第6話「王子が愛人に家を売る!?夏の夜の事故物件お泊まり会」が放送されましたが、いかがでしたか？
今回は事故物件や不倫、隣人調査？などなど、旬な？キーワードが盛りだくさんの内容で見応えのある回だったのではないかと思います。
数ある名シーンの中でも、筆者的6話の目玉は、寝袋から顔だけ出した芋虫状態の万智。あの姿でツタンカーメンと言われるほどの美しさをキープできるのは本物の美人だからだなあとしみじみ。このレベルだと顔面ストッキングしても綺麗なんでしょうね・・・
このあと10時から「家売るオンナ」第6話?✨ 愛人＆変人に家を売れ⁉️ 恐怖の事故物件へGO❗️??? 色んな事がてんこ盛りの回、…間違いなく言えるのは今週も期待を裏切りませんッ??✨✨ #家売る pic.twitter.com/PRxDOs2IjZ
— 【公式】日テレ水ドラ「家売るオンナ」 (@ieuru2016) 2016年8月17日
6話では千葉雄大演じる、テーコー不動産の王子・足立が主役の回でしたが、北川景子演じる万智はもちろん、5話で家を売り損ねた工藤阿須加演じる庭野も、とうとう家を売りました！
三者三様の家爆売りストーリー、早速あらすじをチェックしていきましょう。
（ドラマを見たい方は、日テレオンデマンドとhulu、8月25日までは日テレ無料(TADA)でご覧になれます。）
家売るオンナ6話のあらすじ
※ネタバレしておりますのでご注意下さい。
営業成績が伸び悩む足立（千葉雄大）のもとへ、3年前に足立が担当した客の宮澤和之（東根作寿英）が訪れる。家族で暮らす家を購入したにも関わらず、今回は愛人の奥平礼央奈（小野ゆり子）ためにマンションを買いたいという宮澤に困惑する足立。マンションの予算は三千万円。1DKか1LDKで、宮澤の家と職場の間に立地していることが条件だった。複雑な心境ながらも足立は二人の家探しを手伝うことに。
一方の万智（北川景子）は、殺人事件の現場となったため一等地の一軒家ながら1000万円と爆安の事故物件の売却を担当する。万智と美加（イモトアヤコ）は現地販売を行うも、事件のことを聞くと誰も買おうとせず売却は難航する。同じ頃、庭野はあと一歩で購入を決められそうな客を担当するも、「隣人が普通の人であれば買う」と言われ隣人調査に踏み出す。
そんな中、宮澤の不倫を知った宮澤の妻・昌代（田中美奈子）がテーコー不動産まで乗り込んでくる。昌代は愛人の家探しを手伝う足立に怒りを露わにするが、不動産屋の仕事は家を売ることで足立に罪はない、と万智は昌代を追い帰す。昌代に不倫がばれた宮澤は礼央奈と別れることを決め、手切れ金としてマンションを買うと言うが、プライドが許さない礼央奈はそれを拒否する。
宮澤家と礼央奈の板挟みとなり悩む足立は、庭野に誘われ万智の行きつけの中華料理屋へ行く。そこで鉢合わせた万智は悩む二人に「あなた達の仕事は家を売ることだ」と一喝する。万智の言葉で余計な悩みが吹っ飛んだ足立は、礼央奈のもとへ行き「余計なプライドは捨ててもらえるものはもらっておけ」とマンションの購入をすすめる。足立の言葉を受け礼央奈は購入を決意する。一方の庭野も隣人宅へ訪問し真実を確かめ、無事に家を購入してもらうことに成功する。
そして万智自身も担当していた事故物件に買い手を見つけていた。病院や葬儀屋を中心に万智が配布していたチラシを見たオペ室専属のナースとして働く女性だった。日頃から死を間近に見ている仕事ゆえに事故物件でも平気だと購入を即決。たった二日で事故物件を売る快挙を成し遂げただけでなく、今回は足立や庭野の売り上げにも貢献した万智だった。
不動産の裏話は、業界の人に聞いてみよう
6話では、愛人女性のための家探しや事故物件、隣人調査など、内容が盛りだくさんのストーリーでしたね。
そこで今回のテーマは「贈与税」と「隣人」の2点を軸に、不動産業界に身を置く方々にお声がけし、お話を聞いてきました。
（※事故物件については、第2話で裏話をまとめていますのでぜひご覧ください。）
＜ご協力いただいた方々＞
Aさん（不動産業界歴30年）
Bさん（不動産業界歴8年）
Cさん（不動産業界歴4年）
家を買ってもらうなら「贈与税」に注意！親子間だと最大1200万円まで非課税になることも！？
ー愛人に家を買う既婚男性。6話ではまさにドラマらしいストーリーだと感じましたが、過去にこのような仲介を経験されたことはありますか？
「家族をもつ男性から“知人女性”のためのマンション購入の依頼を受けたことがあります。愛人かはわかりません・・・(笑)」（Aさん）
愛人とはいわれなかったものの、「知人の女性のためにマンションを買いたい」という依頼を受けたことがあるというAさん。男性はもともと税金対策で家を購入するつもりだったらしく、現金で家を購入し、そこに知人女性を住ませたようです。マンションを買ってあげる間柄の“知人女性”って一体・・・。
ードラマでは家庭のある宮澤が愛人・礼央奈のためにマンションを購入していましたが、他人から家を買ってもらう上で通常の取引と異なる点はありますか？
「他人から家を買ってもらう際に注意が必要なのは”贈与税」。名義人を誰にするかで贈与税の有無は変わります。」（Bさん）
ドラマの登場人物で説明すると、もし宮澤の名義でマンションを購入し、そこにりおなが住むのであれば相続税はかかりませんが、里緒菜の名義で購入した場合であれば、相続税がかかってしまうようです。もし誰かに家を買ってもらうことがあれば、相続税まで含めて検討したほうが良さそうですね。相続税は相当高いようなので注意が必要です。
「愛人ではなく、親子間であれば住宅資金の贈与の一部が非課税にできる可能性はあります。」（Aさん）
親子間での贈与の場合、一定の要件を満たせば贈与税を軽減できる特例があるとのこと。この特例では、直系血族である父母・祖父母までの親族が対象で、消費税８％の物件なら最大1200万円まで非課税となるそう。この特例は昨年できた新しい特例ですが、家の購入を考えているご家族は定期的にチェックしておくといいかもしれませんね。
隣人調査、不動産業者はどこまでできる！？
ー6話では「隣人がどんな人か知りたい」という客の要望を受け、庭野が張り込み調査をしたり、最終的には隣人宅に訪問していましたが、実際は不動産業者はどこまで調査するのですか？
「購入希望者から隣人については必ず聞かれますね。多いのは小さいお子様がいる家庭。下の階に騒音を極度に気にする方が住んでいると困るので。」（Cさん）
家を購入なら、隣人がどんな人か気になるはずですよね。まさに「家は変えられても隣人は変えられない」の通りだと思います。Cさんによると、実際の取引でも購入検討者のほとんどから隣人について聞かれるそうです。隣人がどんな人なのかはもちろん、過去にトラブルが起きていないのかどうかを事前に確認したいという声が多いようです。
「まずは売主に確認、次に管理会社に確認。この2点が限界だと思います。ドラマのように張り込みをしたり、直接隣人宅に訪問することはないですね。不動産屋は探偵じゃないので・・・（笑）」（Bさん）
部屋の上下左右にどんな人が住んでいるのか、まずは売主に確認するものの、最近ではどんな人が住んでいるかわからない、知らないという回答が多いとのこと。一番やっかいなのは売主本人が住んでいない場合。このように売主に確認が取れない場合は管理会社に問い合わせるそうですが、昔と違い個人情報の取り扱いが厳しくなった今では、居住者について答えてもらえないことの方が多いようです。不動産登記簿の閲覧も方法としては可能とのことですが、性別やローンについてしかわからず十分な情報源ではないそう。情報管理が厳しくなった今、情報収集は簡単ではないのですね・・・
「隣人でなくとも、ヤクザや暴力団、カルト集団などの拠点が周辺にある場合は、重要事項説明の際にお話しします。」（Aさん）
ドラマにあった事故物件に関しても内容によっては重要説明事項の対象になりますが、万が一、家の周辺にヤクザや暴力団、カルト集団の拠点がある場合も説明が義務付けられているとのこと。幽霊や隣人にヤクザ・・・住まいを決めることはなかなか大変そうですが、何か起きてからでは後の祭り。気になることはうやむやにせず事前に不動産会社に確認することが重要です。
さて次回はお待ちかね！？ダメOL・白洲美加の出番です！予告を見る限り、家を売るというより、美加の家を売られているようでしたが・・・
一体どんな家爆売り（爆売られ？）ストーリーになるのか楽しみですね。次回も引き続きレポートいたします。
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マンションサプリ 編集部 - 2016年08月18日
