中古マンション味方!?「リフォームローン」とは?

一度は憧れる夢のマイホーム。これから購入する人、ようやく念願叶って手が届いた人などさまざまだと思います。ですが、何年、いや何十年ものローンを組んでマイホームを購入しても、それでゴールではありません。住み続けていれば、いつか必ずメンテナンスが必要になります。住宅のリフォームには数十万円から内容によっては数千万円もの大きな費用が発生するケースもあります。

こうしたお金を計画的に積み立てている方もいる一方で、メンテナンスのことは頭になかった!といざというときになって焦る方もいらっしゃるかも知れません。また、中古住宅を購入するとき、そもそもリフォームをしないと住むのが難しいという住宅もあります。

そんなとき、頼りになるのが「リフォームローン」です。リフォームローンとは、住宅の増築・改築や改装に必要な費用の一部または全額について、金融機関から融資を受けることが出来る住宅ローンの一種です。そのリフォームローンですが、金融機関によって内容に違いがあったり、住宅ローンの一種でありながら独自の注意点などもあったりします。そこで、当コラムでは、リフォームローン商品のランナップをはじめ、覚えておくべき審査基準、リフォームローンならではの注意点について解説していきたいと思います。

各金融機関が扱っているリフォームローン商品

まず、各金融機関が扱うリフォームローンをいくつかご紹介していきます。いずれも独自のメリットを持つローン商品ですので、参考にして頂ければと思います。

三菱東京UFJの「ネットDEリフォームローン」

インターネットの申込みで最短即日に審査回答が得られる、三菱東京UFJの「ネットDEリフォームローン」。三菱東京UFJの住宅ローンを利用している人は、年利2.375%と通常金利から−0.5%優遇されるので、三菱東京UFJを利用している人は第一候補に上げても良いでしょう。また、エコ機器の導入や住宅のバリアフリー化で年利2.49%になるなど、金利優遇制度がありとてもお得です。

さらに、三菱東京UFJのリフォームローンの便利なところは、住宅の増築・改築だけでなく、エコ機器の導入やセカンドハウスの購入にまで使えるという点。リフォームだけでなく、幅広い用途に使えるのは嬉しいですね。借入後のさらなる負担が心配という人にとっても、保証料や事務手数料込み、繰上げ返済は無料の「ネットDEリフォームローン」なら安心して利用することができそうです。三菱東京UFJの借入期間は6ヶ月以上15年以内、借入金額は50万円以上1,000万円以内。インターネットで申込み必要書類を郵送、Eメールで送られてくる契約書類に署名・捺印をして郵送するだけと、手続きも簡単です。

参考:三菱東京UFJ

イオン銀行の「リフォームローン」

来店不要で金利2.60%の固定金利、最大500万円まで借り入れできるのがイオンの「リフォームローン」です。郵送で申込み、審査を受けたのちローン契約書のやり取りをするだけで手続きが完了するため、気軽に利用できるのが嬉しいころ。それ以上に幅広く使えるのが、「ネットフリーローンフォームプラン」。家族のライフスタイルの変化に伴う間取りの変更や、リビング、バスルームなどの改装など、いざというときの強い味方になってくれます。

用途の変更は借入後でも可能なので、リフォーム内容が急遽変更になったりしても安心です。「ネットフリーローン リフォームプラン」の金利は固定で年4.8%〜年13.5%、借入期間は1年以上8年以内です。借入金額300万円までは収入証明書が原則不要なのも手軽さという点ではポイントが高いですね。

参考:イオン銀行

みずほ銀行リフォームローン

「みずほ銀行リフォームローン」の特徴の1つ目は、最大500万円、最長15年まで利用可能である点。2つ目は、「みずほ銀行リフォームローン」を利用することで地球温暖化防止活動に貢献できる点です。これは、リフォームローンの契約1件ごとにみずほ銀行が1.4トンに相当するCO2排出権を購入して国に寄付するもの。リフォームローンを借り入れることで間接的にエコ活動を行うことができるなんて、素晴らしいですね。CO2の排出権購入はみずほ銀行が行うので、ローンの借入者には一切負担はかかりません。

また、複数の金利特典も魅力。環境に配慮するタイプ、あるいはバリアフリーのためのリフォームに利用するのであれば、年0.1%の金利引き下げがあります。みずほ銀行で証書貸付を利用したことがある人も同様の金利優遇を受けることができます。

また、みずほ銀行の住宅ローン利用経験があれば、リフォームローンに代えて無担保多目的ローンを利用することも可能です。パソコンからの申込みなら来店不要で借り入れできるのも便利な点です。

参考:みずほ銀行

住宅金融支援機構の「リフォーム融資」

バリアフリー化と耐震改修工事、2つの用途に限り利用可能なのが、こちらの住宅金融支援機構の「リフォーム融資」。このリフォームローンは、通常の増改築工事や修繕工事のみには利用できないのが他のローンと違う大きな特徴なので、利用に当たっては注意が必要です。満60歳以上の高齢者がバリアフリー工事等を行うにあたっては、高齢者向け返済特例制度が適用されます。通常ではなかなか融資の審査が下りにくい高齢者の方でも利用できる点が嬉しいですね。

「リフォーム融資」が利用できるのは自分で住むための住宅の工事についてのみですが、耐震改修工事で親族が居住する場合やセカンドハウスに融資が必要な場合は「住まいひろがり特別融資」という制度が利用できます。融資額は用途によっても異なりますが、どちらも基本融資額1,000万円か、高齢者住宅財団が保証する限度額または工事費の80%、これらのうち低い方の額が適用されます。

参考:住宅金融支援機構

住宅ローンとリフォームローンが一体型になった商品

ここまではさまざまなリフォームローンをご紹介してきましたが、いずれもリフォームローン単体の商品ばかりでした。ここからは、住宅ローンと一体型になったリフォームローンをご紹介します。住宅ローンとリフォームローンの一体型は、主に中古住宅の流通促進のために存在するもので、中古住宅・マンションを購入する際の住宅ローンとリノベーションにかかるリフォーム費用への融資を同時に受けることができるものです。住宅の購入とあわせてリフォームを考えている方におすすめの住宅ローン一体型リフォームローン。実際、これが活躍するシーンも多いと思います。では具体的にはどんな商品があるか見ていきましょう。

イオン銀行「フラット35(リフォーム一体型)」

中古住宅の購入時に行う代金とリフォーム工事の費用に対して融資を受けられるイオン銀行の「フラット35(リフォーム一体型)」。1度の手続きで住宅購入とリフォームのローンを利用できるのって便利ですよね。ただし、「フラット35(リフォーム一体型)」の使用用途は中古住宅の購入とそれに併せて行うリフォーム工事に限られるので注意が必要です。

また、購入金額とリフォーム工事費の合計額は1億円以下までといった制限もあります。借入額は100万円以上8,000万円以下。金利は、借入期間や融資率によって異なるものの、全期間を通して固定金利なのは安心です。イオン銀行の「フラット35(リフォーム一体型)」利用の流れは、仮申込みから融資の審査を受け、中古住宅の代金決済、リフォーム工事を経てリフォーム工事の代金決済をする時点で資金を受け取ることになります。

参考:イオン銀行

ARUHI「ARUHIフラット35(リフォーム一体型)」

上で見たイオン銀行の「フラット35」と同じように、中古住宅の購入代金とリフォームにかかる工事費用を一緒に借り入れたいという人のための住宅ローンとリフォーム一体型ローンがARUHIの「ARUHIフラット35(リフォーム一体型)」です。

「ARUHIフラット35(リフォーム一体型)」では、一例として融資比率が中古住宅購入のための費用とリフォームのための費用の合計額の9割以下の場合、返済期間15〜20%で年利1.210%、21〜35年で1.480%の固定金利で融資を受けることができます。中古住宅を購入する際の資金とリフォームの一時金としては「ARUHIフラットつなぎ」を利用することができるので、物件の引き渡しまでスムーズに行うことができ安心ですね。ちなみに、「ARUHIフラット35(リフォーム一体型)」は融資の上限は8,000万円ですが、リフォームの工事内容や工事費に対する制限はありません。

参考:ARUHI

新生銀行「住宅ローン リフォーム」

リフォームローンは返済期間が短く金利も住宅ローンに比べて高いのが特徴です。新生銀行の「住宅ローン リフォーム」は、住宅金融支援機構が民間の銀行などと提携して商品化している「フラット35」と同じように、リフォームローンの返済期間や金利を住宅ローンに合わせることができ、月額の返済額も少額で済むのがポイント。また、新生銀行の「住宅ローン リフォーム」なら担保評価額にリフォーム金額を最大で100%加えることができることも大きなポイントですね。

中古住宅の購入時はリノベーション費用も頭に入れておかなければいけませんが、新生銀行のこのプランならリフォームローンも手軽に組むことができそうです。なお、新生銀行の住宅ローンは借り換えが可能。別の金融機関で住宅ローンを組んでおり、リフォームローンについては新生銀行にしようか…と考えている人は、リフォームローンを契約する機会に住宅ローンも新生銀行に統一してしまうということができます。

参考:新生銀行

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