間取りから知る、暮らしやすい3LDKのレイアウト&インテリア

一人暮らしで多趣味な方や、友達を呼んでパーティーをするのが好きな方なら大満足、きっと贅沢な暮らしが送れる3LDK。
二人で暮らすカップルも、3LDKの間取りなら、お互いのスペースを確保しながら一緒に生活が出来ますね。
子供がいる家庭は、4人家族はもちろん、サイズによっては5人家族だって住む事の出来る3LDK。ワンランク上の暮らしを送ろうと、3LDKの間取りを選んだ方も多いのではないでしょうか。

理想の間取りの3LDK、やっぱり気になるのがレイアウトやインテリア。
大きなスペースを持つ3LDKだからこそ、他の間取りでは感じなかった悩みが出て来る事もきっとあるはず。
賃貸住まいならどこまで自分好みにアレンジ出来るかも気になるところです。
ここでは夢の空間、3LDKの間取りから知るおすすめのレイアウト、そして問題点の攻略法をご紹介します。
今住んでいる3LDKのレイアウトに悩んでいる方や、これから3LDKの暮らしを始める方は、参考になるコーディネートからヒントをもらって下さいね。

3LDKとは

3LDKとは、まずリビング・ダイニング・キッチンとなるLDKの部屋があり、その他に3つ個室がある間取りの事を差します。
ひと言で3LDKと言っても、その間取りは本当にさまざま。
LDKを始めとして、各部屋のサイズ、そして窓の大きさや位置、キッチンやバスルームと言った水回りの場所や、収納の大きさなどもそれぞれ違うので、自分の暮らしにあったものを選ばなくてはなりません。

地域の環境を考慮するのはもちろんの事、住む人の人数構成に合ったサイズの家を探したいもの。
各部屋のサイズはその大きさで問題はないのか、付属の収納のサイズ、耐震性など注意する点が多々あります。
また、マンションでの3LDKをお探しの方は、上下左右の周囲の騒音にも気を使いたいですね。
理想に合った3LDKを見つけたら、夢の空間での生活の始まりです!

3LDKの間取りから、ぴったりなレイアウトを学ぼう

3LDKへ引っ越す時に、各部屋のサイズももちろんですが、決め手となるのは家族みんなが過ごすLDK、リビング・ダイニング・キッチンのエリアではないでしょうか。
部屋のサイズは充分なのか、バルコニーや窓の場所や大きさ、キッチンとリビング・ダイニングの位置関係も重要なポイントです。

選びに選んで決めた3LDK、納得して入居したはずなのに、住み始めると、どうも使いずらい、レイアウトが上手くいかない、手持ちの家具が間取りに合わない…。
ここではそんな悩みを持つ方は必見の、間取りのタイプ別、実例コーディネートをご紹介します。
家具選びのポイントやコーディネート、配置などのヒントを得たら、早速プチ模様替えにチャレンジ!
家族みんなが過ごしやすい3LDKになる部屋作り、是非トライしてみて下さいね。

マンションの3LDKで人気の間取り、横長LDKのおすすめコーディネート

3LDKの中でも特に人気があるのが、リビング・ダイニングが横に長い間取りです。
食事をする場所とくつろぐ場所、ふたつの異なるシーンをひと部屋にまとめる時、エリアを区切りやすいのが大きなポイント。
ダイニングテーブルやソファなど、長方形の家具をバランス良く配置出来るのも魅力です。
バルコニーからLDKへ、陽がさんさんと部屋に差し込んで、思わず笑顔になりそうな明るいイメージも人気の秘密。
家族みんなが揃う場所を、リラックス出来る、居心地の良い空間に作る事が出来そうです。

しかし横長LDKの場合、リビングとダイニング、ふたつのエリアの家具のバランスが上手くいかない、統一感が出ない、オリジナリティが感じられない…。そんな問題が出て来る事も。
ここでは横長LDKを有効に使い、おしゃれなインテリアで暮らしているコーディネートをご紹介します。
真似してみたいポイントが見つかったら、早速自宅の横長リビング・ダイニングに取り入れて下さいね。

北欧テイストで横長リビング・ダイニングをコーディネート

3LDKのリビング・ダイニング、住む人の人数構成によって使い方はさまざまですが、共通しているのは大型家具が集まる場所という事。
ダイニングテーブルや椅子のセット、ソファにセンターテーブル、TVなどのAV機器などと合わせると、結構なボリュームとなってしまいます。

住人が多ければ多いほど家具も増えて行き、あまり考慮せずに新たに家具を増やしていくと、何だかちぐはぐとした印象を部屋に与えがち。
部屋に統一感を出すためには、どちらのエリアにも予めスタイルをある程度決めておく事をおすすめします。
こちらは北欧テイストで横長リビング・ダイニングをまとめ、スッキリとした空間に作り上げたコーディネート。
北欧スタイルの家具が持つ、開放感を壊さずにレイアウトした事で、実際よりも部屋が広く見えています。

長い期間に渡って住む場所になると、インテリアの趣味がその間に移り変わる事があるかもしれません。けれどベースとなるスタイルを確保していると、新たに家具を購入しても、バラバラな印象を避ける事が出来るでしょう。

ソファでエリアを区切り、使いやすいリビング・ダイニングに

食事をする場所とくつろぐエリア、毎日の生活に欠かせないふたつの異なる動作を行う場所であるリビング・ダイニング。
一人暮らしやカップルは食事の後のリラックスする時間を、子供のいる家庭では賑やかな夕食の後、家族の絆を深める大切な時間を。
それぞれの暮らしの中で、重要なひと時を過ごすリビング・ダイニング、ふたつの役目を担う大切な場所だけに、シーンを区切ってメリハリのあるインテリアを目指したいもの。

こちらは横長リビングの長いラインと垂直にソファを置いたレイアウト。
ダイニングとリビングのふたつのエリアをきちんと区切り、かつソファの左右に余裕を持たせたレイアウトにした事で、生活動線を崩さず解放感のあるコーディネートとなっています。
ソファを間仕切り替わりに使用する場合、大きなサイズで部屋の幅いっぱいになってしまったり、ハイバック・タイプで存在感たっぷりだと、部屋に閉塞感を与える事も。
こちらのコーディネートのように、スッキリと美しいコントラストを描くソファを配置するのがおすすめです。

個性的なLDKを目指すなら、レイアウトに変化を付けよう

お気に入りの家具を配置しても、どうも納得がいかない、どこかで見た事のあるような、平凡な感じが否めない…。LDKのレイアウトで、そんな悩みを抱いた事はありませんか?
リビング・ダイニングの場合、必要な家具はどの家庭でもそんなに変わりはありません。そのため実用重視のレイアウトにした場合、他の家庭で見たような、同じような印象を与える事が多々あります。

住む人の使いやすさはもちろんとても大切ですが、オリジナリティあふれる部屋作りを目指す方や、個性を大事にしたい方に是非見て頂きたいのが、こちらのコーディネートです。
ソファを壁や窓に付けず、前後にスペースを持たせた事で、非常にエレガントで個性豊かな部屋に。優れた美意識を感じさせる家具たちを、バランス良くレイアウトし、ブティックホテルのような優雅な空間が完成!
部屋を広く見せたり、実用性を考える事もインテリアには欠かせませんが、映画のワンシーンのような部屋を目指し、時にはレイアウトの冒険で、一味違うコーディネートに挑戦してみませんか?

マンションで多く見かける間取り、縦長リビング・ダイニングを使いこなそう!

マンションの間取りで多く見られる、縦長リビング・ダイニング。これは縦のラインが長く、それに比べ奥行きは短いという長方形の形をしたリビング・ダイニングの事を差します。
バルコニーに面している幅が横長リビングより短くなりますが、部屋に入った瞬間に、バルコニーまでのゆとりを感じさせる、開放感ある間取りが魅力的。

部屋を広々と感じさせ、リビング・ダイニングに必要な長方形の家具も、楽に置く事の出来る間取りですが、奥行きの長さによっては、ソファとTVの距離感や、住む人の生活動線を考えるとレイアウトに悩む事もあるかもしれません。
選んだ家具の大きさや、配置によっては実際よりも狭く見えてしまう事があるのも、見逃せない問題です。
サイズやボリュームの大きい家具が集まるリビング・ダイニングですから、縦長の場合は特に、広く見せるヒントを知っておくととっても便利。
ここでご紹介する実例コーディネートから、コツを掴んで下さいね。

縦長リビング・ダイニングは、縦のラインを強調しよう

縦長リビング・ダイニングの特徴は、何といっても入り口から窓までの解放感。
この印象を崩さないためにも、家具の配置は縦のラインに沿って置くのがおすすめです。
特に厚みがあり、サイズも大きいために放つインパクトが圧倒的なソファは壁際に置いて、対面にTVをセッティングしたこちらのコーディネートは、きっと参考になるはず。

生活動線に必要な距離は、一人の場合は60cm~、二人の場合は90~120cmと言われています。
ソファとTV台が使うスペースは250cm~、もし縦長リビング・ダイニングの奥行きがこれより短い場合には、TV台は奥行きの短いものを、もしくはTVを壁にかける、コーナーに置くという方法が考えられますね。
部屋を出来るだけ広く見せるため、こちらのコーディネートのように、部屋全体のカラーリングを抑えたトーンでまとめると、スッキリとした印象に仕上がるでしょう。

ラグを効果的に使い、部屋にメリハリを

リビング・ダイニングで気を付けたいのは、ひと部屋にふたつのエリアが同居するため、シーンを上手に分けないと、ごちゃごちゃとした印象が生まれてしまう事。
それでも動線を遮る間仕切りを置いたレイアウトでは、暮らしにくい部屋になってしまいます。そんな時に大活躍してくれるのが、ラグを効果的に使う方法。

こちらはスタイルを合わせた家具で統一感のある部屋に。そこへ異なるカラーのラグを置いて、部屋のアクセントとしても役立ちつつ、シーンを見事に分けている好例です。
重厚な雰囲気の家具を使用していますが、脚部にスペースがあるため圧迫感を感じさせず、木材の持つあたたかな雰囲気と、シックな風合いが溶け込んでいる素敵なコーディネート。
ラグを使ったシーンの分け方は、季節ごとに模様替えも行える優れたアイデア。ここはセンスを発揮して、インテリアをワンランクアップするような素敵なラグを選んで下さいね。

ダイニングテーブルの選び方は、部屋作りのキーポイント

広いダイニングテーブルに、ゆったりとした大きなソファは誰しも憧れるリビング・ダイニングの家具ですよね。
でもそこまでサイズが大きくない部屋の場合、全てを理想の家具で配置するのは難しい問題です。縦長リビング・ダイニングでスペースで問題がある場合には、どこかで妥協しなくてはなりません。
ソファかダイニングテーブル、どちらでゆっくりとした時間を過ごすのか、よく考慮してから家具の購入に踏み切りましょう。

こちらはダイニングテーブルに小さめのものを選び、その分ソファをゆったりめでレイアウトしたコーディネート。
白を基調とした清潔感あふれるカラーリングで、スッキリと美しい部屋になっています。
ダイニングテーブルは、部屋の印象を決定付ける大切なアイテム。住む人の生活スタイルをよく考えた上で、失敗のないように選びたいですね。

難易度の高い正方形のLDK、どうレイアウトすれば良い?

間取り図で確認したり、家具の無い状態で見ると、広く感じる正方形のリビング・ダイニング。
予算や環境も好みにバッチリといざ入居してみると、なかなか使いこなすハードルが高い事に気付くのが、この正方形リビング・ダイニングの間取りです。
特に部屋がそこまで大きく無い場合、どのようにレイアウトすれば良いのかは悩みの種。
ダイニングテーブルやソファなど、長方形に設計されているものが多い家具を置くリビング・ダイニングでは、正方形のサイズの部屋は実際よりも狭く見えたり、圧迫感を感じてしまう事があるかもしれません。

それでも正方形のリビング・ダイニングで上手にレイアウトし、素敵なインテリアで彩りたい!
ここではそんな悩みを持つ方へおすすめの、正方形リビング・ダイニングの実例コーディネートをご紹介します。
好みのレイアウトが見つかったら、使いやすいリビング・ダイニング作りに役立てて下さいね。

ダイニングソファで、ゆとりあるスペースに

正方形のかたちをしたリビング・ダイニング、特にスペースが限られた場合だと、ダイニングテーブルとチェアのセット、そしてソファセットと、理想のサイズを置く事は非常に難しい問題。
どちらの家具も長方形のかたちが多いため、正方形の部屋の中に大きめサイズの家具を配置すると、ぎゅうぎゅう詰めの印象になってしまいます。
正方形のリビング・ダイニングでは、家族の団らんはテーブルで賑やかに取るのか、ソファでのんびりリラックスするのか、生活スタイルを良く考慮して、どちらかを選ぶかたちになるでしょう。

でも広いテーブルでの食事タイムも、ソファでのリラックス気分もどちらも捨てがたい。そんな贅沢な希望を叶えてしまったのが、こちらのコーディネートです。
L字型のダイニングソファを使った事で、ゆっくりと食事も出来、その後はその場でリラックス。おしゃれなカフェ・ダイニングにいるような、素敵な時間が過ごせそう!
こちらのタイプの家具を選べば、残りのスペースもゆとりを持って使えますね。正方形のリビング・ダイニングで家具選びに悩んでいた方に、きっと参考になるコーディネートです。

カウンターテーブルは、スペース節約、インテリアにも大活躍!

ダイニングテーブルとソファのサイズ、どちらを大きなサイズにしたいか問われた時に、ソファを選ぶ方も多いはず。
特に一人暮らしやカップルの方で、忙しい毎日では食事にゆっくりとした時間を割く事が出来ない場合もありますよね。
また、子供がまだ小さい家族の場合は、ソファでのんびりした時間を過ごす事をメインとしたい人もいるかもしれません。
小さめのダイニングテーブルを置くのも一つの方法ですが、もっと多くのスペースを作るなら、こちらのコーディネートのようにキッチンにカウンターテーブルを付けるアイデアがおすすめ!

こちらはDIYでキッチンカウンターを作り、テーブルも付けてしまった凄腕コーディネートです。
風合いを感じさせる木目調のテーブルが、デザイン違いのチェアともしっくり馴染み、渋くてカッコいい食事スペースが出来上がり!
ダイニングを少しのスペースで収めた事で、リビングにゆっくりとくつろぐエリアを作り上げる事が出来ますね。
DIYが苦手な方も、細長いテーブルを置けば作る事が出来るカウンターテーブル、おすすめです!

ソファは本当に必要なの? もう一度考えてみよう

一人暮らしやカップルの場合、正方形のリビング・ダイニングでもそこまで困る事はないかもしれません。
でも家族で暮らしている場合、人数分の椅子を置く事になるダイニングテーブルは、ある程度の大きさが必要です。
ダイニング・エリアに必要なサイズが分かったら、リビングに割けるスペースを考えてみましょう。
3人家族、4人家族に必要なソファを置くのは、正方形リビング・ダイニングの場合、部屋のサイズによっては不可能な場合があるかもしれません。

平均的なソファのサイズだと、二人掛けで155cm、2.5人掛けで185cm、3人掛けだと215cmものスペースが必要です。
もしソファを置かずにいたら、これだけのスペースをゆったりと使う事が出来るはず。
ソファ代わりに大きめサイズのフロアクッションを幾つか置けば、あたたかみのある個性的なリビングに。カバーを変えればイメージチェンジも簡単に出来るところも魅力的です。
ソファは何度も買い替える事の無い大型家具。スペースに限りがある時は、暮らしに本当に必要なのか、よく考えてみる必要がありそうです。

3LDKのオープンキッチン、気になる収納や目隠しはどうしてる?

最近見かける3LDK、キッチンはカウンターやウォールキャビネットが付いた、セミクローズドキッチンが主流になりつつあります。
それでも我が家の3LDKはオープンキッチン、という方も多いのではないでしょうか。
壁や仕切りがなく、ダイニングやリビングと続きの間になっているオープンキッチンは、料理中もキッチンとダイニングで遮断されることがなく、開放的な雰囲気が魅力的。

しかし生活感を一番感じさせるキッチンが丸見えである事、収納スペースが少ない事、料理の際に匂いが気になるなど、悩みが多い事でも知られています。
オープンキッチンの良さを生かしつつ、問題点を克服したい! ここではそんな希望を叶えたコーディネートをご紹介します。
役立ちそうなアイデアを見つけたら、早速自宅のオープンキッチンに取り入れて、毎日の料理の時間が快適なものになるようにしてみましょう。

カウンターテーブルで目隠し&間仕切りを

オープンタイプのキッチンがあるLDK、充分な広さがあれば、どんなレイアウトも思いのままですが、スペースに限りがある場合もきっとあるはず。
目隠し代わりの家具を置く余裕が無い時は、カウンターテーブルを間仕切り替わりにするのがおすすめ!
こちらは細長いカウンターテーブルを用いて、部屋のシーンを区切る役目も担い、スペースを節約する事も出来る一石二鳥のコーディネートです。

カウンターテーブルを使用した事で、リビング・エリアにゆとりが出来て、ソファをゆったりと配置する事が出来ますね。
あまり大きくないLDKの場合、オープンキッチンを隠したいからと、高さのあるパーティションや家具を使うと圧迫感を感じさせます。
視覚的に広く見せたい時は、脚部がスッキリとして、空間を感じさせるカウンターテーブルを使用したこちらのコーデ、きっと参考になるに違いありません。

オープンキッチンの収納は、ガラスパンケースでカッコ良く

インテリアにこだわる方は、生活用品であるキッチンツールや食器などにも確固とした好みがきっとあるはず。
そんなお気に入りのアイテム全てを隠してしまうのは、ちょっぴりもったいないですよね。
でもセミクローズドのタイプに比べ、収納が少ない事も悩みの種のオープンキッチン。そのどちらの問題もクリアした、神業コーディネートがこちらです。
オープンキッチンの前にはガラスパンケースを使い、収納 & 目隠し代わりに。センスの良さを感じさせるキュートなキッチン雑貨が中に飾られ、まるでセレクトショップのようなディスプレイ。

ガラスのディスプレイキャビネットは透明感があり、ものが収まっていても開放的な印象を与えてくれる優れたアイテム。
ヴィンテージ・スタイルが好きな方や、アンティークテイストの部屋なら更に、インテリアのセンスアップに役立つに違いありません。
オープンキッチンのLDKにカッコ良さを求める方の、きっとお手本になるコーディネートです。

オープンキッチンの一部分だけ、おしゃれに隠してカフェ風に!

おしゃれなキッチンは女子の憧れ。でも全ての人が、理想のキッチンのある家で暮らしているわけではありません。
でもそんなちょっぴり納得出来ないキッチンでも、優れたセンスとアイデアさえあれば、見違えるようなおしゃれな空間に変身!
こちらはオープンキッチンと、一部を隠すカウンターキッチンをDIY、LDKのおしゃれ度をアップさせ、収納もプラス出来た素敵なコーディネートです。

オープンキッチンを美しくリメイクしたら、全てを隠してしまうのはもったいない事。
また、オープンキッチンの利点である解放感を失くさずに、一部分だけにカウンターキッチンを利用したアイデアはまさにプロ級、ディスプレイの美しさも卓越したセンスを感じさせます。
ダイニングテーブルとのマテリアルの統一感も感じられ、トータルバランスは美しいのひと言。ワンランク上のオープンキッチンを目指す時に、きっと参考になるコーディネートです。

理想の3LDKに近付けよう! 賃貸だって素敵にDIY

家族がみんなで過ごせる空間、LDKの他に3つも個室がある理想の間取り、3LDK。これだけスペースがあれば、色んなインテリアにチャレンジしたくなりますよね。
でも住んでいる3LDKが賃貸の場合、制約がたくさん出て来る事もきっとあるはず。
DIYにまだトライした事の無い方にとっては、気になるスタイルに挑戦したいと思っても、賃貸では釘一本でさえ打つのにためらう事も。

原状回復が鉄則の賃貸3LDKでも、やっぱり好きなインテリアは諦めきれない!
ここでは賃貸という大きなハードルをクリアして、自分だけのオリジナルなセンスを発揮し、磨きをかけたDIYの腕を駆使して、家を見事にリメイクしたコーディネートをご紹介します。
今までDIYのきっかけがなかった方も、好みのスタイルに大変身したコーディネートから、素敵なヒントをもらって下さいね。

賃貸DIY、壁紙とクッションフロアでこんなに変わる!

インテリアを決定付けるカラーリングのテクニック。
メインカラーとアクセントカラーのふたつを重視して考えがちですが、実はベースカラーと呼ばれる色が部屋全体の70%を占めている事をご存じですか?
ベースカラーとはその部屋の壁、床、天井の色。ここのカラーを変えれば印象はガラリと変わり、全く違う部屋へと生まれ変わります。

こちらはキッチンの床、そして壁を異なるカラーリングと柄にDIY、おしゃれなカフェ風に大変身させたコーディネートです。
家具や雑貨とのカラーバランスも非常に美しく、個人で仕上げた部屋とは思えないほどの出来ばえ。
賃貸に住んでいるからDIYに手が出ない、と思っていた方のモチベーションをアップさせる見事なコーディネートです。

賃貸で悩んでいた収納も、DIYで出来た棚で一気に解決!

キッチンの収納不足は、料理好きな方にとって共通の悩み。新たに収納家具を置くスペースがない場合は尚更大きな問題となりますよね。
そんな悩みをDIYで解決してしまったコーディネートがこちらです。ディアウォールを利用して作った棚は、ブライワックスで仕上げた味わい深い色合いが魅力的。

これなら増えてしまいがちなスパイス類、料理をする時に必要なツールもスッキリ収納出来ますね。クールな雰囲気いっぱいの棚が、キッチンの素敵なアクセントになっています。
家具を作るのはハードルが高過ぎる、と思っていたDIY初心者の方は、まずはディアウォールで棚づくりから挑戦してはいかがでしょう。

賃貸DIY、寝室の空白を利用してワークスペースに

3つも個室がある3LDK、ゆとりあるスペースと思っていても子供のいる家庭では、なかなか自分専用の場所を作るのは難しい事もありますよね。
一人静かに作業に集中したい時も、家族がリラックスタイムを過ごしているダイニングやリビングでは気が散ってしまう事もしばしば。

ワークスペースを欲しいと思っている方に、参考となるのがこちらのコーディネートです。
寝室にある僅かな空間を利用して、ディアウォールで柱を作り、テーブルをDIYで作り上げた見事なコーデ。細長くスマートなレイアウトも、部屋をスッキリと広く見せてくれますね。
ワークスペースの場所がない、と思っていた方に是非参考にして欲しいDIYのアイデアです。

3LDKの広さで悩んだ時は、視覚効果のテクニックを活用しよう

4人家族も充分に住める間取りの3LDK。夢の間取りとも言える3LDKですが、住んでいるとやっぱり不満は出て来ます。
問題点の上位に挙がって来るのが、部屋のサイズが小さいという事。LDKはもちろん、全ての個室が広々としているのが理想ですが、そうもいかない場合もきっとあるはず。

ここでは3LDKに住んでいても、部屋の広さで悩んでいる方におすすめしたいコーディネートをご紹介します。
部屋の大きさや家具のサイズは変えられませんが、コツさえ掴めば視覚的に広く見せる事が可能です。ヒントをもらって早速自宅のインテリアに取り入れて下さいね。

狭い寝室、どんなカラーリングにすればいい?

子供の個室はスペースに限りがあっても、シングルベッドを置くのであればそこまで問題はありません。問題はダブルベッドを入れる夫婦の寝室。
ベッドを入れたら部屋はいっぱい、どこにも隙間が無いぐらい! そんな寝室の広さに悩んでいる時は、カラーリングのテクニックで、視覚的に部屋を広く見せましょう。

こちらは真っ白な壁と天井、そして明るい床のベースカラーの中に、黒やグレーといったシックな色合いでまとめたコーディネート。
ベッドしか置けないサイズの部屋ですが、実際よりも広く見えているのが分かります。狭い部屋にカラフルな色合いや、たくさんのカラーを使うと更に窮屈な印象を与えがち。
小さなサイズの部屋ではスッキリ、シャープな色調を使う事を心掛けて下さいね。

部屋を広く見せる、アイテム選びとディスプレイ

好きな家具を選ぶ事や、好みの雑貨をディスプレイするのはインテリアが好きな方の醍醐味です。
でも部屋を実際のサイズよりも大きく見せたい場合には、家具の購入やディスプレイにも気を使わなくてはいけません。
「好きだから」という理由で無秩序にコーディネートしてしまうと、閉塞感を感じさせる部屋になる事も。

部屋を広く見せたい場合に、参考になるのがこちらのコーディネートです。
リビングに必要なテーブル、チェアはどちらも足元に空間を感じさせるアイテムを選び、部屋をシャープな印象に。
壁はダークな色合いでクールにまとめ、統一感ある美しいディスプレイで部屋がスッキリ、エレガントな雰囲気になっています。
解放感ある部屋作りには欠かせない、アイテム選びとディスプレイ。どうも部屋が狭く感じると思った時に、お手本にしたいヒントがいっぱいのコーディネートです。

部屋を広く見せるには、ロータイプの家具を利用しよう

小さなサイズの部屋で部屋を広く見せるには、カラーリングのテクニックも欠かせませんが、家具をロータイプで揃える事も重要なポイントです。
背の高い家具を部屋の周囲に配置すると、上部に隙間が少ないため、こちらに迫ってくるような息苦しさを感じさせ、部屋を更に狭く見せてしまう効果が。

壁際に置く家具がロータイプであれば、家具の上から天井までの高さにスペースがあり、実際よりも広々と見え、解放感のある部屋になるでしょう。
こちらはリビングに必要な家具を全てロータイプで揃えたコーディネート。低めの家具の高さがほぼ同じなので、統一感を生み出す効果も抜群、ゆとりある空間を作り出しています。
問題点を魅力に変えたこちらのコーデ、広さに悩んだ時にはきっと参考になるはず!

3LDKでの暮らし、好みのインテリアでもっと豊かに

一人暮らしはもちろんの事、カップル、そして家族で暮らすには充分なサイズの3LDK。理想の間取りのはずだけど、それぞれの家には改善したい点が多々あるかもしれません。
気になるエリアも問題点も、個性豊かなセンスとアイデアを使って解決、好みのインテリアで彩れば、どこよりも落ち着く、世界で一番大切な場所になるはず。
今住んでいる3LDKのレイアウトやコーディネートに少し変化が欲しい方は、是非今回の記事を参考にヒントをもらって、おしゃれで居心地の良い3LDKを作り上げて下さいね。

- 2017年01月09日