新築時よりも高い?特に値上がりしているマンション5選

 

オリンピックを控えた再開発等により、中古・新築ともに価格の値上がりが見られる都内の不動産市場。マンション価格上昇の話題は尽きないものの、では、具体的にどのようなマンションが著しく値上がりしているのか気になることではないでしょうか?

本日はマンションマーケット(※1)がHP上で公開している港区のマンションの中から、特に値上がり率の高いマンションをピックアップしてみました。早速ご紹介いたします!

(※マンションスコアはマンションマーケットが独自に算出したスコアであり、その価格での売却を保証するものではありませんのでご了承ください。)

※1マンション相場情報サイト「マンションマーケット」:https://mansion-market.com/
全国約10万棟のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場等を公開しています。

 

1.赤坂タワーレジデンス トップオブザヒル

上昇幅:一時期に比べて1平米あたり約60万円の上昇

赤坂タワーレジデンス トップオブザヒル 相場

まずは港区にある赤坂タワーレジデンス トップオブザヒル

㈱サンウッド・東急不動産等によって分譲された地上45階建てのタワーマンションです。赤坂エリアにいくつかあるタワーマンションの中でも特に人気が高く、洗練されたの共用部デザインや充実の共用施設・サービスが魅力です。

マンションマーケットが公開しているマンションスコアでは、2010年~2013年頃までは平均して1平米あたり130万円~140万円での取引が行われていましたが、2014年から急激な上昇を見せ、現在では190万円前後での取引が行われています。仮に80平米のお部屋の場合、単純に計算して2010年頃時点の売買と現時点での売買では、その価格に4000万円以上もの差が出ていることになります。

 

2.シティタワー麻布十番

上昇幅:一時期に比べて1平米あたり約70万円の上昇

シティタワー麻布十番 相場

次は港区にあるシティタワー麻布十番

麻布十番駅から徒歩4分の場所にある住友不動産旧分譲のタワーマンション。住友不動産らしい黒を基調としたメタリックなファザードと、最大天高6メートルにも達する圧倒的スケールのエントランスホールは一見の価値があります。

マンションスコアを見ると、2012年頃には1平米あたり100万円前後での取引も見られておりましたが、現時点での平米単価はなんと約170万円!!!赤坂タワーレジデンス同様に驚きの上昇を見せています。

3.アクシア麻布

上昇幅:一時期に比べて1平米あたり約60万円の上昇

アクシア麻布 相場

お次も麻布十番にある分譲タワーマンションアクシア麻布

マンションの共用施設・サービスはシンプルな仕様ながらも、麻布十番駅直結の立地はその資産価値を保つにこれ以上ない好立地でしょう。1平米あたり90万円前後での取引が見られた2009年頃からその価格は緩やかに上昇していき、現時点では150万円前後での取引が行われています。上記2件に劣らない上昇率となっていますね。

 

4、セントラルレジデンス新宿シティタワー

上昇幅:一時期に比べて1平米あたり約55万円の上昇

セントラルレジデンス新宿シティタワー 相場

次は新宿区西新宿7丁目に位置するセントラルレジデンス新宿シティタワー

新宿駅まで徒歩圏内、優雅さを漂わせるエスカレータ付きのエントランスアプローチは周囲の建物と一線を画し、住友不動産らしい豪華さを漂わせる仕様です。

マンションをスコアを見ると、2005年頃は65万円前後での取引が見られていましたが、現時点では110万円前後での取引も行われており、新宿区のマンションの中でその上昇率には特に目を見張るものがあります。

5、代官山アドレス

上昇幅:一時期に比べて1平米あたり約70万円の上昇

代官山アドレスザタワー 相場

最後は代官山駅徒歩1分、代官山のランドマークともいえる代官山アドレス

オシャレなショップやカフェ・スーパーなどとレジデンスが複合した代官山の顔である同マンションは、代官山のみならず渋谷区を代表するマンションの一つです。

気になるマンションスコアは、1平米あたり110万円前後での取引が行われていた2000年前半に比べて、現在ではなんと1平米あたり180万円!!!港区や千代田区の高級マンションを凌ぐ価格で取引が行われています。

まとめ

以上、マンションマーケットが調べた値上がり率の高いマンションをご紹介いたしました。調査を通して、小規模・中規模マンションよりもタワー型マンションの値上がりが顕著に見られました。

また、都心のマンションは総じて価格の上昇傾向にあるものの、特に上昇率の高いものはエリア単位で区切られるのではなく、同じエリアのマンションでも価格が横ばいのマンションと価格上昇の見られるマンションがあり、あくまでもマンション単位で価格上昇率が大きく異なることが分かりました。

なお、上記マンションスコアはマンションマーケットが独自に算出したスコアであり、その価格での売却を保証するものではありません。ですので、あくまでも参考程度となりますが、本日の記事でご紹介したマンションの売却をお考えの方は、売却するには良い時期(高く売却できる時期)なのかもしれません。

- 2015年03月16日