【徹底解説】今話題の「じぶん銀行」の住宅ローン

住宅ローンは多くの金融機関が提供しており、借り入れる側もどの金融機関で住宅ローンを組むか迷うものです。
今回は、そんな住宅ローンで今注目されている「じぶん銀行」について徹底解説します。

住宅ローンを選ぶときには「金利」「保険」「諸費用」「サポート体制」という、4つの項目が重要になってきます。

その4つの項目において、じぶん銀行の特徴を解説します。

1.魅力的な金利水準

借入者にとって「金利」は最も大切といっても過言ではありません。
なぜなら、金利が異なると借入者の毎月返済額と総返済額が異なるからです。

じぶん銀行は変動金利だけでなく、固定金利も魅力的な金利水準になっています。

実際の金利について

じぶん銀行の住宅ローン金利は、2017年9月時点で以下のようになっています。

・変動金利:年利0.497%(2017年9月適用)

・固定金利(10年):年利0.59%(2017年9月適用)

上記の金利は、ほかの主要金融機関の住宅ローン金利と比較しても、魅力的な金利水準になっています。

また、じぶん銀行の金利は、現在たまたま低いのではなく、住宅ローンを提供してからずっと低い金利で推移しています。

じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同出資するネット銀行です。
ネット銀行だからこそ、実店舗費用や人件費を抑えられ、低い水準の金利を展開できるということです。

低金利のメリット事例

具体的に低金利のメリットを、月々返済額と総返済額の比較をすることで解説します。

以下の2つの銀行での返済額を比較します。

比較するのは、以下の物件を購入するという前提です。

・物件価格4,300万円

・頭金400万円

・住宅ローン借入金額3,900万円

まずは、じぶん銀行で「変動金利(金利年0.497%:2017年9月適用)、元利均等、借入期間35年」の場合です。
この場合には、月々返済額98,592円、総返済額41,408,438円になります。

一方、主要A銀行で「変動金利(金利年0.625%)、元利均等、借入期間35年」の場合です。
この場合には、月々返済額100,755円、総返済額42,317,323円になります。

金利が0.128%違うだけで、月々返済額で2,163円、総返済額は908,885円の違いになります。

住宅ローンは長い期間で組みますので、金利が違うだけで負担金額が大きく異なるということです。

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2.手厚い保険

つづいて、保険についてです。

住宅ローンを借り入れるときには、団体信用生命保険に加入することになります。
そして、金融機関によって団体信用生命保険の種類や保障内容は異なります。

じぶん銀行は以下の保険内容になっており、手厚い保険です。

・ワイド団信について

・がん50%保障団信

・がん100%保障団信

・11疾病保障団信

団体信用生命保険とは?

そもそも、通常加入する「一般団体信用生命保険(団信)」とは、借入者が亡くなったり、高度障害になったりしたときに残債が補てんされる保険になります。

基本的に、フラット35以外の全ての金融機関で、住宅ローンの借り入れは団信加入が条件になります。

団信加入が条件となることで、もし借入者が亡くなったり、返済できない状態になったりしたときにも、金融機関は債務不履行になることはありません。

借入者側も、団信に加入することで、残された家族に借金を残すことがないというワケです。

ワイド団信について

ワイド団信は、通常の団信よりも加入条件が緩いです。

団信への加入は、現在の病気だったり、過去の病歴だったりによっては加入できない場合もあります。
団信に加入できないということは、住宅ローン借り入れができないということです。

一方、ワイド団信であれば、保険の引き受け範囲を広げています。
たとえば、糖尿病、高血圧症などだと、通常の団信加入が出来ない場合が多いです。
ただ、ワイド団信だとこのような病気でも加入できる可能性があります。

じぶん銀行のワイド団信だと、金利が年0.3%上乗せされます。
ただ、それでも通常団信に加入できない人にとっては、 「住宅ローンを借りられる可能性がある」という大きなメリットがあります。

ワイド団信は全ての金融機関に存在するワケではなく、限られた金融機関でしかない存在しない保険です。

がん50%保障団信

じぶん銀行は「がん50%保障団信」という保険があります。

がん50%保障団信とは、がんと診断された場合に、その時点の住宅ローン残高が1/2になるという保険です。

がん50%保障団信は、就業不能かどうかは関係なく、がんになった時点でローン残高の半分が返済されます。
また、じぶん銀行の「がん50%保障団信」なら、金利の上乗せも別途保険料の負担もありません。

つまり、無料で団信にがん保障を加えることができるということになります。
このような保険はほかの金融機関ではほぼありません。

がん100%保障団信

また、がん50%保障団信より手厚い、「がん100%保障団信」もあります。
がん100%保障団信は、がんと診断されたら住宅ローン残高の全てが返済される保険です。
がん100%保障団信は、金利を年0.2%上乗せすることで加入できます。

「11疾病」保障団信

さらに、じぶん銀行は11疾病保障団信という、以下の病気になったときも住宅ローン残高が返済されます。

・がん

・脳卒中

・糖尿病

・リウマチ

・肝硬変

・慢性腎不全

・急性心筋梗塞

・脳動脈りゅう

・高血圧疾患

・慢性閉塞性肺疾患

・拡張型心筋症

11疾病保障団信は金利が年0.3%上乗せされます。

このような手厚い保険があるということは、住宅ローンと一緒に自身の保険を手厚くできるということです。

つまり、今組んでいる生命保険や医療保険を解約して、安い保険料で保険へ加入できるということにもつながります。

3.諸費用額の安さ

また、住宅ローンを組むとき、もしくは組んだ後の手続きには諸費用がかかります。

諸費用とは、具体的には以下の項目のことです。

・一般団信保険料

・保証料

・収入印紙代

・一部繰り上げ返済手数料

・返金口座への資金移動

このような諸費用は、項目自体はどの金融機関も共通しています。
諸費用は、100万円単位の高額になることも少なくないです。

ただ、諸費用が高すぎる場合には、せっかく低い金利で住宅ローンを借り入れても、メリットは小さくなってしまいます。

一般団信保険料

一般団信保険は保険料が発生することもあります。
ただし、じぶん銀行は、がん保障などは別ですが、一般団信保険料は無料です。

保証料

また、じぶん銀行は保証料も無料です。
保証料とは、保証会社に支払う金額のことですが、じぶん銀行は保証会社を利用しません。
保証会社は、昔で言う「保証人」の代わりをしてくれる会社のことです。

つまり、住宅ローン借入者が返済不能状態になり、一定期間返済を滞納した場合は、住宅ローン借入者に代わり保証会社が残債を支払います。

多くの金融機関では、保証会社に支払う保証料がかかり、金額も高いことが多いです。
金融機関によっては、「借入金額の2%」の機関もあるので、4,000万円の借入であれば80万円の保証料になるということです。

そのため、「保証料無料」という点は、借入者にとってメリットが大きいです。

収入印紙代

住宅ローンを組むときには、最終的に借入者と金融機関が「金銭消費貸借契約」を結ぶ必要があります。

金銭消費貸借契約は、印紙税が発生する契約書なので、借入金額によって以下の印紙税※1が発生します。

・500万円超~1,000万円以下:印紙税1万円

・1,000万円超~5,000万円以下:印紙税2万円

・5,000万円超~1億円以下:印紙税6万円

印紙税の納税方法は、印紙という切手のようなものを購入し、金銭消費貸借契約書へ貼付し割り印することです。

じぶん銀行はネット銀行なので、金銭消費貸借契約もネットで完結します。
つまり、じぶん銀行の契約は、 書面も不要であり上記の印紙代もかかりません。

※1国税庁 印紙税
https://www.nta.go.jp/taxanswer/inshi/7140.htm

一部繰り上げ返済手数料

「繰り上げ返済」とは、住宅ローンを借り入れた後に、途中で一部の残債を返済することです。
たとえば、「住宅ローン3,800万円を借り入れて、借入後に400万円を繰り上げて返済する」などのイメージです。

その場合には、数万円の手数料がかかる金融機関もありますが、じぶん銀行は手数料が無料です。

繰り上げ返済は、元本を返済するので返済期間の短縮効果や、返済額の減額効果が大きいです。

たとえば、以下の繰り上げ返済をするとします。

・借入金額3,800万円

・金利年0.497%

・借入期間35年

・元利均等返済

・5年後に400万円の繰り上げ返済

上記のケースだと、返済期間が3年11か月短縮されます。
もしくは、返済期間はそのままで603,452円の利息減額になります。

しかし、繰り上げ返済手数料が発生してしまえば、このメリットは小さくなってしまいます。

返金口座への資金移動

じぶん銀行は返金口座への資金移動が無料です。
住宅ローンは月々10万円前後になることも多いので、毎月の給与から補てんする人が多いです。
そのため、給与を振り込む口座から、住宅ローンを引き落とす口座へ資金移動して支払うことが多いです。

しかし、他行の口座から資金を移動させると、1回につき数百円程度ですが口座振込手数料がかかります。
仮に、口座振込手数料が1回540円かかるとすると、年間で6,480円の手数料になり、借入期間が35年であればトータル226,800円にもなります。

その費用が無料になるということは、住宅ローンにかかるトータル費用を大きく軽減できます。

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4.充実したサポート体制

サポート
住宅ローンを借り入れた後にも、金融機関との付き合いは続きます。
毎月自動で返済額は支払われますし、繰り上げ返済するときにも金融機関とのやりとりがあります。

そんな金融機関との長い付き合いの中で、じぶん銀行には以下のサポート体制があり、手続きが簡易という点が特徴です。

・セカンドオピニオンサービス

・24時間電話健康相談サービス

・簡易な手続き

セカンドオピニオンサービス

じぶん銀行はセカンドオピニオンサービスがあります。

セカンドオピニオンサービスは、11疾病保障団信、がん100%保障団信、がん50%保障団信に加入すると 無料で利用することができるサービスです。

セカンドオピニオンサービスは、具体的には以下のようなことができます。

・各分野の医師との面談

・現在治療中の病気に関するセカンドオピニオン

・優秀専門臨床医の紹介

セカンドオピニオンは、より良い医療を選択するために、今の主治医だけでない2人目の医師の意見を聞くことです。
それによって、医療内容の変更や、より良い医療を受けられる可能性があります。

「24時間電話健康相談」サービス

24時間電話健康相談サービスとは、「健康」・「医療」・「介護」・「育児」などに関しては、24時間電話で相談ができるというサービスです。

電話の相手は医師や看護師、そして保育士などの経験豊富なスタッフのことです。

特に、住宅ローンを借りて家を購入しようと思っている方は、「結婚する」「家族が増える」などの理由が多いです。
そのようなタイミングでは、健康や育児などという新しいライフスタイルを迎えるものです。
そのため、24時間電話健康相談サービスはメリットのあるサービスといえます。

簡易な手続き

簡単な手続きじぶん銀行はネット銀行ということもあり、手続きが非常に簡易的です。

具体的には、住宅ローンを借り入れるまでには、以下のような手続きになります。

・仮審査申込

・相談がある場合は電話相談

・本審査の申込

・金銭貸借契約

・住宅ローン融資実行

従来の金融機関であれば、仮審査申込も本審査申込も書面での手続きになります。
通常は、不動産会社のモデルルームなどで書面に署名・捺印をして、仮審査書類をFAXしたり郵送したりして手続きをします。

しかし、じぶん銀行であれば郵送すら必要なく、写真を撮影してネットで申込書を送付すれば済みます。
スマートホン1台で完了してしまう程簡単な手続きです。

特に、金銭消費貸借契約は金融機関へ直接来訪して、2時間前後の時間がかかります。
さらに、手続きは金融機関の開店日時に行われるので、平日の日中に行うこともあります。
そのため、会社員の人であれば会社を半休するなどの対応が必要になることもあり、手続きが非常に面倒です。

しかし、じぶん銀行は金銭消費貸借契約も来訪の必要がないので、手続きが非常に楽になります。

5.まとめ

このように、住宅ローンを借り入れるときに重要な4つの要素から、じぶん銀行に関して解説しました。

大きな特徴をまとめると以下になります。

・変動金利も固定金利も魅力的な金利水準

・がん50%保障団信は無料で付保できる

・保証料がかからない

・住宅ローン手続きが簡単

上記を参考にして、住宅ローンを選びましょう。

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- 2017年07月19日