6畳ワンルームでもおしゃれな女子部屋に! インテリア実例集

6畳ワンルームに住む女子の中には、狭いという理由でチャレンジしたいインテリアを諦めている人はいませんか? ベッドを置いて、チェストやテーブル、椅子やソファを置いたら部屋はもういっぱい。
毎年増え続ける衣類や靴、バッグやコスメ、雑貨の類で部屋の中はいつも片付かない… ふと気が付けば寝るだけの部屋になってしまった、なんて場合も。

それでもBFや友達が来た時にばっちり見られてしまうサイズなのが6畳ワンルーム。たとえ理想通りの大きさの部屋でなくても、自分の好みにコーディネートできる一人暮らしのワンルームは大切なお城です。

センスとアイデアで上手くアレンジして、素敵なお部屋を作ってみましょう! ここでは家で過ごす時間が楽しくなりそうな、6畳ワンルームのおしゃれな女子部屋をご紹介します。

女子必見!6畳ワンルームのレイアウトのヒント

6畳というサイズだと、一番最初に気になるのは部屋のレイアウト。どこに何を置けば一番部屋が広く見えるのか、どうしたら過ごしやすい部屋になるのかは、誰もが悩むところですよね。

6畳の部屋は住居や地域によって縦・横のサイズはまちまちで、窓の大きさやドアの位置、キッチンやクローゼットの場所も異なります。よってどんな6畳でもこのレイアウトが正解! という答えは無いのですが、部屋を美しく見せるセオリーが存在します。

まず最初は一番の大型家具であるベッドを、その部屋に合った、自分の生活しやすい場所に設置してみましょう。それから部屋のキーポイントになる場所を見つけると、その他の家具の配置が分かってきます。

部屋のキーポイントとなるのは、ドアを開けたときと、ベッドに座ったときに最初に視線が行く場所です。ここが部屋の中心となっており、一番目に付く場所になります。

この場所はフォーカルポイントと呼ばれており、ここを「一番整頓しやすく、きれいに収納できる場所」にすると、いつでも部屋は美しい状態を保ちやすくなります。

たとえば整理整頓が苦手な方で、デスクの上は常にちょっぴり散らかっている、という方はデスクは中央に置かず、隅に配置。中央には収納のしやすい引き出し付きの家具を置き、上にはものをあまり載せないようにしましょう。

そうすることで、フォーカルポイントはいつもきれいな状態をキープでき、ゲストが来ても「片付いている部屋だ」という印象を与えてくれるでしょう。

目指すのはどんなインテリア?

洋服であればシンプルなカジュアル系や、キュートでポップなカラフルなもの、シックでアダルトな雰囲気などいろいろなタイプにチャレンジすることができますが、インテリアではなかなかそうもいかないですよね。

特に6畳サイズの部屋では、インテリアの方向性を決める必要があります。趣味がばらつきがちだと部屋の中がごちゃごちゃとした印象になり、小さなサイズの部屋がさらに狭く見えてしまう可能性も。

まず目指すインテリアのタイプを決めましょう。もし趣味が変わりやすい方は、家具はオーソドックスなタイプを選ぶようにすれば、テイストが変わっても小物を変えるだけで対応してくれるはず。

インテリアの方向性が決まったら、メインカラー、アクセントカラーを決めましょう。部屋のベースカラーになるものは、壁、そして床の色。これに合ったメインカラーを決めてから、アクセントカラーを選ぶことが失敗を少なくするコツ。

アクセントカラーにはメインカラーの反対色、あるいは類似した色を選ぶとメインの色と馴染みやすくなります。アクセントカラーを使うのは、全体の10%以内に収めるとバランスのいい部屋になるでしょう。

女子のあこがれ! ガーリーテイストでまとめたコーデ

子供のころから女子の大好きなカラーと言えばピンク。こちらはピンクを上手に使ったカラーリングが冴えてるキュートなコーディネートです。

微妙に異なるさまざまなピンク色を利用したこちらのコーデは、メインカラーとした清潔感のあるホワイトにもぴったりな色合いで、この部屋で過ごすだけで女子力がアップしそうな雰囲気。

壁にかけた大小さまざまな額縁も素敵なアクセントになっていますね。見せる収納としてのオープンラックも、かける衣類のカラーを選んだことで、すっきりとしたデコレーションになっています。

カラーリングに悩んだときはアクセントカラーの使い方の参考にしたいコーディネートですね。

シャープにキメる! ブラック&ホワイトのコーディネート

狭い部屋でも引き締まった印象を与えてくれるのが、ブラック&ホワイトのコーディネート。こちらは配色のバランスが素晴らしい、スタイリッシュなホワイトと、シックなブラックが綺麗にまとまったコーデです。

アクセントに使用したサインボードも部屋のメリハリを付けるのに大活躍! たくさんのクッションや、大きな面積を持つファブリックの使い方もおしゃれですね。

注意したいポイントは、強い主張を持つ色は、サイズの大きいものが部屋の中央にあると窮屈さを与えます。黒や赤など個性的な色合いをアクセントカラーに選んだときは、部屋の隅にその色合いをまとめると、逆に視線を集めてくれて、シャープに引き締めてくれるでしょう。

おしゃれさんこそ挑戦したい! ミックス・テイストのインテリア

おしゃれな人はさまざまなテイストの洋服もカッコよく着こなしてしまうもの。センスのいい人は色の組み合わせやコーディネート力に優れているので、インテリアだっていろいろなアイテムを使いこなして見事なディスプレイをしてしまいます。

こちらはヴィンテージな雰囲気が魅力的な、さまざまなカラーを見事にミックスしたコーディネート。下手をすると雑然とした印象になりがちな、スタイルが異なるアイテムを上手く取り入れ、センスの良さを感じさせる部屋になっています。

家具や飾った雑貨もそれぞれ違うタイプのものなのに、とてもバランスよく配置されていますね。

インテリア上級者でないと難しいコーディネートですが、おしゃれには自信があるという方に、是非トライして欲しいワンランク上のインテリアです。

モノトーンで大人女子の部屋へ

一人暮らしの部屋だからこそ、落ち着いたシックな雰囲気の中でプライベートな時間を過ごしたい方におすすめなのがモノトーンのインテリア。心を穏やかにさせる静けさを感じさせる色合いは、仕事で疲れた夜もストレスが知らずに解消できそうです。

こちらは優しいグレーとホワイトのバランスが心地よく、シンプルな家具も主張し過ぎず部屋を広く見せている素敵なコーディネートです。
ちょっぴり派手な色合いが部屋の中にあると疲れる、という方にはぴったりなカラーリングのモノトーン。グレーや淡い淡色系を使い、少しアクセントが欲しいときは、グラデーションカラーを用いると美しくまとまるでしょう。

モノトーンのインテリアで大切なポイントは、すっきりとした表情。部屋の中では小物や雑貨は出来る限り少なく、隠す収納のテクニックを身に着けたいですね。

時代を経ているからこそ美しい、アンティークテイストのインテリア

長い年月を経てこそなお、その輝きを増すアンティークのアイテムたち。西洋や和風を問わず、その魅力に取りつかれている人も多いのではないでしょうか。

幾人もの人たちが長い年月愛でて来た家具や雑貨は、自分の手元にたどり着くまでの物語を想像するだけでも楽しいもの。それらに囲まれて暮らすのは、コレクターにとってはあこがれでもあります。

こちらはシャビーシックな雰囲気が魅力的なコーディネート。すべての家具のテイストがまとまり、コージーな暖かさが特徴的なスタイルで、過ごしやすそうな空間になっています。

6畳ワンルームでアンティークテイストのインテリアを試みる場合、ポイントは詰め込み過ぎないこと。コレクターは可愛いアンティークの雑貨を見かけると、つい手が出てしまうものですが、たくさん飾り過ぎてはその魅力も半減してしまいます。

引きを計算してディスプレイするよう、心がけましょう。

働く女子の最前線! コスメの収納

メンズと違い、女子の部屋の中で年々増えていくのがコスメの類。化粧をしたり、落としたりと毎日使う化粧品は取り出しやすい場所に置く必要があり、新商品も気になるし、普段あまり使わないものも捨てる気になれず、もらった試供品も溜まっていきますよね。
コスメのボトルは油分が付きやすく、そこにホコリもたまりがちなので、放っておくと汚れた印象を与えがち。毎日ボトルを乾拭きをすればいいのですが、働いていると掃除はどうしても休日まで持ち越しになってしまうことも。
サイズもさまざまなコスメ用品は出しっぱなしにしておくと、ごちゃごちゃとしてしまうので、鏡の前は上手に収納したいもの。特に6畳ワンルームにゲストが来た時は、汚れが目立つエリアでもあります。

ここではコスメ用品を綺麗に片付けたディスプレイをご紹介。今日からコスメエリアはスッキリ整頓、メイクしたときだけでなく、部屋も一緒に美しくしてみませんか?

クリアケースを使って整理整頓

慌ただしい朝の時間にメイクをするときは、1分でも時間が惜しいもの。使い勝手のいいポジションにメイク用品を置くことは時間の節約にもなりますが、ワンルームにコスメを置く場合には部屋全体とのバランスも考慮したいですね。

こちらはクリアケースを上手に使い、美しく整理整頓した好例です。仕舞う化粧品のカラーも黒と白に統一したことで、まとまりのあるディスプレイになりました。

見せる収納の場合、派手なカラーを用いたメイク用のボトルを置いてしまうと雑多な印象になりがちです。部屋のメインカラーに合わないメイク用品は引き出しにしまうなど、統一性を意識して収納すると、見た目もスッキリ、美しく収納ができるでしょう。

隠す収納テクニックを身に着けよう

整理整頓は苦手なタイプ、同じ場所に戻すのも面倒くさいと感じる時がある… という方は、見せる収納にチャレンジしても上手く片付けられない場合もあります。そんな方には、隠す収納スタイルがおすすめ!

鏡の近くの引き出しを、メイク用品収納場所と決めてしまいましょう。内部は仕切りやボックスで区切ると、片付けが苦手な方もこれなら収納できるはず。

こちらはサイズの異なるボックスを利用して、上手に収納したコーディネートです。アイテムごとに仕分けてあるので見た目もすっきりとして使いやすいディスプレイになっていますね。

見せる収納は片付けることが得意な人こそ上手く出来るテクニック。ちょっぴり片付けが苦手な方は、隠す収納のテクニックを最初に身に着けておけば、部屋はいつも綺麗に片付いた状態をキープ出来るはず!

コスメ大好き! な方におすすめな収納アイデア

コスメ大好き! という方は間違いなくコスメ用品をたくさん持っています。マスカラだけでも10数本、チークやパウダー、グロスにネイルと合わせれば、とてもボックスや引き出しに収納できないという方もいるかもしれません。

小さなサイズが多いメイク用品は、表に出すと高さはないのに場所を取るアイテム。たくさんのコスメ用品を持っている人は出来る限り隠してしまうことが部屋を綺麗に見せるポイントです。

6畳ワンルームで新たに収納家具を置く場所がない方は、デッドスペースを利用しましょう。こちらはウォールポケットを扉の内部に付けた収納方法です。

小さいポケットなので細々としたメイク用品も楽に収納、クリアな素材なのでどこに何があるかも一目瞭然で使いやすいところが嬉しいですね。コスメ用品に使われたカラーがばらばらでも、扉内部であれば人目に付くこともありません。

たくさんのコスメ用品の収納に悩んだときは是非真似して欲しいアイデアです。

ディスプレイでおしゃれな女子部屋へ

一人暮らしの一番の醍醐味は、自分の好きなインテリアができること。実家暮らしだった方は、家族の趣味に合わない家具や雑貨などを今まで我慢して来た分、思い通りのテイストで、自分好みにディスプレイ出来るのは、とっても嬉しいことですよね。

でもお気に入りの雑貨を飾っても、どうもピンと来ない、しっくりしない… と悩んでいる方や、そろそろ今のインテリアに飽きて、次のテイストへ模様替えを考えている方に、参考になりそうなコーディネートをご紹介します。

ちょっと配置を変えるだけで、自分らしいおしゃれな女子部屋に変身! 一番インテリアのセンスが問われるディスプレイ、きっとどこかにヒントが見つかるはず!

窓を利用したディスプレイ

小さいサイズの部屋だと、雑貨専用の棚を買うのもスペースを考えると躊躇してしまうもの。そんな時は普段目が行かなかった場所に注目してみましょう。

こちらは窓枠に合わせた棚をDIYで作り上げた素敵なディスプレイ。窓から入る自然光を利用して、ホワイトをメインカラーとした色合いを美しく見せています。飾っている雑貨も非常にバランスよく配置されており、カーテンや他の雑貨との相性もバッチリ。出窓のエリアはグリーンなどを飾ったりすることが多い場所ですが、上までの範囲を入れるとかなりのスペースを得ることが出来るので、是非上手く活用してみたい場所です。

今までは外を眺めるだけだった場所を華麗に変身させた、素晴らしいアイデアで、カラーリングから雑貨の配置や選び方も真似してみたいポイントがいっぱいのコーディネートです。

ウォールステッカーでおしゃれなショップのように

日本の住居の壁は殆どの場合、白が定番。賃貸であれば壁に色を塗ることはできませんが、最近はあとで剥がすことのできる壁紙やウォールステッカー、板壁なども販売されています。これらを上手く活用すれば、今まで殺風景だった白い壁も大変身!

こちらは明るく爽やかなウォールステッカーを使って、部屋をおしゃれなショップのように変えた素敵なコーディネートです。絶妙な色合いのグリーンと、サインの文字もバランスよく配置されて部屋がぐっと引き締まった印象に。合わせて飾った雑貨も素敵にレイアウトされていますね。

ウォールステッカーを使う場合、大きさや色合い、どこに配置するかはテクニックが要求されます。大きな絵柄は高い場所へ、小さなものを低い場所へと配置すると、バランスよくまとまるでしょう。

ライティングはディスプレイの強い味方

部屋を明るく照らすメインの直接照明と違い、インテリア性の高い間接照明は部屋のイメージアップの強い味方。取り外しの簡単なイルミネーションライトなら、自在に好きなところに設置出来て、ディスプレイとしても大活躍してくれるはず。センスを駆使してお気に入りの雑貨とともに上手くレイアウトに生かしてみたい方法です。

こちらは写真のポラロイドとイルミネーションライトを巧みに彩った、おしゃれで温かみのあるディスプレイ。額などを利用すると思いがけず場所を取る写真も、この方法なら邪魔にならずカッコよく飾ることが出来ますね。

友人たちとの写真や、旅行先の記念の写真などいつも見ていたい思い出の品とライトで部屋の雰囲気作りに一役買ってくれるアイデアです。

大好きな空間へ!おしゃれで快適なワンルームを目指す

6畳ワンルームに住んでいると、家具が増やせない、ものが多すぎるとつい不満ばかりが出てしまいがち。でも工夫次第で決められたサイズを心地よいおしゃれな空間に作り上げることは可能です。

家具を置いて過ごしやすい比率は部屋の面積の1/3と言われています。あまりにも荷物がいっぱいで息苦しい部屋になってしまった方は、思い切って所有しているものを減らす決意をしてみましょう。
新たに広がったスペースの中で、好みのインテリアの路線を決め、収納テクニックを駆使すれば、6畳ワンルームだってたくさんのスペースが出来上がります。

そこへ好きな雑貨や小物をバランスよくレイアウトすれば、自分だけのおしゃれな女子部屋の出来上がり! 毎日を過ごす大切な場所だからこそ、一番大好きなお城へと作り上げたいもの。
インテリアのモチベーションをアップさせたい時は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

- 2016年09月08日