キャナリーゼ=豊洲に住む高級志向の主婦たちの異名らしい…

豊洲「キャナリーゼ」を知っていますか。高層マンションが林立する豊洲に居を構える高級志向の主婦たちの異名で、子どもを有名幼稚園や小学校に通わせたり、ペットを連れて東京湾岸沿いを散歩したりするのが典型的なライフスタイルだ。豊洲を取り囲む運河(=英語でキャナル)にちなむ命名で、港区の白金エリアで暮らす女性を「シロガネーゼ」と呼ぶのに似た憧憬がにじむ。

参照:日経新聞

こんな記事が日経新聞にありました。豊洲という言葉は使わずに運河を意味する「キャナル」が使われています。なんとも面白いネーミングです。wikipediaを見てみると「シロガネーゼ」の他にも、以下のような仲間があるようです。

「マクハリーヌ」、「アダチーゼ」、「ジュヴァーナ」、「ニコタマダム 」、「コマザワンヌ」、「マルヤマーゼ」

名前から見ても分かるように、特色のある地域が多いですね。(原型をとどめていない名前をあります…苦笑)こういった特色のある地域には、同じような生活水準や考え方をもつ人が集まりやすいと思います。

豊洲はこの10年でタワーマンションが増え、人口が2万人も増えた特異な地域で、同じような世帯が集まっていると思われます。近隣の東雲や有明も含めた湾岸エリア全体で、キャナリーゼと呼んでもいいかもしれません。

ちょっとビジネス目線で見ると、子どもがこれだけ増えている地域というのは、日本でもかなり少ないと思いますし、それなりの世帯年収が2.5キロ平米の小さな面積に集積されているところも珍しいと思います。記事にもありますが、ここ数年は塾が大盛況でしょうね。

さて、この「キャナリーゼ」という言葉、どこまで浸透するのでしょうか。すぐに消えてしまうような気もしますが…。みなさんの意見も是非聞きたいです。

- 2014年06月09日