家族みんなが集まる部屋であり、一人暮らしやカップルの方なら、リラックスした時間を過ごすリビングルーム。家を決める際のポイントとなるのは、このリビングルームの広さ、という方も多いはず。
それでは、どんなサイズのリビングルームが、満足出来る大きさなのでしょうか。
リビングルームの一般的な大きさや、あるいは最低のサイズを知っておくと、部屋を選ぶ際に重要なヒントとなってくれるに違いありません。
また、今住んでいるリビングルームのサイズが理想でない場合、どのようなレイアウトにすれば、もっと過ごしやすい場所になるのかも、気になるところ。
ここでは平均サイズのリビングルームが、どんな人数の家族構成に向いているのか、またリビングルームを広く見せるレイアウトのテクニックや、コーディネートも合わせてご紹介します。
これから家を決める際の参考に、そして今より使い勝手の良いリビングを目指す時の、参考にして下さいね。
リビングルームの、必要なサイズを知るために
快適なリビングルームの広さを考える時、最初に分かっておかなくてはならない事が、その住まいで暮らす人数、そして家具の大きさです。
一人暮らし、あるいはカップル、家族連れ。
人数構成はその家によってさまざまですが、この先どれぐらいその家に住むのか、その間に人数は増えていくのか、子供のいる家庭では、子供が何歳になるまで住む予定なのかを、ある程度分かっておく事が大切です。
また、リビングルームに置く予定の家具を把握し、そのサイズを知っておく事も重要なポイント。
特にリビングルームは大型家具が集中する場所。内見で見た時は広く感じたリビングルームも、いざ家具を入れた後で、狭さに驚く事もしばしばです。
そして理想の広さのリビングルームと思っていても、住んでいるうちに狭さを感じるようになった、あるいは子供が成長し、家族全員が揃うと圧迫感がある、逆に広過ぎてもてあましてしまった、などの問題点が出て来る事も。
あとで後悔しないためにも、予め家具のサイズや生活動線の大きさなど、必要事項を調べておくように心がけましょう。
ここではリビングルームに必要な家具の大きさ、そして動線に必要なサイズをご紹介します。こちらを理解した上で、理想のサイズのリビングルームを見つけて下さいね。
リビングルームのメインファニチャー、ソファの大きさは?
リビングルーム、と聞いて、真っ先に思い浮かべる家具はソファなのではないでしょうか。
それほどリビングルームのメインファニチャーとも言えるソファですが、幅も奥行きも大きく、その存在感は圧倒的。
いくら座り心地や寝心地、デザインが好きだからと言っても、部屋のサイズに合っていないソファを置くと、息苦しさを感じる事も。
ソファのサイズを把握し、リビングの大きさにマッチするソファを選ぶよう、注意が必要です。ここでは、人数によって変わるソファのサイズをご紹介します。
自分にとって使いやすく、かつ部屋のサイズにもぴったりあったソファを探して下さいね。
一人掛けソファ
一人暮らしの方や、大型ソファの対面に置く際に役立つ、一人掛けソファ。デザインも豊富で、遊び心に富んだものが多く、インテリアのセンスアップにもばっちりなアイテムです。
サイズは幅55センチ~120センチ、奥行きは70センチ~110センチほどになります。
二人掛けソファ
一人暮らしであればゆったりと座れ、またゲストが来た時も大活躍。二人暮らしのカップルにも程よい距離感が丁度良い、二人掛けソファ。
サイズは幅130センチ~170センチ、奥行きは70~110センチほどになります。
3人掛けソファ
子供を持つファミリーにぴったりなのが三人掛けソファです。家族人数が多い場合には、対面に違うサイズのソファを足しても良いですね。
ソファのサイズは幅170センチ~200センチ、奥行きは70~110センチほど。かなりの大型ソファとなります。
ソファ周囲に必要なスペースはどれぐらい?
なお、分かっておきたいのがソファ周囲の動線です。
ソファはただ置くだけでなく、立ったり座ったりと動作が多く、周囲に動けるスペースをきちんと確保しなくてはなりません。また、TVまでの距離も重要なポイントです。
ソファからセンターテーブルまで、脚を伸ばすエリアは40~50センチほど必要。また、ソファの背後を人が通れるサイズは、最低でも50~60センチほど必要です。
そしてTVからソファまでの距離は、目が疲れないためにも、最低130センチのスペースを確保しておきましょう。
LDKに必要な、ダイニングテーブルの大きさ
最近多いタイプの間取りが、リビングルームとダイニング、キッチンがひと部屋にまとまったスタイル。
食事をする時も、リラックスしたい時も、部屋から部屋へ移動する必要もなく、また解放感を感じさせる人気の間取りです。
LDKではソファの他に、食事をするダイニングテーブル、そして人数分のチェアが必要になって来ます。
ゆったりと大きいダイニングテーブルは憧れでもありますが、ここはやはり部屋のサイズに合ったものを選びたいもの。
ここでは、住む家の人数に合わせて、どんなサイズのダイニングテーブルがあるのかご紹介します。
一人~二人用ダイニングテーブル
食事をする際、一人に対して必要なテーブルのサイズは、横60センチ、奥行き40センチと言われています。
一人暮らしの方で、リビング・ダイニングのサイズに悩んでいる方ならば、この最小サイズを利用するのもひとつの案となるでしょう。
また、二人用テーブルのサイズは横60~70センチ、奥行きが80センチのもの。
二人暮らしの方で、リビング・ダイニングがそこまで大きくない場合や、家での食事の時間がなかなか取れないという忙しい二人であれば、このサイズのテーブルを検討してみてはいかがでしょう。
家族のためのダイニングテーブル
一人暮らしやカップルで住んでいる方は、部屋のサイズに合わせてダイニングテーブルの大きさを選ぶ事が可能ですが、家族で暮らしている場合、人数に合わせたチェアとテーブルのサイズは必ず必要になります。
4人家族のダイニングテーブルは、横が120センチ、奥行きが80センチが最小サイズ。6人家族の場合では、横は180センチ、奥行きが80センチのサイズが必要となります。
ただしテーブルは、正方形や長方形、また楕円形や円形テーブルなどもあり、デザイン、素材、フォルムもさまざまな中から選べます。
リビング・ダイニングのかたちやサイズに合わせて、家族にぴったりなテーブルを選んで下さいね。
一人暮らしのリビングルームから、家族暮らしにぴったりな大きさまで
家具のサイズを把握したところで、ここでは通常のリビングルームの大きさから、どんなサイズが住まいにはぴったりなのかをご紹介します。
一人暮らし、あるいはカップルの方であれば、どれぐらいのサイズのリビングルームがちょうど良い?
また、子供がいる家庭の3~4人の家族の場合は、どれほどのサイズのリビングであれば、皆が満足出来るのでしょうか。
今住んでいるリビングルームの大きさに満足していない方は、家具の大きさをもう一度考慮してみたり、家具の配置を再度考える時期かもしれません。
また、新たな家を探している方は、手持ちの家具のサイズを測り、どれぐらいの大きさのリビングルームであれば、動きやすく、かつ住みやすいものであるのか、ヒントをもらって下さいね。
8畳リビングルームの場合
最近ではリビングとダイニング、キッチンがひとつになった間取りが増えています。
その際には、キッチンに何畳ほどの大きさがあるか、そしてリビング・ダイニングはどれぐらいの大きさなのか、しっかりと理解しておく事が大切。
通常、キッチンには3畳前後ほどのスペースが取られている事が多いのですが、リビングのサイズにキッチンが含まれているのかどうか、必ず確認して下さい。
この間取りでは、キッチンは2.7畳、リビング・ダイニングは8畳の大きさになります。
この8畳の中に、ソファ、センターテーブル、TV台、本棚とキャビネット、そしてダイニングテーブル・セットを置いたレイアウトがこちらです。
こちらはソファの周囲に必要なスペースを空け、一人、もしくはカップルで暮らす方用サイズの家具を置いたレイアウト。
テーブルは80センチ X 60センチ、ソファには130センチ X 70センチと、どちらも二人用最小サイズを配置しています。
これらを配置したレイアウトでも、動線のスペースもしっかりと取れているのが分かります。
8畳サイズのリビング・ダイニングでは、一人~二人暮らしの方にとっては、家具の大きさをよく考えて配置すれば、問題なく暮らしていけるサイズと言えるでしょう。
では、もし8畳リビングに3~4人の家族で暮らす場合はどうでしょうか。ソファやダイニングテーブルの大きさを変えたレイアウトがこちらです。
ソファは170センチ X 70センチと、3人掛けの一番小さいサイズ、またダイニングテーブルも120センチ X 80センチという4人用テーブルの最小サイズを置いたレイアウトです。
ソファ周囲やダイニングテーブルの周りも、生活動線のスペースを空けていますが、かなりギリギリ、という印象です。
子供が小さい時や、3人暮らしならまだしも、4人家族で8畳リビングは少々手狭と言えるでしょう。
10畳のリビング・ダイニング
間取りの大きさから言えば、16.56㎡ はある10畳のリビング・ダイニング。
10畳というサイズを聞くと、一人暮らしはもちろん、カップルや家族連れの方だって満足出来るサイズと思われる方も多いのではないでしょうか。
そんな10畳サイズに、必要最小限のサイズである家具を置いたレイアウトがこちらです。
ダイニングテーブルは4人用最小サイズ、ソファも3人掛け最小サイズを用いていますが、ソファやダイニングテーブルの周囲にも、必要なスペースを充分に取ったレイアウト。
これを観ると4人家族でも充分に暮らしていけるサイズであるのが分かります。
しかし、3~4人家族であれば、家具以外にも、家族の人数分の生活動線を考慮に入れなくてはいけません。
お子さんが小さい時は大丈夫ですが、成長するに従い、一人の人間に必要なスペースは大きくなっていくでしょう。
また、それに伴い、荷物もどんどん増えて行くもの。子供が大きくなった時には、10畳サイズのリビング・ダイニングではきっと手狭に感じるはず。
10畳は3人家族、もしくは子供が小さい時の4人家族に向けた、リビングルームのサイズと言えるのではないでしょうか。
4人家族のリビングルームは、12畳から
一人暮らしやカップル、そして3人暮らしの方の、必要最小限のスペースを持ったリビングルームのサイズが分かったところで、4人家族ではどれほどの大きさが必要なのでしょうか。
子供が二人以上いる家庭では、子供部屋の確保も必要ですし、その大きさについても悩みどころ。
しかし子供部屋の大きさよりも、家族みんなが一緒に過ごすリビングルームにスペースが欲しいと思う方も多いのではないでしょうか。
こちらは約12畳のリビング・ダイニングを持つ間取りです。
これに家具を配置すると、このようになります。
ダイニングテーブルは150センチ X 90センチと、かなり大きめのサイズで、ソファも200センチ X 100センチと、3人掛けではとてもゆったりとしたサイズのものを配置しています。
これを見ると、12畳のリビングルームであれば、4人家族であっても大きめの家具置き、その周囲にも必要なスペースを取り、かつ解放感もあるゆとりあるレイアウト。
もちろん、子供が大きくなれば狭さを感じる事もあると思いますが、12畳が4人家族にとって、リビングルームの必要サイズを確保していると言えるのではないでしょうか。
リビングルームに解放感を求めるのなら、15畳が目安に?
各家庭の最小限のサイズをご紹介したところで、最後にリビングルームのスペースに、ゆったりとした解放感を求める方には、どんな大きさであれば良いのかご紹介します。
上記は約15畳のサイズのリビング・ダイニングを持った間取り。このサイズの部屋に家具を置いたレイアウトがこちらです。
こちらもソファ、ダイニングテーブルとともに、大きめサイズを配置したレイアウト。生活動線も大きなスペースを取れる事が分かります。
この大きさであれば、ソファやセンターテーブル、ダイニングテーブルのセットを置いても、狭さを感じる事はありません。
もちろん、ソファやテーブルを、もっと大きなサイズにしたり、キャビネットなどの家具を増やす事も可能です。
もしリビングルームには、何よりも広々とした空間を望むのであれば、部屋の大きさの目安は15畳から、というのを覚えておいて下さいね。
リビングルームに適したレイアウト
リビングルームに必要な家具の大きさ、そして生活動線のスペースを理解し、自分にぴったりなリビングルームの広さが分かったところで、最後の問題はリビングルームのレイアウト。
たとえ同じ家具を置いたとしても、部屋の印象は配置の仕方でイメージががらりと変わって来るもの。
リビングルームの大きさには満足しているけれど、どうも使いづらいと思ったら、配置換えの良いチャンスかもしれません。
あるいは、部屋のサイズに納得がいかない場合でも、使い心地や、見ためにもぐっと差が出るのはレイアウト次第です。
ここではリビングルームのおすすめレイアウト、そしてコーディネートをご紹介します。
自宅のリビングルームに今、あまり満足していない方は、参考になりそうなレイアウトやコーディネートからヒントをもらって下さいね。
ソファでリビングとダイニングエリアを分けるレイアウト
LDKがひとつの部屋となっている間取りの場合、どのように部屋にメリハリを付けるかは重要なポイントです。
住む人が動きやすく、かつ食事をする場所とリラックスするエリアのシーンを上手に区切る方法のひとつが、ソファを中央に置くレイアウト。
リビングルームにある程度の広さが必要になりますが、ソファサイドに最低60センチほどの動線距離を取り、ソファとテーブルの間にも一定のスペースを確保する事が出来れば、このレイアウトを楽しむ事が出来るでしょう。
部屋の中央にソファを置いて、メリハリを
ソファを部屋の中央に置き、シーンを区切ったコーディネートがこちらです。
ソファの長さと部屋の奥行きのバランスが上手にまとまっており、かつカラーリングの使い方も抜群。ラグを上手に用いて、部屋の空間を上手に使い分けているのが分かります。
ソファは厚み、大きさともにインパクトの強い家具なので、部屋の中央に置く場合は素材やサイズがとても大切なポイントに。
あまりに重厚なデザインや、強烈な色彩を使ったものは避けた方がベター。また、背もたれの高いハイバックソファよりもロータイプをおすすめします。
ソファを中央に配置して、開放感を
正方形に近いリビングルームの間取りでは、どこにソファを配置するかは悩みどころと言えるでしょう。
もし広さが充分にあるリビングルームであれば、こちらのコーディネートのように中央にソファを置いて、広さを存分に感じる事の出来るレイアウトがおすすめです。
ソファはつい壁に沿って置く事が多い中で、部屋の広さと空間、そして個性を感じさせるコーディネート。
家具の素材をまとめた事で、エアリーな雰囲気の中に自然のぬくもりを感じさせる、統一感のあるリビングルームになっています。
TVとソファを平行に置くレイアウト
リビングルームに多いかたちが、細長い間取り。窓がどこにあるかでソファのレイアウトは変わって来ますが、基本とも言える家具の配置法は長い側面にソファ、その対面にTVを置く方法です。
細長いかたちの部屋は、ともすると狭い印象を与えがちですが、こちらのレイアウトであれば、その長さを存分に生かし、中央にスペースを作る事で解放感を感じさせる雰囲気作りに役立ちます。
リビングルームの、奥行きの長さを生かそう!
こちらはリビングルームの入り口から、窓に至るまでの奥行きまでが長い間取りの存在感を、存分に生かしたコーディネート。
ソファからTVまでの距離も充分にあり、室内の縦のラインを強調し、実際よりも広く見せているレイアウトです。
リビングの入り口から窓までの視線もスムーズ、生活動線の空間もたっぷりあり、使い勝手が良く、居心地も良さそうなリビングルームが完成しています。
こちらのコーディネートのように、長い壁の側面を生かすには、家具も細長いフォルムのものがおすすめ。
ソファやTV台、センターテーブルも縦のラインが特徴的なデザインを用いた事で、より一層部屋に解放感を与えるコーディネートとなっています。
細長い間取りには、カラーリングのテクニックを利用して
こちらはリビングとダイニングが一体となっている、細長い間取りで狭さを感じさせないコーディネートです。
ベースカラーとなっている、光を互いに反射するホワイトカラーを中心に、白とマッチングするグレーやブラックを見事に生かしたカラーリング。
小さめのダイニングテーブルを配置し、ソファと対面にレイアウトした事で、生活スタイルの区切りもバッチリ出来ています。
リビング・ダイニングのようにふたつの動作を行う場所では、カラーリングのコントラストも忘れてはいけない重要なポイント。
ベースカラーにあったメインカラーや、アクセントカラーの色彩を上手に取り入れれば、スタイリッシュで空間がぐっと引き締まるに違いありません。
対面式ソファのレイアウト
海外のインテリア雑誌などで、よく見かけるのが対面式ソファのレイアウト。
ゲストが良く来る家庭であったり、食後は家族一緒にTVの前でのんびりとした時間を過ごしたい場合には、ピッタリと言えるソファ配置になるでしょう。
しかしソファは奥行き、長さ、幅も大きな家具。対面式ソファのレイアウトをトライする場合には、ある程度の大きさがリビングルームには必要と言えます。
もしソファを二つ置く事が出来ない場合は、シングル用のソファやアームチェアなど、デザイン性に富んだものを対面に置くのも素敵です。
部屋のサイズを良く考慮し、メインソファとマッチするものを選ぶよう心がけましょう。
スリムなソファを活用!
こちらはスリムなタイプのソファをふたつ、対面式に配置したコーディネート。
スッキリとしたフォルム、スタイリッシュなデザインのソファを選んだ事で、大きく存在感のあるソファを置いても、狭く見えていないところがポイントです。
どの家具も、ロータイプを用いた事で、天井までの空間を感じさせ、広く見える視覚効果も抜群。
4人家族など、人数構成の多い家では、ソファの選び方や配置にも悩む事が多いはず。
家族全員が座れるソファが欲しいけれど、部屋が狭く見えてしまうのも困る…。
対面式のレイアウトを試みる場合、ソファはデザイン、かたち、大きさもさまざまなものが出ているので、出来るだけ広く見せてくれる色彩や素材、フォルムを選んでみるようにしてみましょう。
一人暮らしやカップルにおすすめ!
一人暮らしやカップルで住んでいる方でも、ゲストが来た時はソファに座ってゆっくりと過ごしたい、と思う方もきっといるはず。
しかしリビングルームのサイズを考えると、なかなかふたつのソファを置く事が難しい場合もありますよね。
そんな時は、ソファの対面におしゃれなチェアを置くスタイルをおすすめします。
こちらは二人用のコンパクトなソファの前に、ラタン製のエレガントなチェアを配置。部屋のスペースを取ることなく、追加のシッティングエリアを作る事に成功しています。
ラタン製であれば存在感も軽く、見た目も爽やか。あとひとつ、追加にソファが欲しいけれど、スペースで悩んでいる方におすすめのコーディネートです。
L字型ソファのレイアウト
ソファひとつでは物足りなく、ふたつのソファを置くにはスペース的には問題がある…。
そんな悩みを解決してくれ、かつリビングルームに独立した空間を作り上げてくれるのがL字型ソファです。
大きさも一人用から5人家族にも対応してくれる大型サイズまで、好みのシェイプやサイズを選べるところが魅力的。
L字型ソファに決まったレイアウトのルールはありません。壁に沿って配置して、部屋を開放的に使ったり、あるいは中央に置いてソファエリアの空間を作り上げたり。
ソファの存在を生かしつつ、自分の目的に合わせ、自在に置いて楽しみましょう。
壁に沿って、L字型ソファを置く
こちらは二面の壁に沿ってL字型ソファを配置したコーディネートです。
限りあるスペースをしっかりと使いこなしており、リビングルームのサイズに悩んでいる方におすすめのレイアウト。
ソファ前方に大きなスペースを作り、過ごしやすいリビングルームになっています。アクセントカラーのオレンジがポップで明るい部屋作りに大活躍!
L字型ソファの利点をバッチリ使いこなしたコーディネートです。
LDKに、独立したリビングエリアを作り上げる
こちらはダイニングとリビングがひとつに納まっている部屋の中に、L字型ソファを使って部屋を分けたレイアウトです。
L字型ソファのカラーに合わせて、ふたつのエリアの家具も見事にマッチ。
また、ダイニングテーブルのフォルムを、ソファに合わせてスリムなかたちにした事で、室内に統一したラインが生まれ、広さを感じさせるコーディネートとなっています。
家族の人数が多い場合、ソファとダイニングテーブルの組み合わせを間違うと、圧迫感を感じる事も。
そんな時にきっと参考になるコーディネートです。
リビングルームの広さを生かしたレイアウト&コーディネートを
リビングルームはその家の中心、住まいの顔と言っても良いエリア。
家の中でいる時には、一番くつろぐ場所であるだけに、どれぐらいの広さを選べば良いのかが、大切な問題となってきます。
リビングルームの広さは、家を決める際の最重要事項とも言えるでしょう。そしてメインファニチャーのソファの配置には、誰しもじっくり時間をかけて決めたいもの。
これから家を探す時に、リビングルームの広さで悩んでいたり、今のリビングルームの使い心地をワンランクアップしたい時は、是非今回の記事を参考にして下さいね。
マンションサプリ 編集部 - 2017年07月09日