年末年始の住まい探し 現在のマンション市況と新築プレミアム【マンションマニア】

次に新築プレミアムについてです。新築プレミアムとは新築という価値に払うお金を現した言葉です。マンションに限らず新しいという価値に対してお金を払うのは当然なわけですがマンションに関しては高額な買い物ですからその金額もより大きくなります。先日読者様からのリクエストで某新築マンション(以下A)を見学したのですが新築プレミアムは70㎡のお部屋で約1000万円でした。その根拠はAの隣にある築1年の築浅中古マンションが同条件のお部屋で約1000万円安く取引されているからです。つまりはAを購入した場合、入居と同時に約1000万円価値が下がります。頭金が1000万円未満の場合は売るに売れない状態となってしまいます。ではAは売れていないのか?いや、売れています。それだけ日本人は新築好きであるということでしょう。リクエストいただいた方に同様のことを説明しましたが最終的にAを購入しました。私の話を聞いて逆に納得されて「1000万円の差で新築に住めるなら安いもんです」と話してくれました。

お金のことだけを考えればAの隣にある築1年の中古マンションを購入したほうがいいのですがそちらを購入して奥様に一生「新築がよかった」と愚痴られるくらいなら1000万円はお安いものですね。満足度を優先したほうが家族が幸せになれるのか?お金のことを優先したほうが家族が幸せになれるのか?ご家族で話し合い前者が幸せと思うならば私は背中を押します。ただし、万が一の際に売れない状態は好ましくありませんから新築プレミアム分は頭金を入れるようアドバイスしています。

来年は竣工した状態、いわゆる【現物販売】が多くなります。これは来春入居の新築マンションにおいて竣工前完売が難しい状況が多く見受けられるからです。【少し価格が高くても現物のグレードが高ければ売れる、逆に現物のグレードが低ければ価格が安くても売れない】と物件によって売れ行きに大きな差がでるでしょう。現物となれば完成予想図と違いお化粧できませんからいくら安くても各所にコストカットが見えてしまえばエンドユーザーの購入に対する熱は下がります。逆に少し高くても現物の素晴らしさに魅力を感じれば購入したい熱がでてきます。来年の物件レポート記事では現物紹介が多くなるかと思われますから検討者様が現物を見てどう感じたかなどもご感想いただければ幸いです!

マンションサプリ内での記事は年内最後となります。今年も多くの方にご覧いただき大変嬉しく思います。本当にありがとうございます!

2017年も皆様のお役にたてるよう努力いたしますので引き続きよろしくお願いいたします。

執筆者:マンション評論家 マンションマニア(外部サイトへ移動します)

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