マンション評論家のマンションマニアです。
読者様にわかやすく、そして楽しく読める記事をお届けしていきますのでよろしくお願いいたします。
第一回は『自宅の価値を知っておきましょう』です。
これはすでにマンションを購入している方、これからマンションを検討する方の双方に関係することです。
まずはすでに購入している方ですが、自宅の価値を知っておくメリットはいくつかあります。
3400万円(資産価値)-3000万円(残債)=400万円(プラス分)
400万円(プラス分)-110万円(仲介手数料)=290万円(プラス分)
となります。万が一売れば約300万円戻ってくるということで精神的にもゆとりができるでしょう。
2600万円(資産価値)-3000万円(残債)=△400万円(不足分)
△400万円(不足分)-100万円(仲介手数料)=△500万円(不足分合計)
となり、自宅を売るときには手持ち資金500万円が必要だということがわかります。
ただ、毎日のように資産価値を気にする必要はありません。
年に一度『健康診断』的な感覚で査定してみればいいのです。
机上でもかまいませんし、より詳しく知りたければ訪問査定をすればいいのです。
「査定=契約」ではありません。当然営業さんもお仕事ですから『売りましょう』と言ってくるでしょう。
それでも売る気がなければ『本当に売ることがきたら御社にお願いします』と断ればいいのです。
それで嫌な顔をするのであれば本当に売却する際に選ばなければいいだけですから。
次にこれからマンションを購入する方は、そのマンションが○○年後にいくらくらいの価値になっているのかを調べておきましょう。
そうすることで将来売却することになった際に『こんなはずでは!』と腰を抜かすことがなくなります。
ではどのようにして将来の価値を調べればいいのか?簡単ですよ!同類のマンションの売り出し価格を確認すればいいのです。
購入しようとしているマンションの近くには同類の中古マンションがありませんか?それがおおよその将来の価格です。
『いや~同類のマンションが売りに出ていないよ~』そこでマンションマーケットさんのような
データベースを公開しているサイトを活用してしまえばいいのです!過去の売り出し事例が出ているので調べるのが楽なのです。
ただ、注意してほしいことが2点!
あくまで今の相場観ですから景気が変われば当然ですが将来の価値も変わりますし、隣り合っていたとしても管理体制やブランド力で大きな差がでることがあります。 もう一つはあくまで売り出し価格であり成約価格ではないことです。この2点を理解したうえで見る分には相当程度役に立つサイトです。
次回は中古マンションを買う際と、自宅マンションを売却する際に注意すべき点をお伝えいたします。
マンションの売却価格をより詳しく知りたい方、具体的に売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
カジュアルに査定額を知りたい方へ