2DKをカッコよくコーディネート! ゆとりを感じさせる空間へ

何かと不満が多いと言われる間取りの2DK。幾つもの家を見て、場所や環境、家賃を考慮し選んだ家なのに、他の間取りの家よりも何故か悩みが多いのが2DKではないでしょうか。
一番多く上がる声は、「狭い」「使いづらい」というもの。
今住んでいる
2DKに満足していない方は、狭いからおしゃれに暮らせない、好きな家具を置けないなどの不満を抱え、好みのインテリアにするのは、いつか広い家に引っ越したら… という考えを持っているかもしれません。
でも狭い家では本当におしゃれに暮らす事は出来ないのでしょうか?
決してそんな事はなく、小さな家でだって、カッコいいコーディネートをしている人はきっとたくさんいるはず。
少し発想を変えてみて、モチベーションをアップさせ、オリジナルなセンスを使えば、問題の多い家だってきっと素敵に変身するに違いありません。
ここでは
2DKに不満を抱きがちな問題点を考慮しつつ、イメージチェンジのヒントになる実例を紹介します。
小さな模様替えから大きなリフォームまで、たくさんのアイデアやコーディネートからお気に入りがきっと見つかるはず!

2DKとは

2DKとはどのような間取りなのか、ご存じですか?
DK
はダイニングとキッチン、つまり食事と料理をする部屋があり、他に2つの個室がある家が2DKと呼ばれています。
1LDK
2LDKと違うのは、くつろぐ場であるリビング・ルームがない事。最近ではLDK+個室の物件が増え、今存在するDK+個室の家は築年数が古いものが多いので、家賃が比較的安いのは2DKの見逃せない大きなポイントです。
また、部屋が個別になっているので、部屋を分けて使いたい方や、生活時間帯の合わないカップルや
、一人になる部屋が欲しい二人暮らしの人にとっては魅力的。
2DK
LDK+個室の物件に比べ、価格重視の方や、家の中できちんとした区切りが欲しい方に人気のある間取りと言えるでしょう。

2DKのレイアウト、一人暮らしの場合は?

自分の判断ですべてを決める事が出来る一人暮らし。2DKというちょっぴり独特な間取りの家も自分の思い通りに使えます。
2DKにはリビング・ルームがありませんが、2つある個室のうち、1室をDKにつなげ、LDKとして使う事ももちろん可能。
あるいは、家であまりリラックスする時間はないけれど、家で作業場が欲しい、趣味や収納の部屋が欲しい、などの希望がある場合には、2つの個室のうちひと部屋をベッドルームに、もうひと部屋を自分の好きな使い道で、という方法を取る事が出来ますね。
1LDKの部屋に比べてみても、大きさがあまり変わらない事もある2DK。
1LDKのように使うか、2つの個室の良さを生かして使うのか。一人暮らしの方は自分の生活スタイルを考慮して、自分にぴったりなレイアウトにしてくださいね。

二人暮らしの2DKは、どう使う?

二人暮らしをしているカップルの中には、個室が2つある2DKを選ぶ方も多いはず。
特に一緒に暮らしていても、自分ひとりの時間やスペースが欲しい方たちにとってはとても魅力的な間取りであるのが
2DKです。
また、仕事で忙しい二人や、休日も外に出かける事の多いアクティブなカップルだと、ソファを置くスペースであるリビングルームはいらない、という方もいるかもしれませんね。
その逆に、家の中でもっと一緒にいる時間が欲しいというカップルの方。
二人でくつろぐ事の出来るリビング・ルームが欲しい方は、
2つの個室うち、ひと部屋をリビングにして残りの1室をベッドルームとして使えば、1LDKと同じように2DKを使う事が出来ますね。
2DKで二人で暮らす場合にはどちらのタイプが向いているのか、お互いにとって一番居心地の良い家となるレイアウトを考えてみましょう。

2DK、赤ちゃんのいる暮らし

待望の赤ちゃんがやって来た! 嬉しさもひとしおですが、2DKのスペースを考えると、大人二人と赤ちゃんが一緒に暮らす事に悩むママもいるようです。
特に問題になるのが、寝る場所をどうすべきかという事。ベビーベッドを入れるスペースがない、あるいは部屋を広く使いたいなら、ベッドではなく布団で眠るのが一番です。
昼間は布団をしまう押入れなどのスペースがあればそこへ、無い場合でも折りたたんで部屋の隅に置けば、昼間は丸々その部屋を使う事が出来るのが嬉しいですね。
さらに布団であれば、お子さんがベッドから転がり落ちてしまう心配もありません。
ベッドを既に所有しており、処分する事が難しい場合は、赤ちゃんを壁際に寝かせるなどの対応をしていきましょう。
2DKなら個室が2つあるので、この時期だけパパは別室で眠る事が可能です。

2DKに住むのなら、部屋を広く見せるコツを知ろう!

個室が多い、家賃が安いなどメリットもたくさんある2DKですが、インテリアやの事を考えると、やはり使いづらいとの声が上がる事があります。
それはリビングに該当する部屋がなく、また2つある個室のため、各部屋のドアが閉めらていると生活動線がそこで途切れてしまい、実際の総面積よりも狭く感じてしまうから。
そのため2DKと同じ大きさの家を比べてみると、リビング・ダイニング・キッチンと繋がっている家の解放感には負けてしまう事があります。
それでもレイアウトやコーディネートのコツさえ知っていれば、狭く感じる部屋だって広々とした印象に変えることが可能です。
ここでは小さなサイズの部屋でものびのび出来る、心安らぐ部屋作りをしている実例をご紹介。上級者のテクニックからヒントをもらって、早速悩みの多い
2DK
に活用してみましょう!

派手な色は抑えて、ホワイトカラーを上手に使う

部屋数はあるけれど、1室ずつがそこまで大きくもなく、リビング・ルームがないために狭く見えてしまう2DK
ここにたくさんの色を使い、カラフルなデコレーションを試みると、圧迫感を感じさせる部屋になってしまう事も
強烈なカラーや派手な色合いはインパクトが強いので、たくさん使うと部屋を狭く見せてしまいます。
解放感を感じさせる部屋作りを目指すなら、色調は抑えてみるのがコツ。
広々として窓から部屋の中心へ風が吹き抜けていくような印象を求めるのなら、メインカラーのおすすめは白!
こちらは床から壁、家具やカーテンもホワイトでまとめ、清涼感を感じさせるスッキリとしたコーディネートです。白い中に
AV機器のブラックが丁度良い差し色として大活躍。
ホワイトカラーは家具はもちろん、雑貨も集めやすいアイテムなので、様々な種類の中から自分好みのものがきっと見つかるはず
全体を白でまとめれば、スマートなイメージで部屋を広く見せてくれる事請け合いです。

ミニマルライフこそ、部屋を広く見せてくれる

部屋が狭いと嘆く方は、その部屋の中をじっくり眺めてみた事はありますか? 部屋の中にあるもので、本当に必要なものはどれでしょう。
あれもこれも思い出がいっぱいで捨てられない、と思う方もいるかもしれませんが、部屋にはその部屋のサイズに合ったものしか置けません。
あまり使っていなかったものや、必要のないものは手放して、本当に現在の自分にとって大切なものだけを残す、ミニマルライフを始めてみませんか?
こちらはミニマルを追及し、家具もシンプルで機能美に優れたものを厳選、驚くべきほどスッキリとした部屋が完成しているコーディネート。
木目調の家具や観葉植物など心を潤すアイテムを上手に取り入れ、シンプルですがあたたかみのある空間を作り上げています。
今までものが捨てれなかった方も思い切って手放せば、部屋はもちろん、心の中までスッキリと片付くに違いありません。

低めの家具で、ゆとりのある部屋作りを

背の高い食器棚や本棚がある部屋を見て、息苦しさを感じた事はありませんか?
人間の視線と同じくらい、または視線よりも高い家具はたとえ壁に沿って配置されていても、視覚的に部屋を狭く見せてしまう効果を持っています。
さほど大きくないスペースを有効に使うなら、低めに作られたロータイプの家具を使う事は鉄則。家具の選び方のヒントは、その部屋での生活動線、そして視線の流れです。
こちらのコーディネートはソファに座る事をメインの動作とし、その他の家具はソファよりもロータイプを選んだ事で、ソファに座った時に圧迫感を感じる事がなく、コンパクトなサイズでもゆとりのある部屋になっています。
あたたかみのあるライトやグリーンの存在、カラーリングのバランスの良さなどで、実際よりも広い印象を与えてくれる素敵なコーデ。
ロータイプの家具を取り入れる時には是非お手本にしてみて下さいね。

扉を取り外す事が出来たら、おすすめはビーズカーテン

2DKを狭く見せているひとつの理由が、個室が多く各部屋にドアが付いているから。扉が閉まっているとそこで部屋の動線が途切れ、本当の大きさよりも小さく見えてしまうのです。
もし可能であれば、扉は取り外して使う方がベター。でもすべての部屋の扉を外してしまうのは不安に思う方もいるかもしれません。
突然の来訪の際などに、プライベートなエリアを隠したい時におすすめなのが今流行りのビーズカーテンです。
パーティションや家具などで完全にシャットアウトしてしまうと、せっかく扉を外した意味がありません。
ビーズカーテンならある程度の透け感を持ち、ニュアンスのある部屋作りにもバッチリ!
さまざまなデザインが出ているビーズカーテンなので、部屋のインテリアにぴったり合った素敵なものを探してみましょう。

クローゼットがない時は、オープンラック&ファブリックを利用して

たたでさえ狭さを感じている部屋に、収納がないと大変! それでなくても増えていく洋服やバッグなどは、片付ける場所をきちんと確保していないと、乱雑な部屋へ一直線に向かってしまいます。
でも存在感たっぷりなクローゼットを部屋に置くと、ますます部屋が狭く感じ、生活するにも息苦しくなってしまいそう。
解放感を感じさせる収納アイテムで人気なのがオープンラックですが、色とりどりの洋服をかけておくのも、実は部屋を狭く見せてしまいます
女性のクローゼットの中身は一色のみ、という事はまずありえないので、オープンラックを使うなら、こちらのコーディネートのように、カーテン代わりのファブリックで衣類を隠すのがおすすめ。
手前にファブリックを配置すれば衣類の色調をカバーし、その柔らかな質感で部屋にあたたかみと解放感を与えてくれます。
カーテンとして使用する布は、出来れば淡い色彩、そして柔らかな手触りを持つ素材を選ぶと良いでしょう。

2DKのメインルーム、ダイニング・キッチンの使い方

2DKの中でもメインルームと言えるのが、DK、いわゆるダイニング・キッチンのエリア。
築年数が古い建物に多い間取りである
2DKでは、このダイニング・キッチンが玄関から入ってすぐ、という位置にある事が多く、またそのサイズもコンパクトに作られている事が多々あります
料理をしたり、食事をしたりという部屋が狭いのは、料理好きな女性にとっては大問題。
また、仕事で疲れて帰って来た時に一番最初に目にする場所がごちゃごちゃとしていたら、余計にストレスが溜まってしまいそうです。
2DKの顔でもあるダイニング・キッチンを、どうにかして過ごしやすい、おしゃれな場所に変えてみたい!
ここでは狭いスペースだってカッコよく住むことが出来るヒントをご紹介します。真似してみたいコーディネートからアイデアをもらって、ダイニング・キッチンを居心地の良い空間にしてみて下さいね。

ダイニング・テーブルは最小限の大きさで

ゆったりとしたテーブルに、心を込めて作った料理を溢れんばかりにたくさん載せて、凝ったテーブルセッティング。雑誌のワンシーンのような食卓は女子にとってはいつだって憧れですよね。
でも今住んでいるのがコンパクトなサイズのダイニング・キッチンであるなら、大きなテーブルは広いダイニングの家に住む時までひとまず保留にしておきましょう。
小さめサイズのDKには、人数に似合ったテーブル、そして椅子のみを置く事をおすすめします。
こちらは使用しない時は折りたたむ事が出来るテーブルを利用し、壁に付けて設置した事で部屋を広く使えるコーディネート。
バタフライテーブルは、限られたスペースで暮らす人にとっては強い味方です。
また、狭いダイニング・キッチンでは中央にテーブルを配置すると、動線が遮られ使いにくくなる場合も。
壁際や部屋の隅に置いて、ダイニング・コーナーを作ると料理もしやすく、見た目も広く感じられるでしょう。

ソファを置く時はダイニング・テーブルとともに

ダイニング・キッチンの部屋がテーブルを置けないほど狭かったりする場合、2DKの個室のうち、1室をリビング・ダイニングとして活用している方もいるはず。
新しくリビング・ダイニングの部屋を作った、やっぱり欲しくなるのが、ゆったり座る事の出来るソファですよね
でもソファセットにダイニング・テーブル、そして椅子となると、せっかく誕生したエリアもぎゅうぎゅう詰めの印象を与えがち。
リビング・ダイニングに使用した個室が充分な広さがある場合は別ですが、そうでない場合にソファを置くなら、ダイニング・テーブルと一緒に使う方法がおすすめです。
こちらは部屋のコーナーに小さめのソファを置いて、それに合うサイズのテーブル、そしてチェアで食事をする場所とくつろぐエリアを同時に兼ね備えたコーディネート。
部屋を広く見せるには、淡い色彩か単色カラーがお約束のカラーリングも、家具を小さめのコーナーに抑えた事で、カラフルな色にチャレンジできます。
このレイアウトなら、残ったスペースを有効に使う事が出来るはず!

キッチンの収納に大活躍! 有孔ボード

スペースに問題があるダイニング・キッチンの中でも、特に頭を悩ませるのが収納の問題。
これ以上収納家具は増やせない。賃貸では原状回復が基本だけど、
DIYは大変そう…。 そんな時にきっと参考になるのがこちらのコーディネートです。
キッチンの奥に有孔ボードを貼り付け、スッキリとシャープに収納しているお見事なレイアウト。
カラーリングやものの配置バランスも素晴らしく、使いやすくクールな印象を放つキッチンになっています。
有孔ボードには全面に小さな穴がたくさん空いており、そこにフックを引っ掛ければ新たな収納個所がすぐ出来るので、
DIYが苦手な方にも簡単にチャレンジ出来るところが魅力的。
増え続けるキッチンツールや調味料などの収納に悩んだ方に、おすすめしたい画期的なアイデアです。

2DKに多い和室、どう使う? 凄腕リフォームを要チェック!

古い建物に多い間取りである2DK。建築された頃から時間が経っているため、2つある個室のうち1室は和室、というスタイルも多いはず。
日本情緒あふれる和室はもちろん素敵だけど、今持っている家具には似合わない、ダイニング、キッチンとのバランスが上手く取れない…。
2DKに住む方の中には、この和室に手を焼いている方もいるかもしれませんね。
昭和の名残りのような
2DK内の和室を、今の時代にもぴったり合うような部屋にするにはどうすれば良いの? とお考えの方、必見! 和室を洋室に変えて暮らしている方の実例をご紹介します。
ホントに元和室だったの? とびっくりするような変貌を遂げた素敵なリフォームやその後のコーディネートから、改装のモチベーションをもらって下さいね。

和室がモダンな部屋に大変身! 大人のモノトーンでコーディネート

2つの異なるインテリアのスタイルでは、ぴったりマッチしてくれるものもあれば、逆にあまり馴染んでくれないテイストがあります。
そのひとつに挙げられるのが、モノトーンのインテリアと和室の組み合わせではないでしょうか。ブラック&ホワイトのクールな印象を持つモノトーンと、柔らかな和のテイストを合わせるのは至難の業。
モノトーンが好きな方には手ごわい相手になる和室を、大胆なリフォームで洋室に変え、メリハリの効いたカッコいい部屋にしているプロ級のリフォームがこちらです。
床には白いクッションフロアを使用、壁紙も白を選んで清潔感あふれるスタイリッシュな空間へ。アクセントカラーの黒の使い方も素晴らしく、ここ元和室だと気付く人は少ないのではないでしょうか。
和室でも大好きなインテリアのスタイルを諦めたくない、そんな方にきっと参考になるリフォーム&コーディネートです。

和室をプチ・リフォームすれば、ブルックリン・スタイルにだって挑戦できる!

タフで武骨なイメージと、渋さ満載のヴィンテージ感をミックスしたブルックリン・スタイルは大人気!
自宅にいながらにして外国気分を味わえる、メンズライクシャープな印象で知られているテイストですが、和室とどうマッチさせればいいの?
そんな疑問に答えてくれるのがこちらのコーディネートです。
壁にはコンクリ風壁紙を貼って、クールな雰囲気を演出。ディアウォールで
棚を作り上げ、そこに飾った雑貨のバランスや、ライトや家具の使い方に優れたセンスを感じさせます。
こちらのコーデは床が畳のままなのですが、それにさえ気付かないほどの大変身。プチ・リフォームからでも大胆にイメージチェンジが出来るという見本になるテクニックです。
インテリアにカッコよさを求める方で、
2DKの和室の使い道に悩んでいる方には、リフォームのインスピレーションを得られるコーデに違いありません。

和室をリフォームしたら、広さを感じさせるLDK

2DKの悩みの種はリビングエリアが存在しない事。
ダイニングでは落ち着かない、ゆっくり出来る場所が欲しいと思っている方の中には、
2つの個室のうち1室を開放してリビング代わりに使っている人もいるに違いありません。
でもダイニングから続きの間が和室だったらどうでしょう? キッチンやダイニング・テーブルなどがある洋風の部屋から突然和室のリビングへ、となるとインテリアを合わせる事は難しい。
そんな問題をクリアにしたのがこちらのコーディネートです。
床から壁まで見違えるように変身した和室には、続きの間と同じテイストでおめかし! まるでひと部屋になったかのようなレイアウトで、広々とした解放感を感じさせます。
個室をリビングにする場合、元はふたつの異なる部屋をどうコーディネートするか悩んだ時には、是非こちらのコーデを参考にして下さいね。

押入れを徹底改造! DIYでここまで変わる実例集

長い年月が経っているからこそ、他の物件に比べてコストパフォーマンスが良いのが魅力的な2DK
特徴として個室の中に和室が多いのが挙げられますが、その和室に付きものなのが押入れです。かつては多くの人々が布団を使用していた暮らしの中で、押入れはなくてはならない存在でした。
今でこそベッドの利用が殆どになったとはいえ、和室と押入れのコンビは未だ健在。たくさんの収納が出来る大変便利な存在の押入れ、実際のサイズをご存じでしょうか。
平均的な大きさは横幅
1.8m X 高さ 1.8m X 奥行き 0.9m と言われており、その上部に天袋が付いている場合だと、横幅 1.8m X 高さ 04.m 0.5m X 奥行き 0.9m ものサイズが上にプラスされます。
押入れの奥行きは
0.9m 深く、布団を入れない場合は奥の部分にしまったものが取りづらい、また足元から天井までの収納なので、下部や上部に手が届きにくい、などの問題も。
でもこの押入れを全面リフォームすると、非常に大きなスペースが使える事が分かります。また、和室全体をリフォームしたい方にとっては、押入れだって変えてみたい場所であるに違いありません。
ここでは押入れを徹底改造、驚くようなテクニックを用いて斬新な変貌を遂げた実例をご紹介します。
大きなスペースを持つ押入れ、今日から違う方法でもっと有効に活用してみませんか?

押入れリフォームで、部屋を広くスタイリッシュに

本当にここに押入れがあったの? と誰しも目を疑ってしまう程プロ級テクニックで押入れをリフォームしたのがこちらのコーディネートです。
押入れの真ん中にあった中段、そしてふすまを取り払い、スッキリとした空間へ。取り除く事の出来なかったから右手にかけてはアコーディオンカーテンを使い、クローゼットへ変身!
和室を洋室へと大胆リフォームし、畳部分から押入れの後部まで床を繋げた事で、押入れの面影は消え完全に部屋の一部となりました。
ホワイトカラーをメインとしたスタイリッシュな空間は、ブラックのアクセントカラーでクールなイメージもバッチリ、大人の部屋にふさわしい雰囲気に。
押入れは実際に取り外してみると非常に大きなスペースなので、ここを部屋として使えるのはコンパクトな部屋のサイズに悩んでいた方にとって大きな魅力。
和室や押入れをどう変えれば良いのか悩んでいた方の、お手本となるリフォームです。

押入れがワークスペースに大変身!

家で作業をする方や、在宅ワークの人にとってはデスクは必需品。でもコンパクトなサイズの部屋の場合には、デスク割くスペースだって悩みの種になりがち
そんな自宅での仕事には欠かせない存在であるデスクを置かずに新たなにワークスペースを作り上げてしまったのがこちらのコーディネートです。
押入れの中段部分を机代わりにし、周りをカッコよさ抜群のレンガ風壁紙で総仕上げ!元は押入れだったとは信じられないほどクールな場所にイメージチェンジしています。
押入れの
1.8m X 0.9m という大きさは、通常のデスクもかなわないほどのゆったりサイズ。これなら場所を気にする事なく作業が出来て、能率もずっとアップしそう!
押入れを日常に必要なスペースへ見事に変えて、生活空間を豊かにしたリフォームです。

個性的なアイデアで、オリジナリティあふれる部屋へ

押入れをリフォームする際、どのようなスタイルにするのか、そこで何をするのかを考えるのは、とっても楽しい悩み事。広い面積を誇る押入れですから、チョイスは無限大!
自分だけのアイデアを使えば、個性的な部屋になるに違いありません。
こちらは押入れを何と食事が出来るスペースにしてしまったと言う凄腕コーディネートです。元は和室とは思えないスタイリッシュな部屋にぴったりマッチするおしゃれな空間となり、下段には棚を置いて収納も出来るスペースに。
壁紙や天幕に用いたグレーを基調とし、インダストリアルな雰囲気の中でアクセントになる黒いカラーが効いています。
2DKでダイニングが小さいと困っている場合にもぴったりな優れたアイデア。個性的な発想と、卓越したセンスを使い、オリジナリティあふれる唯一無二の部屋が出来上がりました。
押入れの改造はどうしよう? と考えている方のきっとヒントになるはず!

押入れをクローゼットへ大胆チェンジ!

家に関する悩み事のうち、収納不足と部屋のサイズは常に上位にあがる大問題。
どんな広さの家に住んでいても、誰しも頭を抱える問題ですが、
2DKに住んでいる人もきっと例外でないに違いありません。
衣類の収納にはクローゼットが必要ですが、高さのある家具を置くともっと部屋が狭く見えてしまいそう
増えていく洋服の収納をどうにかして片付けたい、という皆の悩みを解決してしまったのがこちらのコーディネートです。
押入れの扉を取り払い、内部をクールにデコレート。上段フロントにはディアウォールで新たな柱を作り、補強とアクセント、ふたつの役目を担っています。
トップにはハンガーでかけられる洋服を、下段にはボックスで収納出来るものを。下段のヴィンテージ風ボックスはプラスチックケースのリメイクだと言うからそのセンスにただ脱帽!
細部までとことん手を抜かないこだわりは、リフォームをするのなら是非見習いたいポイントです。

押入れが大人の秘密基地に

子どもの頃に押入れに入るのが好きだった方はいませんか? 狭い空間にいると何だか落ち着く、くつろげる。その感覚は、大人になっても変わらないものなのかもしれません。
こちらは押入れをアトリエに改造、まるで大人の秘密基地のような場所へと大変身したコーディネートです。
1冊はとても小さなサイズなのに、増えて来ると置き場所に困ってしまう本や雑誌の類もしっかり収納。壁はライトや雑貨で可愛くデコレートされ、何時間でも過ごせそうな居心地の良い空間になりました。
家に自分の書斎が持てないと悩んでいた方は、こちらのコーディネートを見習って、押入れを自分だけの書斎やアトリエに変貌させてみるのはどうでしょう。
使いやすくリフォームし、好みのインテリアでディスプレイした押入れが、家の中で一番落ち着く、大好きな場所になるかも!

子どもにも嬉しい! ナチュラル・テイストのおもちゃ収納スペース

小さなお子さんがいる家庭では、お母さんの仕事に休みはありません。目が離せない子どもの世話に、家事をこなす毎日では疲労も溜まりがち。
そんな時に部屋に散乱しているおもちゃを見ると、どっと疲れが増してしまう事もありますよね。
いつも綺麗な家で生活したいと思いつつ、増えていくおもちゃの収納に困っているママも多いのではないでしょうか。
おしゃれな雰囲気を保ちながら、整理整頓も出来る家を目指すなら、こちらのコーディネートを参考にしてみては?
押入れをナチュラル感いっぱいのエリアにリフォーム、内部もおしゃれで可愛い収納グッズを使い、機能面でもインテリア的にも優れている魅力的なコーディネート。
あたたかな木の香りただよう収納スペースに変身した押入れは、子どもにとってもお気に入りの場所であるに違いありません。
子どものおもちゃ収納に悩んでいるママなら、きっと気に入る押入れリフォームです。

子どもが大きくなっても大丈夫! 押入れをベッドにリフォーム

赤ちゃんの時代を過ぎて子どもが大きくなってくると、家が手狭に感じてしまう事が多々るはず。さらに子どもが二人の場合、どのようにスペースをやりくりするかは大問題!
引っ越しする予定がない場合は、現状の家のサイズの中で暮らしやすくする知恵が必要です。
小さいうちは一緒に布団で寝る事が出来たけれど、大きくなってくるとそのまま布団で、という訳にもいきません。
子どもが眠る場所で頭を抱えている方は、きっとこちらのリフォームが参考になるはず!
押入れを改造し
2段ベッドに変えてしまった、まさにDIYのプロフェッショナル。押入れ内部は西海岸スタイルを感じさせるカラーリングでまとめ、ファブリックのアイテムともベストマッチ、インテリア的にも抜群のコーディネートです。
お押入れのサイズは通常のシングルベッドの大きさとほぼ変わりがないので、小さくて寝にくいという事もありません。
2段ベッドが置けなくて困っている方に、押入れをベッドに改造、おすすめです!

2DKの問題エリアも、きっと大好きな場所になる

住まいの形態が変わりリビングルームがある家が増えた中で、居間に当たるエリアがない2DKは、たとえ個室が2つあっても使いにくいと感じる事があるかもしれません。
でもインテリアの問題は、自分のセンスやオリジナルいっぱいのアイデア、直す場所が多いほど上手になっていく
DIYで、きっと解決出来るはず。
自分の手で作り上げた空間は、最初からパーフェクトな家よりも、もっとずっと愛着が湧くに違いありません。
今住んでいる
2DKで暮らしにくいと感じていたら、その問題のエリアが大好きな場所に変わるよう、イメージチェンジしてみませんか?
部屋を広く見せるヒントやリフォームのアイデアを探している時は、是非今回の記事を参考にして下さいね。

- 2016年10月28日