ってみると良いでしょう。入る前や入浴中などに暑さが気になる方は涼風機能付の浴室乾燥機を購入してみてはいかがでしょうか?暑い夏でも湯船に長く浸かりたい方も、涼風機能があれば入浴しやすいかと思います。

乾燥

乾燥機能は洗濯物を乾かすのに大変役立ちます。風を送りながら洗濯物を乾かし、排気もしてくれるので空気がこもりません。浴室に洗濯物を干す方は乾燥機能が重宝するでしょう。洗濯物の乾きにくい日には浴室に洗濯物を干して、浴室乾燥機を活用してみてください。また外に干したくない洗濯物を浴室で干す場合にも便利です。温かい風を送るタイプや通常の送風タイプなどさまざまなものがあるので、お好みで選んでみてください。

3.浴室乾燥機のメリット

メリット浴室乾燥機の最大のメリットはやはり換気、乾燥ができることです。浴室は換気をしないと菌の増殖や臭いの原因になります。浴室乾燥機がない浴室は湿気がたまりやすくなり、カビが繁殖してしまう恐れもあるでしょう。カビ取りをしてもすぐにカビが生えてしまうと悩んでいる方は浴室乾燥機を取り付けてみてはいかがですか?換気と合わせて乾燥もさせることでさらに効果が期待できます。洗濯物を乾かす時間も浴室乾燥機を使えば短縮できるでしょう。長い時間浴室に洗濯物を干すのを避けたい方には嬉しいポイントです。

4.浴室乾燥機のデメリット

デメリットデメリットは初期費用や光熱費など出費が増えることです。お金をかけることでその分生活がしやすくなりますが、初期費用は特にかかるのでチェックしておきたいポイントです。光熱費は使う機種や頻度によって大きく変わってきます。あまり出費を増やしたくない場合は使う期間を決めておくと良いでしょう。部屋干しが増える梅雨の季節や花粉が気になる季節、暖房機能は冬の寒い日だけつけるなど、工夫して使えば光熱費も抑えることができます。生活スタイルにあった使い方を自分で決めて使ってみてください。

5.初期費用

工事費

浴室乾燥機の工事費はガス温水式と電気式で異なります。比較的電気式の浴室乾燥機の方が安い傾向にあります。電気式の浴室乾燥機は工事費を安く抑えられる嬉しいポイントもありますが、ガス温水式の浴室乾燥機に比べ、乾燥機能や暖房機能の効果が弱いです。より強い効果を実感したい方はコストがかかりますが、ガス温水式の浴室乾燥機を取り付けると良いでしょう。家族が多く洗濯物などを大量に干す場合は乾燥機能の強いガス温水式の浴室乾燥機がおすすめです。

設置費

浴室乾燥機の設置費は業者によってさまざまです。よりコストを抑えるためには、いろいろな業者の設置費をチェックする必要があります。目安価格は2万円から4万円程度なので参考にして設置業者を選びましょう。購入する店舗や浴室乾燥機の種類によっては工事費や設置費が含まれているものもあります。トータルでいくらかかるのか、どちらがお得なのかよく調べてから購入しましょう。決して安くはない買い物なので、慎重に選ぶ必要があります。長い期間使う浴室乾燥機は納得のいく機能、価格であるかよく考えてから購入を決めてみてください。

6.浴室乾燥機の種類

天井埋め込み型

新築を建てる際やリフォームのタイミングで浴室乾燥機をつけたい場合は天井埋め込み型の浴室乾燥機がおすすめです。天井にスッキリと収まるので、圧迫感もなく浴室を広く使うことができます。見栄えもキレイで洗濯物も干しやすいでしょう。天井埋め込み型の浴室乾燥機は、天井に埋め込める場所があるかどうか確認しなくてはなりません。スペースがないと取り付けられないので注意が必要です。

天井付け型

後付けで浴室乾燥機を取り付けたい場合は天井付け型タイプがおすすめです。浴室乾燥機を天井に取り付けたいけど天井に埋め込める場所がない、そんな時に便利な天井付け型の浴室乾燥機。埋め込み型よりは存在感がありますが、換気扇の上から後付けすることができるので便利です。機種によっては換気扇の上からつけるのではなく、換気扇を外してから取り付けるものもあります。工事も比較的簡単なもので済みますし、手軽に取り付けられるタイプです。

壁掛け型

壁掛け型は壁の換気口に取り付けるタイプです。エアコンのようなデザインで洗濯物もよく乾きます。天井に取り付けるのが難しい場合は、壁掛け型の浴室乾燥機を検討してみましょう。壁掛け型の浴室乾燥機は外壁に面していない浴室壁に設置できるタイプもあります。設置場所を選びやすいのがメリットでしょう。浴室乾燥機は設置場所によって効果が大きく変わるので、設置場所はよく考えてから決めてください。

7.交換をする場合

浴室乾燥機を交換する場合はきちんとサイズを確認してください。交換したい商品が自宅の浴室に取り付けられるサイズなのか、よく確認してから交換を決めましょう。浴室乾燥機の大きさは商品によってさまざまです。交換前の浴室乾燥機のサイズとは違ったものを取り付ける場合は、工事がさらに必要になります。費用がプラスでかかるので注意しましょう。またサイズ以外にも交換できない原因があるかもしれないので、プロの業者と相談して決めるのをおすすめします。

8.価格帯をチェック

パナソニック FY-13UG5V

メーカー:パナソニック

価格:60,000円

運転モードが充実した浴室暖房乾燥機です。乾燥モードは急速、標準、ゆっくりの三つの速さから選択できます。予備暖房モード、涼風モード、換気モードは強と弱があります。24時間連続換気モードもあり、全部で五つの運転モードから季節や用途によって選ぶことができますよ。風向きも変えることが可能なので、浴室に洗濯物を干す際には洗濯物がよく乾くよう風向きを調節してみましょう。こちらの商品はリモコン付きなので操作も簡単です。

リンナイ RBH-C261K1SNP

メーカー:リンナイ

価格:35,800円

天井埋め込み型の浴室暖房乾燥機です。暖房機能が優れた商品なので冬場に大活躍してくれるでしょう。パワフルな温風で浴室を温めてくれます。もちろん暖房機能以外の乾燥機能や涼風機能、換気機能も付いています。こちらはワイヤードリモコンタイプになります。リンナイの熱源機を使って稼動させるので、専用のものを用意しておきましょう。使っているものを取り替える場合は、今の浴室暖房乾燥機がリンナイの熱源機を使っているものか確認してみてください。

リンナイ RBHMS-C415K3

メーカー:リンナイ

価格:162,880円

マイクロスチームミストに対応した浴室暖房乾燥機です。ミストサウナは美肌効果もありますので、女性には嬉しいポイントですよね。自宅の浴室でミストサウナができるなんてステキです。ミスト機能が付いている機種はあまりないので、浴室暖房乾燥機でお肌のケアもしたい方はこちらの商品を購入してみてはいかがでしょう?ミスト機能を使った後はカビが発生してしまわないようしっかりと水気を拭き取って乾燥させてくださいね。通常の乾燥機能もエコ乾燥と自動乾燥の二つのモードがありますので、合わせて使ってみましょう。

三菱電機 WD-120BZR

メーカー:三菱電機

価格:43,200円

換気扇と連動して使うタイプの商品です。機能は暖房機能、涼風機能、浴室乾燥機能、衣類乾燥機能があります。換気扇と連動させないで使うこともできますが、機能が暖房機能と涼風機能に限られてしまいます。浴室に洗濯物を干したり、湿気が気になることが多い場合は換気扇と連動させて使うことをおすすめします。シンプルで使いやすいので、浴室をリフォームする際にはこちらの商品を取り付けてみてはいかがでしょう?

TOTO TYR330

メーカー:TOTO

価格:85,000円

取り付け工事費が含まれた価格で販売されています。トータルでいくらかかるのか分かりやすいので計画を立てやすいでしょう。出張お見積もりサービスも充実しているのでまずはプロの方に見てもらうのも良いですね。取り付けられるタイプなのか確認してから購入した方が安心です。工事対応エリアをチェックしてみてはいかがでしょうか?延長保証サービスもあるので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。こちらの商品は暖房機能、涼風機能の両方が付いているので暑い夏にも寒い冬にも活躍してくれるでしょう。

日立 HBK-1210SK

メーカー:日立

価格:91,994円

オールシーズン使える高性能な浴室乾燥機です。こちらの浴室乾燥機は壁に取り付けるタイプになります。防水仕様なので安心して使えますね。ヒーターとファンのダブル効果で、寒い冬でも暖房機能を使えば快適に入浴できるでしょう。ヒーターはグラファイトヒーターなので、体の芯まで温めてくれます。人の動きを感知してくれるので自動運転にも対応しています。乾燥機能は通常の乾燥モード、節約乾燥モード、風乾燥モードの3種類があり、用途に合わせて選ぶことができます。リモコンには電気代の目安が表示されているので、出費も考えながら使うことができるでしょう。

マックス BS-261H- CX

メーカー:マックス

価格:68,000円

速乾性、速暖性に優れた浴室乾燥機です。寒い冬でも素早く浴室を暖めてくれます。入浴前に暖房機能をつけておけば、ヒートショック事故の可能性を抑えることができるでしょう。梅雨のジメジメとした季節でも速乾性の優れた浴室乾燥機なら、洗濯物もカラッと乾かしてくれます。カビ菌の繁殖を抑えてくれるプラズマクラスターを搭載しているのも嬉しいポイントです。浴室を清潔な状態で使うことができますね。プラズマクラスターを搭載している浴室乾燥機なら浴室のお掃除も楽になるでしょう。

パナソニック FY-24UW5

メーカー:パナソニック

価格:71928円

大手有名メーカーの商品なので安心して使えるでしょう。こちらの浴室乾燥機は壁掛けタイプになります。浴室乾燥機を壁に取り付けたい方はチェックしてみてください。洗濯物がよく乾く乾燥機能付きなので、外に干しにくいものを干したいときや雨の日に活躍してくれるでしょう。ハンガーで干しておけばシワも抑えることができるので、アイロン掛けが楽になります。入浴後は換気機能を使って、湿気を取り除いておきましょう。シンプルなモードを搭載した浴室乾燥機なので操作もしやすいです。

三菱電機 WD-240BK

メーカー:三菱電機

価格:69541円

こちらも壁掛けタイプの浴室乾燥機です。予備暖房機能、換気機能、乾燥機能、風乾燥機能の4つの機能が搭載されています。予備暖房機能は入浴前に使う機能で、気温の低い日には活用してみましょう。換気機能は空気がこもりがちな浴室には欠かせない機能ですね。乾燥機能は湿気が気になるときや洗濯物を浴室に干すときに使ってみましょう。風乾燥機能は涼風機能と似たようなモードで、省エネをしながら乾燥させてくれる機能です。暑さの気になる日には扇風機代わりに使ってみてはいかがですか?

TOTO TYR620

メーカー:TOTO

価格:92664円

シンプルなデザインで壁に取り付けていても邪魔になりません。デザインに無駄がないためお掃除もしやすいでしょう。機能は衣類乾燥機能、暖房機能、涼風機能、換気扇連動機能の4種類になります。衣類乾燥や暖房機能、涼風機能はスタンダードなモードなので他の機種でも搭載されているものがあるでしょう。換気扇連動機能は他の機種にはなかなか付いていない機能です。換気扇連動機能を使えば、もともと浴室に付いている換気扇と接続することで、オンオフの切り替えがワイヤレスリモコンでできるようになります。

9.ガス代&電気代

ガス温水式

ガス温水式の浴室乾燥機はガス代がかかります。特に冬場はコストが多くかかってしまうでしょう。電気式の浴室乾燥機に比べ、ガス温水式の浴室乾燥機はパワーが強いので、スイッチをオンにしている時間は電気式の浴室乾燥機よりは少なくて済みます。使用時のガス代は地域によってさまざまです。使う時間や季節によって機能を選び、節約をしてみましょう。暖房機能は特にパワーを必要とするため、ガス代が高くなってしまう傾向があります。

電気式

電気式電気式の浴室乾燥機は電気代がかかります。電気代もガス代と同様、住んでいる場所によって変わるので変動があります。目安として暖房機能を一時間使用すると35〜45円かかるということが挙げられています。あくまでも目安なので参考程度に考えましょう。使用する機能や機種によって大きく変わるので、電力量料金やワット数をチェックしてみてください。浴室乾燥機を毎日使うと出費がかなり増えてしまうので、少しでも電気代を抑えるためにお風呂の蓋は閉める、フィルターは小まめに掃除するなど、電力を無駄に使わないようにしましょう。

どちらがお得?

ガス温水式の浴室乾燥機と電気式の浴室乾燥機はどちらがお得なのでしょうか?ガス温水式の浴室乾燥機は電気式の浴室乾燥機に比べ、使用時間を抑えることができます。よって使用時間の短いガス温水式の浴室乾燥機の方が光熱費は安くなる傾向にあるでしょう。しかしガス温水式の浴室乾燥機は設置費が電気式の浴室乾燥機より高い場合が多いので、トータル的に見ると使用する期間によって変わってきます。またどちらも設置できるとは限りません。どちらの浴室乾燥機が向いているのかはお家の作り次第なので、トータルでどちらがお得なのか考えてみると良いでしょう。

10.フィルター掃除はきちんと行う

フィルターの掃除は定期的に

フィルターにはたくさんの埃がたまります。小まめに掃除を行いましょう。埃が溜まっていると送風に負担がかかってしまいます。良い状態で長く使用するためにはお手入れが欠かせません。フィルター部分は汚れやすいので掃除機やいらない歯ブラシを使って汚れを取り除いてみてください。掃除をする際は必ず電源をオフにしてから行いましょう。

掃除をする頻度をあらかじめ決めておき、定期的に行うのをおすすめします。また使う際に送風が弱いなと感じたり、埃が溜まっているのが見えたらすぐに掃除をしてみてください。使用している浴室乾燥機の説明書を見ながら行ってみましょう。一年に一回程度、定期点検をお願いするのも良いですね。

11.浴室乾燥機を使う際のポイント

洗濯物の干し方

洗濯物を干す洗濯物の干し方を工夫することで浴室乾燥機の使用時間を減らすことが出来ます。乾きにくいものと乾きやすいものの、干す位置を考えながら干してみてください。乾きにくいものは中央側に干して、浴室乾燥機の風をよくあてましょう。乾きやすいものは外側に干して乾かしてみてください。外側に乾きにくいものを干してしまうと風の通りが悪くなり、効率が悪いです。干し方を工夫して洗濯物を上手に乾かしてみてください。

浴室にものを置きすぎない

浴室にものを置きすぎない浴室にものを置きすぎると洗濯物を干した際に乾きにくくなってしまいます。風の通りを良くするために必要ないものは浴室から出して置きましょう。またカビや滑りの原因にもなってしまうので浴室には最低限必要なものだけを置くのをおすすめします。お風呂に入るときだけシャンプーやリンスを持ち込むのも良いでしょう。入浴後は浴室から出しておけば清潔な状態が保ちやすくなります。水気が溜まってしまう箇所はできるだけ少なくして、浴室乾燥機が使いやすい環境にしてあげましょう。

室内に干してから浴室に

室内に干す洗濯物を室内に干して少し乾かした後で、浴室に干すのがおすすめです。すぐに浴室に干して浴室乾燥機を使うのは光熱費も高くなってしまいますし、乾きにくい原因にもなってしまいます。浴室乾燥機の使用時間を減らすためには、お部屋で扇風機やエアコンなどにあて、少し乾かしてから浴室に干す必要があります。お部屋に干すスペースがないお家は浴室に干して、ある程度乾いてから浴室乾燥機を使うと良いでしょう。そうすることで洗濯物が乾きやすくなり、使用時間や光熱費も抑えることができます。

布団を干す際の注意点

布団を干す布団を浴室で干す場合は洗濯竿が布団の重さに耐えられるのか確認する必要があります。布団は重量のあるものもありますし、浴室のスペースいっぱいに干すことになってしまうので、あまり向いていません。天気の悪い日、花粉が気になる季節など、どうしても干さなければならない場合は仕方ありませんが、できるだけ外に干すか掃除機、布団用クリーナーをかけてお手入れをしましょう。

12.洗濯物の臭い対策

排水溝の掃除浴室で洗濯物を乾かす際に臭いが気になることがあります。せっかくキレイに洗った洗濯物も嫌な臭いが付いてしまっては意味がありません。嫌な臭いが付いてしまわないよう臭いの元をチェックしてみましょう。浴室の嫌な臭いの原因として考えられるのは排水口です。排水口は汚れがたまりやすく、カビも生えやすい場所です。しっかりと掃除をすることで臭いは抑えることができるので、こまめに掃除をして汚れをためないようにしましょう。

カビが生えてしまった際はカビ取り剤で除去し、また生えてしまわないようにお手入れすることが大切です。細かい部分は使わなくなった歯ブラシを使うと掃除しやすいですよ。お風呂の排水口用の洗剤などを使ってキレイに掃除してみてください。

カビを防止する

シャワーで洗い流すカビは一度生えてしまうと完全に取り除くことは難しくなってしまいます。カビ取り剤を使っても中までカビが生えている場合は、またすぐに生えてしまうこともあるでしょう。表面のみ取れたように見えますが、中のカビは取れていないこともあります。カビができるだけ発生しない環境を作って浴室を清潔に保ちましょう。カビは湿気があると生えやすくなるので、湿気を取り除くことが大切です。シャンプーやリンス、ボディーソープなどの成分が原因で発生してしまうこともあるので、お風呂上がりに浴室全体をシャワーで洗い流すのをおすすめします。泡が壁についていないか確認しながら行いましょう。

またシャンプーやリンス、ボディーソープなどはボトルに垂れていることもあるので、お風呂上がりに浴室の外に出しておくか、こまめにボトルを掃除するのが良いでしょう。ボトルなどをたくさん置いていると水がたまりやすく、湿気が多くなる原因になってしまいます。あまりたくさんのものを置かないようにすることもカビを防止するポイントです。

シャワーで浴室全体を洗い流したら、水分を拭き取っておきましょう。タオルやワイパーなどを使って、壁や床だけでなく天井や細かい部分まで水気を拭き取っておくことで湿気を抑えることができます。浴室に洗濯物を干す際に壁などが濡れていると乾きにくくなり、浴室乾燥機も無駄に稼働させなければならなくなります。カビの発生を抑えて効率よく清潔に使うためには、少し手間がかかっても水気を拭き取っておくことをおすすめします。

13.まとめ

浴室乾燥機のメリットや使い方、おすすめ商品などを紹介しました。浴室乾燥機はオールシーズン使えるものばかりなので、ぜひ浴室に取り入れてみましょう。入浴をより快適に過ごしてみてはいかがですか?他にもお掃除の手間を減らしてくれたり、洗濯物の乾燥時間を短縮できるなど家事の手助けにもなってくれます。浴室乾燥機を使う際のポイントも参考にして、うまく活用してみてください。節電方法も取り入れて、コストを抑えて使用してみましょう。

- 2017年01月07日