築地市場の移転で人が流れてくる
中央区の築地市場の移転先として2015年度に江東区豊洲に開業する新市場の敷地内に、年間420万人の来場を見込む一般向けの大型観光施設がオープンするようです。
新施設「千客万来施設」は、現在の築地の「市場ならではの『にぎわい』を継承・発展させ、豊洲ならではの活気・にぎわいを創出する」のが目的とのこと。延べ床面積はなんと約1万9900坪!!(2万坪っていったいどれくらいなのでしょうか…想像できません)そんな新施設のポイントは以下の3つ。
- 「食の魅力の発信」
- 「観光客を引き付ける」
- 「市場関係者の活性化に貢献」
具体的な計画では、
- 『豊洲』場外市場:約140の専門店舗が集積
- まんぷく市場:1000席を準備するフードコート
- 調理器具市場:日本と世界の調理器具を販売
- 匠いちばん市場:日本の伝統ものづくりの技術の紹介・体験施設
- 首都圏最大級の温浴施設:東京湾岸エリアの眺望を楽しめる
- その他:市場関係者向けの託児所やクリニックなど
市場をテーマパーク化するようですね。首都圏近郊の方はもちろん、日本全国から多くの観光客が押し寄せてくることは間違いありません。
観光地になっている??
ららぽーとのイメージはすでに浸透してかと思いますが、他にも、まだまだあります。
例えば、2012年に誕生した「WILDMAGIC」は、スカイツリーや東京タワーを見ながらアウトドアが体験できます。手ぶらで行って気軽に本格的なBBQが出来ると好評のようです。シーズン中はけっこう混んでいるそうです。
他にも、音楽とフットボールが融合する新しいスポーツエンタテイメント施設「MIFA Football Park 新豊洲(仮称)」が2014年6月にオープンする予定です。
都内では珍しい40m×60mのジュニアサイズのサッカーコート1面または、フットサルコート3面としても利用可能なコートを完備しているよう。子どもたちを対象とした音楽ライブとフットボールを楽しむイベントを開催するなど、音楽とフットボールを通じたコミュニケーションの場になるようです。運営するのは、ミスチルの桜井和寿とGAKU-MCらしいので、そこも楽しみにしたいところですね。
交通の便が良くなる!
発展を見据えた計画ですね!延伸区間は豊洲―住吉間の5.2キロメートルで、途中で交差する東京メトロ東西線の東陽町駅と接続する駅を作る計画案。豊洲駅と東陽町駅、東陽町駅と住吉駅の間に一つずつ、新駅の建設も想定しているようですね。記事によると、
延伸区間に住む人口は29年までに現在の16万人から29万人に増加する見通し
とあり、単純に割り算すると、これから毎年1万人ずつ増える計算になります。すごい。
ますます発展する豊洲エリア。これからが楽しみなエリアです。
マンションサプリ 編集部 - 2014年05月07日