【品川区】タワーマンション価格上昇率ランキングベスト10

品川区
昨年から話題になっていた中古マンション価格の高騰も落ち着き、「そろそろ頭打ちか・・・?」と思われている方も多いのではないでしょうか?とはいえ、まだまだ読めない中古マンション市場。

そこでマンションサプリでは、今回、品川区のタワーマンションと呼ばれる20階以上の高層マンションに絞り、マンションスコアのより算出した、平米単価の上昇率が高かったマンションをランキングにしました。
1年でどのマンションがどれほど価格上昇したのかを早速チェックしていきましょう。

※このデータは、マンションマーケット(※1)が独自に算出したマンションスコアの2015年8月と2016年8月の相場価格の平米単価を比較し、価格上昇率を算出したものです。(2016年9月16日時点)

※1マンション相場情報サイト「マンションマーケット」:https://mansion-market.com/
全国約10万棟のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場等を公開しています。

第1位 プラウドタワー高輪台

プラウドタワー高輪台
<平米単価の推移>
2015年8月時点:113.1万円(坪単価:373.9万)
2016年8月時点:134.3万円(坪単価:443.9万)
<上昇率>
119.0%プラウドタワー目黒

第1位は「プラウドタワー高輪台」です。高輪台のランドマーク的マンションで、広々とした敷地には、緑を多く使用しており、癒しを与えてくれます。

2015年9月から相場が高騰しているプラウドタワー高輪台。2015年末まで上昇を続けていましたが、その後、下降傾向が見え始めます。今年の5月頃までは高水準を保っていたものの、現在は下落を続けています。下落傾向にあるものの、2015年の価格高騰の名残から、見事、上昇率第1位にランクインしました。

第2位 ジェイタワー西大井

ジェイタワー西大井
<平米単価の推移>
2015年8月時点:70.5万円(坪単価:233万)
2016年8月時点:82.2万円(坪単価:271.7万)
<上昇率>
117.0%ジェイタワー

第2位は「ジェイタワー西大井」です。JR横須賀線「西大井」徒歩1分の利便性抜群の立地している地上28階建てのタワーマンションです。駅前ショッピングセンターに直結していて、雨に濡れることなく、買物や外食が出来ます。また、徒歩2分の場所に西大井公園があり、保育園や小学校も充実しており、子育てにも最適の環境です。

平米単価の動きを見てみると、2013年までは下降していましたが、2014年以降は全体的に上昇の傾向にあります。しかし短期間での価格の上下が多く、あまり価格が安定しているとは言えません。2016年8月時点では過去最高の82.2万円を記録していますが、過去の価格推移から予想すると、今後もこの価格をキープすることは難しいかもしれません。

第3位 パークタワー目黒

パークタワー目黒
<平米単価の推移>
2015年8月時点:146.4万円(坪単価:483.6万)
2016年8月時点:170.5万円(坪単価:562.9万)
<上昇率>
116.4%パークタワー目黒

第3位の「パークタワー目黒」は目黒駅徒歩1分の好立地。分譲住宅、オフィス、店舗から構成される地上28階建ての複合ビルです。コンシェルジュサービスはもちろん、ゲストルームやシアタールームなどの共用部で居住者に上質な生活を提供します。

平米単価は、2015年10月~11月にかけての価格上昇があって以来、ここ数か月は約170万円でキープしています。比較的相場が安定しているマンションといえるでしょう。

第4位 ラプラースウエスト

ラプラースウエスト
<平米単価の推移>
2015年8月時点:72.7万円(坪単価:240.4万)
2016年8月時点:81.5万円(坪単価:269.5万)
<上昇率>
112.0%ラプラースウエスト

第4位は「ラプラースウエスト」。2004年にできたマンションで、築浅マンションとは言えませんが、徒歩圏内には都内最大級の広さを誇る大型商店街、戸越商店街があり生活至便な環境と言えます。

当初、65万円~70万円の間だった相場が、約築10年が経過した2014年9月を機に、上昇の兆しを見せ始めます。その後、徐々に価格を上げ、2015年の夏頃から価格の上昇がさらにすすみ80万円を超えました。その後、大きく価格を下げることなく、112%の上昇率となりました。

第5位 品川シーサイドレジデンス

品川シーサイドレジデンス
<平米単価の推移>
2015年8月時点:66.4万円(坪単価:219.2万)
2016年8月時点:72.1万円(坪単価:238.1万)
<上昇率>
108.6%品川シーサイド

第5位は「品川シーサイドレジデンス」。運河にほど近い場所に建つ総戸数423戸の大規模レジデンスです。大きな特徴は共用施設。シーサイドカフェやキッズゾーンなど、ファミリー層も嬉しい施設が整っています。

平米単価に関しては、2012年から2013年にかけて急落していますが、その後すぐに回復しています。それ以来、大幅な下落はなく落ち着いており、直近1年で緩やかに上昇傾向にあります。

第6位 シティタワー大崎ステーションフロント

シティタワー大崎ステーションフロント
<平米単価の推移>
2015年8月時点:87.8万円(坪単価:290.1万)
2016年8月時点:94.9万円(坪単価:313.5万)
<上昇率>
108.0%シティタワー大崎

ブリリア大井町ラヴィアンタワーと並んで第7位だったのは「シティタワー大崎ステーションフロント」。
住友不動産が展開する高級分譲マンション「シティタワー」シリーズです。充実したセキュリティ設計はもちろん、コンシェルジュフロントがあり、暮らしをサポートする細やかなサービスを提供してくれます。

過去6年間の平米単価の動きを見てみると、2011年の後半から下降が始まり、2012年末に70万円まで盛り返しできないまま下降を続けていました。しかしその後ゆるりと回復を始め、現在は約95万円で落ち着いています。

第7位 ブリリア大井町ラヴィアンタワー

ブリリア大井町ラヴィアンタワー
<平米単価の推移>
2015年8月時点:94.4万円(坪単価:311.6万)
2016年8月時点:101.9万円(坪単価:336.8万)
<上昇率>
108.0%ブリリア大井町

第7位は「ブリリア大井町ラヴィアンタワー」です。所在はJR京浜東北線、りんかい線、東急大井町線の3路線が利用可能な大手町。周囲は高層の建物が無いため、室内からは開放感溢れる眺望を望めます。都心の夜景を楽しむナイトラウンジや、明るい色調で統一したブランチラウンジ、リラクゼーションジムなどの共用施設が豊富にそろっているのが特徴です。

平米単価をみてみると、今年に入り緩やかな価格の上昇をつづけている模様。本ランキングにランクインしているマンションでも、最近では価格が下降気味なものが多い中での価格上昇、今後の動きに注目ですね。

第8位 ルサンク大崎シティタワー

ルサンク大崎シティタワー
<平米単価の推移>
2015年8月時点:97.1万円(坪単価:321.1万)
2016年8月時点:103.2万円(坪単価:340.9万)
<上昇率>
106.3%ルサンクシティタワー

第8位の「ルサンク大崎シティタワー」は、大崎の再開発エリアにある総戸数254戸で27階建ての大規模マンションです。共用施設としてロビーラウンジやスカイラウンジ、ゲストルームを用意しています。

平米単価の動きを見ると、2013年頃から全体的に緩やかな上昇をしていました。しかし今年に入り、わずかですが価格が下降気味に。今後、盛り返すことができるのか要チェックです。

第9位 ライオンズタワー目黒川

ライオンズタワー目黒川
<平米単価の推移>
2015年8月時点:98.8万円(坪単価:326.4万)
2016年8月時点:103.6万円(坪単価:342.6万)
<上昇率>
104.9%ライオンズタワー目黒

第9位は「ライオンズタワー目黒川」です。
桜の名所としても有名な目黒川沿いに位置する、2013年にできた築浅マンションです。近隣にはイオン系のスーパーが2件あり、毎日のお買い物にとても便利です。

平米単価を見ると、売り出された当初は平米単価が90万円を切っていました。しかし、2014年末頃におよそ100万円まで価格が上昇します。その後も大きく価格を落とすことなく徐々に価格を上げ、2016年8月の時点で103.6万円となっています。

第10位 シティテラス大井仙台坂ヒルトップガーデン

シティテラス大井仙台坂ヒルトップガーデン
<平米単価の推移>
2015年8月時点:95.9万円(坪単価:317.3万)
2016年8月時点:99.3万円(坪単価:329万)
<上昇率>
103.5%シティテラス大井仙台

第10位は「シティテラス大井仙台坂ヒルトップガーデン」です。
2012年に建てられたシティテラス大井仙台坂ヒルトップガーデンは、総戸数132戸の大規模マンションです。24時間セキュリティシステムやダブルオートロックシステムなど、防犯対策もしっかりされています。

平米単価の動きをみると、2012年12月に建てられてから約1年後の2013年末から上昇を始め10万円ほど高くなりました。しかし2014年3月頃に頭打ちとなり、その後は下降しています。とはいえ大幅な価格の下落はなく、平米単価95万円前後で安定しています。今年7月から再び価格が上昇を始めましたが、2014年ほどの盛り上がりではなく、現在は約100万円をキープしています。

まとめ

品川区の価格上昇率ランキング、いかがでしたか?目黒や大崎エリアが目立つランキングでしたね。
また、築浅マンションの価格上昇だけでなく、築10年を超えるマンションもランクインしており、古いマンションでも条件によっては価格の上昇が見込めることが分かります。

しかし、2015年6月と2016年6月を比較した「江東区のタワーマンション価格上昇率ランキングベスト10」第1位の上昇率129%ほど高い数値は今回出ていません。

エリアによっても価格上昇率の大小の差はでてくるので、今後も東京の主要エリアをチェックしていこうと思います!

- 2016年09月16日