不動産業界に新風を吹き込む技術とアイデアを「不動産ベンチャーコンテスト」

不動産業界に新たな風を吹き込む、新しい企業を発掘すべく開催された「不動産ベンチャーコンテスト」。
2016年6月15日東京ビッグサイトでの住宅イベント「賃貸住宅フェア2016」にて開催され、5つのベンチャー企業が名乗りを上げました。
1社5分という短時間のデモンストレーションで、それぞれ革新性のある不動産サービスを紹介。驚きのアイデアや日本初の試みのサービスなどが飛び交う、不動産ベンチャーコンテストの内容を紹介していきます。

1.株式会社Z-WORKS(kim副社長)

株式会社Z-Works (ジーワークス)はIoTプラットフォームz-works.io クラウドサーバーを開発、運用するソフトウエア会社です。
さまざまな民泊問題を解決できる「Z-Works民泊ソリューション」について紹介します。

Z-Works民泊ソリューションの中で最も重要デバイスである、「DANALOCK」は世界で最も普及している無線規格「Z-Wave」を利用した日本初上陸のスマートロックです。スマートフォンアプリと連携することによって手軽に民泊入居者の状況を把握することができるのです。

DANALOCKを利用するメリットに関しては、次のようなものがあります。

1.民泊入居者には電子キーを渡すので鍵が不要
鍵のコピーを防ぐことができるだけでなく、スマホによる電子キーなので鍵の受け渡しが不要になり、時間短縮につながります。

2.Airbnbと連携していることで予約情報にアクセスできる
Airbnbとは、空き部屋を持つ「宿泊提供者」と、宿泊場所を求める「旅行者」を結ぶサービス。このサービスと連携することによって、スマートフォンアプリから簡単にさまざまな予約情報をチェックすることができるのです。

3.スマートフォンから遠隔で施錠が可能なので、締め忘れてもスマホで施錠ができる
万が一入居者が閉め忘れた場合に、スマートフォンから遠隔で施錠が可能。空き巣被害を防ぐことができ、わざわざ現地へ訪れてカギを締める必要がなくなります。

4.スマートフォンに鍵の閉め忘れの通知が入る
入居者がカギを閉め忘れた場合には、スマートフォンアプリから通知が入るので、気が付いたその場ですぐに施錠することができます。

様々なセンサーと連携させることにより、不測の事態を完治し未然に防ぐことができる
人感センサー、フロアセンサー、火災探知機、スモークセンサー、ドアセンサーなど多種多様なセンサー群とワイヤレスネットワークでつながり、犯罪や事故を未然に通知し、防ぐことが可能になります。

Z-Works民泊ソリューションを使用することで、民泊を安全に便利に運営することができるのです。

2.ラッキーバンクインベストメント株式会社(田中翔平社長)

ラッキーバンクインベストメント株式会社

ラッキーバンクインベストメント株式会社は不動産を担保にしたソーシャルレンディング「Lucky Bank」を展開している会社です。「Lucky Bank」の投資実行から投資回収までの仕組みについて簡単に説明します。

投資実行時、投資家がLucky Bankへ匿名組合出資契約に基づき投資を行い、Lucky Bankが不動産会社に貸付を行います。その後、不動産事業者が物件の売り手に購入代金をお支払いし、物件の売り手は不動産事業者に不動産を引き渡し。そしてLucky Bankが不動産に担保設定をするのです。

投資実行期間中、不動産事業者はLucky Bankに毎月、借入元本と利息をお支払い。Lucky Bankは投資家に毎月収益を分配いたします。投資元本回収時にはLucky Bankは不動産の担保を解除。不動産事業者は物件の買い手に不動産を引き渡します。その際に不動産事業者は物件の買い手から売却代金を受け取り、Lucky Bankに借入元本と利息をお支払いします。そして投資家にLucky Bankから投資元本と収益を回収することになるのです。

リスクの高い投資とは違い、保全性が高い投資をできるのがLucky Bankの魅力。初心者でも比較的手軽に利用できる投資サービスなのです。

3.株式会社スマサポ(小田慎三社長)

株式会社スマサポでは、マンションロビーにデジタルサイネージを設置し、広告収益を得るという画期的なサービスを展開しています。(サービスの詳細についてはこちら
マンション入居者が帰宅すると、AIBセンサーが反応しサイネージに広告を配信。また、マンション入居者は弊社独自のアプリをインストールしておくことによって、スマートフォンにスマサポからのニュースやお知らせを受け取ることができるのです。

デジタルサイネージとスマサポ、さらに「AI Beacon」を取り入れることでマンションオーナーや入居者に様々なメリットをもたらします。
この「AI Beacon」は、アプリを介したデータを蓄積、分析することによって入居者の趣味趣向を予測するため、より良い情報配信サービスを提供することができます。

「デジタルサイネージ」「スマサポアプリ」「AI Beacon」を利用することによって得られる収益は3つ。
1.動画広告収益
2.物販サービス収益
3.アプリ内広告収益

さらに、これらの広告収益は管理会社とマンションオーナーに還元致します。入居者にはアプリがインストールしたくなるよう、地域情報や災害情報なども今後盛り込んでいく予定です。入居者にもオーナーにもメリットが多いこのサービスを全国のマンションに広げていきたいと思っております。

4.アクシスモーション株式会社(田中祥司社長)

アクシスモーション株式会社では、不動産業界専門のクラウドソーシングサービス「PMアシスト」を提供しています。弊社独自のアプリを使用し、不動産業務で発生するやり取りが、クラウド上で全て可能になるサービスなのです。
賃貸物件の清掃、地域の現地情報調査、空室巡回、物件の写真撮影など、不動産の様々な業務を低コストでPMアシストに受託することができるのです。
PMアシストを利用することで不動産業界にどうメリットがあるのかを説明していきます。

1.不動産管理会社、不動産オーナーがPMアシストに業務を委託できる
2.スマホアプリからレポートの入力ができる
3.作業現場を地図上でリアルタイムに閲覧可能
4.修理や入居などの日程情報がスマホから確認できる
5.業者や担当者別の業務指数を自動分析

不動産業務をクラウド上で行うことで、不動産業務に多いトラブルを回避することが可能になります。
PMアシストに受託された業務は、PMアシストのアシスタントに業務を依頼。アシスタントには地域の主婦などが登録しています。
アシスタントに適切な報酬をお支払いすることでPMアシストは副業としても成り立つサービスになっているのです。

不動産管理会社や不動産オーナーは、低コストで業務を委託することができるだけではなく、きちんと研修を行ったアシスタントの業務により、クオリティの高さも実現。
PMアシストはスムーズな不動産運営をサポートすることができるのです。

5.株式会社ターミナル(中道 康徳社長)

株式会社ターミナル(中道 康徳社長)では、不適切な不動産物件情報の適正化を支援する「data terminal」を展開しております。
「data terminal」とは、不動産情報サイト向けのコンテンツ・フィルタリング・ソリューションです。インターネット上で公開されている不動産物件情報から、不適切な情報を検知し、誤入力された情報を補正。さらに、閲覧しやすくするために、複数の不動産物件情報を一つにまとめる「名寄せ」の精度改善機能を備えたシステムです。

インターネット上で公開されているものの、取引できない賃貸物件も存在します。中には意図的にお得な物件を掲載し、お客様を引き込んでいるという不動産事業者が存在しているのが現状です。「data terminal」はそういった取引できない誤情報の公開を防止することができます。

また、この「data terminal」の要素技術を応用した「data terminal light」を開発しました。「data terminal light」は、賃貸物件を不正注文詐欺(空室詐欺)被害から守ることができるシステムです。
ECサイトで発生している不正注文詐欺被害。これは、不正に入手したクレジットカード情報を利用し、他人になりすまして空き家に商品を発送するように指定。空き家前で宅配を受け取ることで、自分の住所を知られずに不正に商品を購入することができます。
そのため、荷物の送付先として賃貸物件の空室が悪用されています。大切な賃貸物件を犯罪に利用されないよう弊社へ物件提供することで賃貸物件の空室へ不正購入した商品の発送を防止することができます。
現在、複数のECサイトへ導入とテスト行っており、製品化によって賃貸物件を詐欺被害から守ることが可能になるのです。

弊社のソリューションを導入することで「情報の適正化」「信頼回復」「詐欺防止」の効果を得ることができます。
不動産情報取り扱うの事業者の方には、ぜひ積極的に取り入れてほしいシステムとなっております。

1 2