ビンテージマンション「広尾ガーデンヒルズ」を歩く

高級分譲ビンテージマンション【広尾ガーデンヒルズ】

都内にビンテージマンションと呼ばれるマンションが数ある中、日本を代表するビンテージマンションと言えば【広尾ガーデンヒルズ】

広尾駅からほど近い場所にありながら閑静で緑溢れる住環境、24時間有人管理の厳戒な管理体制など、本日は広尾ガーデンヒルズの魅力をお伝えします。

・広尾ガーデンヒルズ イーストヒル(A・B・C棟)の売却・購入・取引事例はこちら
・広尾ガーデンヒルズ サウスヒル(D・E・F棟)の売却・購入・取引事例はこちら
・広尾ガーデンヒルズ センターヒル(G・H棟)の売却・購入・取引事例はこちら
・広尾ガーデンヒルズ ウエストヒル(I・J・K棟)の売却・購入・取引事例はこちら
・広尾ガーデンヒルズ ノースヒル(L・M・N・O棟)の売却・購入・取引事例はこちら

4社共同開発の末に完成した大規模マンション

広尾ガーデンヒルズは広尾駅から徒歩4分の場所に立つ分譲マンション群。
住友不動産、三井不動産、三菱地所、第一生命保険の4社共同開発により、1983年~1986年にかけて建てられた計15棟のマンション群です。
『日本のマンションのあり方を変えたい』という思いの元に立ち上がった大型プロジェクトであり、その知名度はあまりにも有名。
15棟という棟数も非常に多いですが、A~O棟までの計15棟をイースト・サウス・センター・ウエスト・ノースの計5つのヒルとして区別し、各ヒル毎にマンションの佇まいやスペックにも異なりを持たせています。

最大の魅力は都心とは思えない住環境

立地は広尾駅3番出口から外苑西通りを渡り、道なりに歩く事数分。緩やかな丘とまるで都心とは思えないほど豊かな緑溢れる並木の中に広尾ガーデンヒルズの名が記載された建築名称看板があり、並木の奥に茶色タイル張りの各棟が姿を現します。

電柱や電線が殆ど無く、緩やかな坂を覆い尽くす並木道を歩くだけで葉っぱの擦れる音や小鳥のさえずりに心が癒されます。総棟数15棟・総戸数1130戸という大規模プロジェクトのみならず、この都心らしからぬ穏やかな住環境が広尾ガーデンヒルズの最大の魅力と言えるでしょう。

また、広尾商店街や有栖川宮記念公園といったスポットがほど近く、六本木・麻布十番・恵比寿・表参道まで徒歩や自転車で行ける立地条件も魅力です。
買い物面では、センターヒル内にザ・ガーデン自由が丘がありましたが2014年現在は閉店しています。その他にセンターヒル内に銀行ATMや美容室などが設けられています。
ザ・ガーデン自由が無くなったのは残念ですが、広尾商店街やナショナル麻布スーパーマーケットが徒歩圏内のため、センターヒル内にスーパーが無くても買い物便が悪いという事はありません。
(※ザ・ガーデン自由が丘の後に別のスーパーが入居するという噂もあります)

非常に良好な管理体制

セキュリティ面ではセンターヒルに24時間有人の集中管理センターを設け、住戸の設備不良があった際などは24時間対応で処置にあたってくれます。また、敷地内には複数の警備員が常駐しており厳格なセキュリティ体制を併せ持っています。さらに、その広大な敷地を維持管理すべく、広尾ガーデンヒルズスタッフと印字されたジャンパーを着用した複数の清掃員が落ち葉の回収や清掃業務を行っています。
まるでガーデンヒルズ自体が一つの街のような、『ガーデンヒルズ愛』を感じさせる独自のコミュニティを形成しており、築30年が経っても管理体制は非常に良好。
この管理体制の良さが築年を経ても多くの人から愛される大きな要因であることは言うまでもありません。

上記のような様々な理由から圧倒的な知名度を誇るこの広尾ガーデンヒルズは、
『タクシーに乗って広尾4丁目と言えばガーデンヒルズまで連れて行ってくれる』
という話があるほど、様々な人々に愛されています。
次からは各ヒルを写真付きでご紹介します。

イーストヒル(A~C棟、総戸数227戸)

A~C棟で形成されるイーストヒルは、広尾駅からの道のりで一番最初に目に入る建物群です。
雁行したバルコニーと幅細茶色タイルに白い窓枠、並木越しに見えるその姿はまるで海外の高級アパートメントのような佇まい。
最も広尾駅寄りのC棟は広尾駅まで徒歩3分ほどという利便性も魅力です。

サウスヒル(D~F棟、総戸数187戸)

広尾ガーデンヒルズの各ヒルの中でも別格と言われるのがこのサウスヒルです。
広さ・グレード・セキュリティともに各ヒルの中で最上位と言われ、エントランスゲートにはガードマンが24時間体制で常駐し、各棟のエントランスロビーにはフロントマンが待機しています。
外観は格式高さと重厚さを兼ね備え、他ヒルのマンションとは一線を画す仕様が特徴です。

センターヒル(G・H棟、総戸数162戸)

その名の通り、広尾ガーデンヒルズの中心に位置するサウスヒル。
1階には水と緑を携えたサンクガーデンが広がり、雑貨屋や銀行ATMなどもこのセンターヒルに位置しています。集中管理センターもこのセンターヒルに位置し、まさに広尾ガーデンヒルズのシンボル的存在です。
各棟には専用の車寄せが設けられエントランスロビーも広々としており、サウスヒルと並んで人気の高いヒルだと言えます。

ウエストヒル(I~K棟、総戸数272戸)

センターヒルの西に位置し、広尾ガーデンヒルズの中でも特徴的な色合いの棟を有します。
各棟のエントランスなどは比較的小さめの作りとなっていますが、山吹色の鮮やかな外観が特徴で、その鮮やかな外観が一列に並ぶ佇まいはガーデンヒルズの中でも目を引く存在です。

ノースヒル(L~O棟、総戸数282戸)

広尾駅から最も離れた場所に位置するのがノースヒル。
ファミリータイプが主な間取りとなっており、M棟・N棟においては賃貸専用棟となっています。また、管理も外部へ委託しており広尾ガーデンヒルズの中では少し色味の異なる存在と言えるでしょう。

以上、広尾ガーデンヒルズをご紹介させていただきました。
セントラル給湯、フローリング不可など築年数ゆえのデメリットもありますが、それ以上に魅力の沢山詰まったマンションです。実際に、都内の新築高級マンションと比較した上でこの広尾ガーデンヒルズの魅力に惹かれて購入した方も多くいらっしゃいます。また、実際に住んでいなくてもマンション周辺を歩くだけでもとても気持ちの良い環境ですので、広尾に立ち寄った際には是非、広尾ガーデンヒルズをぶらりと歩いてみてください。

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- 2014年11月20日