ナチュラル・インテリアに囲まれて暮らしたい。自然を感じるコーディネート集!

ナチュラル・インテリア住んでいる家の問題は、どんなタイプの住居にも存在するもの。狭かったり、日当たりが悪かったり、キッチンの使い勝手がいまいち気に入らなかったり。
でもそんな不満も、自分の好きなテイストでまとめれば、過ごしやすい空間に変える事が可能です。
どんなかたちの住まいでもすぐにトライ出来て、その優しい雰囲気で家をあたたかく包み込んでくれるナチュラル・インテリアはやっぱり人気!
ナチュラルな雑貨を可愛くディスプレイ、自然を感じる家具やファブリックを上手に活用すれば、オールシーズン、いつも心地良く心を落ち着かせてくれる部屋に早変わり。
日本の住居にも馴染みやすく、他のインテリアとの相性も抜群。趣味が移り変わっても対応しやすいナチュラルインテリア、早速自宅に取り入れてみませんか?
ここではナチュラルなスタイルを取り入れたいと思っている方にきっと参考になる、インテリア実例集をご紹介します。

目次

1.ナチュラルインテリアってどんなスタイル?
☞北欧ナチュラルは、スタイリッシュと優しさが見事にミックス
☞ナチュラル・カントリーは、古き良きものを愛する人の王道スタイル
☞シンプル・ナチュラルは大人にこそふさわしいインテリア

2.ナチュラル・インテリアの基本テクニックを知ろう
☞家具の素材は、木のぬくもりを感じられる木目調をベースに
☞自然を肌で実感できる、天然素材を利用しよう
☞ナチュラルインテリアに映える色を知っておこう

3.ナチュラル・インテリアをワンランク上にする雑貨はどんなもの?
☞ドライフラワーは優しい部屋作りにぴったり!
☞ナチュラル・インテリアの定番! アンティーク・テイストの雑貨
☞ファブリックはナチュラル・インテリアの強い味方
☞バスケットはデコレーションにも収納にも大活躍
☞ナチュラルな部屋に潤いを与えてくれる、観葉植物を取り入れよう

4.ナチュラル・インテリアのコーディネート・リビング編
☞ナチュラルな空間で、ソファを中心にバランス良くコーディネート
☞デコレーション&カラーリングで、リビングをナチュラルにまとめてみよう
☞ナチュラルな素材を使ってコーディネート!

5.ナチュラル・インテリアのコーディネート・キッチン編
☞ナチュラル・インテリアのキッチンには DIY で統一性を
☞キッチンの見せる収納テクニック
☞オープン収納で、おしゃれなカフェ風インテリアを目指そう!

6.ナチュラル・インテリアのコーディネート・ダイニング編
☞カフェ風テーブルで個性を出そう!
☞キッチンと続いたダイニングルームには調和を忘れずに
☞ナチュラルなダイニングにぴったりな照明は?

7.自然の優しさを感じたいなら、やっぱりナチュラル・インテリア

1.ナチュラルインテリアってどんなスタイル?

ナチュラル・インテリアとは「ナチュラル・インテリア」の言葉自体はよく聞くけれど、本当はどんなスタイルの事を言っているの? と疑問に思う方もいるかもしれません。
モダン・インテリア、アジアン・スタイル、男前インテリア、西海岸インテリアなど、言葉だけですぐに頭に思い浮かべる事が出来るインテリアのスタイル。
でも「ナチュラル・インテリア」はそれに比べて定義が広く感じられる気がしませんか?
実際、ナチュラルなインテリアは幅広く、その中にいくつかのスタイルが存在します。まずはどんなスタイルが自分の好みか要チェック!
お気に入りを探して、ナチュラルな部屋への第一歩を踏み出しましょう。

北欧ナチュラルは、スタイリッシュと優しさが見事にミックス

北欧ナチュラルスタイリッシュで洗練されたデザイン、特徴的なフォルムや斬新な色使いなどで、一世を風靡してブームとなった北欧インテリア。
木目調を基本とし、緩やかな曲線を描いた北欧系の家具はナチュラルなテイストにもぴったりで、ラインはシャープでありながら、無垢材を使うなど木のぬくもりを感じさせるアイテムは、自然素材の雑貨とも好相性。
大胆な柄を使ったファブリックやデザインも、淡く優しいナチュラルなインテリアにすっと溶け込む事が出来、このふたつのスタイルを融合させたものが「北欧ナチュラル」という新たなジャンルです。
パッと目を惹くヴィヴィッドな色彩を用いる事もある北欧テイストですが、ナチュラル・インテリアに合わせる時は、カラーを心持ち抑えてみるのがコツ。
ナチュラルなテイストの柔らかなトーンを邪魔しない、穏やかな色合いで揃えてみると良いでしょう。

ナチュラル・カントリーは、古き良きものを愛する人の王道スタイル

ナチュラル・カントリーナチュラル・インテリアと聞くと、最初に思い浮かべるのはカントリー・テイストなのではないでしょうか。
それほど長く、世界中で愛され続けてきたスタイルであるナチュラル・カントリー。
ひと口にカントリーとは言っても範囲は広く、エレガンスさと気品を持ち合わせたフレンチ・カントリーはいつも女子の憧れ。
素朴さと歴史の重みを感じさせるイングリッシュ・カントリーも魅力的で、ちょっぴり武骨、でもキッチュな可愛さも兼ね備えるアメリカン・カントリーも捨てがたい。
どのスタイルにも共通しているのは、長い時間を経ているからこそ美しさを増した風合い。歴史と文化を感じさせる味わい深いアイテムたちが、ナチュラルなカラーや雑貨としっくり馴染んでくれるところが特徴的です。
ナチュラル・カントリーはアンティークやヴィンテージのアイテムが好きな方にとって、コツコツと集めて来た宝物が光り輝く場所。
流行に流される事もなく、いつまでも魅力が色褪せない王道のスタイルです。

シンプル・ナチュラルは大人にこそふさわしいインテリア

シンプル・ナチュラル断捨離がブームとなり、今の生活に本当に必要なものは何なのか、考える事の多い時代になりました。
次から次へ流行りものを手にしては、飽きてしまったものを捨てて行くのではなく、選び抜いた大切なものだけを長く愛する暮らし。
ミニマルなライフを目指す人が増え、インテリアにもシンプルなラインを求める風潮となりました。
でもシンプル、ミニマルだけではちょっぴり物足りないという人のために、潤いをプラスしたスタイルがシンプル&ナチュラルなインテリア。
シャープで直線のラインを生かしたデザインのものに、天然素材のアイテムを上手にミックス。過剰な装飾はなくても、心に癒しを与えてくれるテイストが人気です。
飽きの来ないデザイン、そして少ないものを美しく飾るスタイル。
今の時代にこそ幅広く受け入れられるシンプル・ナチュラルのインテリアは、自分のために選択をする事が出来るようになった、大人のためのテイストとも言えるでしょう。

2.ナチュラル・インテリアの基本テクニックを知ろう

ナチュラル・インテリアのテクニックインテリアをお気に入りのスタイルで統一する時は、基本のセオリーを守ってると、その後に趣味が変化したり、新たなものを買い足してもそれぞれが上手く馴染んでくれるはず。
ナチュラル・インテリアもスタイルやコーディネートに違いは出ても、ベーシックなポイントを知っていれば、あとは自分のセンス次第で個性豊かな部屋が完成!
ここではナチュラルなインテリアを目指す時に必要な、基本となるテクニックをご紹介します。

家具の素材は、木のぬくもりを感じられる木目調をベースに

ナチュラルな家具の素材あるひとつのインテリアのテイストでまとめる時に、イメージ作りに一番大切なものは家具の素材です。
特にテーブルや食器棚など、サイズも大きくその部屋でインパクトを放つ家具の素材は最重要。ナチュラル・インテリアを目指すなら、家具の素材はやっぱり木目調!
天然木を使ったテーブルや、木の柔らかな質感を味わう事の出来るチェアなどを揃えれば、部屋をあたたかな雰囲気にしてくれるはず。
木材にはたくさんの種類があり、カラーも淡い色合いから濃い色調までさまざま。時間が経つ事によって色調が変化するタイプもあるので、購入の際には店頭で確認してから決めるのがベストな方法。
大型家具はあまり買い替える事のないものなので、他の家具や雑貨にも合わせやすいカラーを選ぶ事が大切です。

自然を肌で実感できる、天然素材を利用しよう

天然素材インテリアを極める時は、家具だけでなく雑貨やその他の細々としたアイテムの素材もとっても重要。バラバラのマテリアルを使っていると、何だか部屋もごちゃごちゃとした印象を与えがちです。
家具を木目調で揃えてみたら、他のアイテムには天然素材で集めてみると、優しい雰囲気をかもし出し、ナチュラル・インテリアとして綺麗にまとまるはず。
天然素材を使ったものは、リネンのファブリックや、木を使った製品、籐や麻で出来た籠など、たくさんのものが存在します。
環境に優しく、手触りも柔らかで見た目もソフト。まさにナチュラルな部屋にぴったりの素材です。
たとえ異なる素材で出来たものを組み合わせてみても、「天然素材」という統一感があればミスマッチする事もありません。
小さなアイテムでもひとつひとつの素材を気にしながら選んでいけば、季節や自然を肌で感じられるナチュラルなインテリアの出来上がり!

ナチュラルインテリアに映える色を知っておこう

ナチュラル・インテリアのカラーリング家具や雑貨の素材を決めたら、次に考えてみるのがカラーリング。
まず部屋のベースカラーとなる床、壁、天井の色を良く見てみましょう。日本の住居の殆どが白い壁になっていますが、白はナチュラル・インテリアにぴったりな色。
壁紙などで変化を付けるのも楽しいですが、壁のそのままの色を生かせるところがナチュラル・インテリアの嬉しいポイントです。
家具や雑貨のマテリアルとして自然素材を使う事の多いナチュラル・インテリアは、メインカラーを選ぶならその素材を生かしてくれる色がぴったりです。
ベージュやグレー、アイボリーやオフホワイトなど、淡い色調からメインのカラーを選べば、家具や雑貨の存在感を生かした使い方が出来るはず。
気になるアクセントカラーには、あまりにもトーンが違い過ぎる存在感の強い色を選んでしまうと、そこだけが目立ってしまう事があるかもしれません。
メインカラーとのグラデーション効果の高い色をアクセントに選ぶと、部屋の中の素敵なスパイスになってくれるはず。

3.ナチュラル・インテリアをワンランク上にする雑貨はどんなもの?

ナチュラル・インテリアの雑貨木目調の家具、天然素材の品々、淡いカラーリングに好みのスタイル。
目指すナチュラル・インテリアの方向性が定まって来たら、次は部屋をワンランク上に美しく飾るアイテム、雑貨の存在を考えてみましょう。
キュートなフォルムやポップなカラー、あるいはシンプルなラインやデコラティブなデザインなど、素敵なものが多すぎて、流行とともに目移りしやすい雑貨たち。
あまりにも多種多様なアイテムを集めてしまうと、せっかくのお気に入りをデコレートしてみても、その存在を生かしきれないことも。
ナチュラルなインテリアを心がける時は、そのスタイルに合ったものを選ぶルールを忘れずに。
ここではナチュラルなインテリアのセンスアップに大活躍してくれるアイテムをご紹介します。

ドライフラワーは優しい部屋作りにぴったり!

ドライフラワーナチュラルなインテリアと言えば、お約束の雑貨は天然素材を使ったもの。
その中でも時の流れと自然の優しさを感じさせてくれるドライフラワーは、ナチュラル・インテリアには欠かせないものとなるでしょう。
瑞々しいフレッシュな生け花も素敵ですが、ドライフラワーにはまた違う魅力があります。色あせた色彩がノスタルジックな空間を作り上げ、その静かな美しさは忙しい毎日を送る人の心もきっと落ち着かせてくれるはず。
シンプルなラインのデザインにも、アンティークの家具にもぴったりの好相性で、古き良き時代を思わせる、ニュアンスのある部屋作りに大活躍です。
切り花の匂いがちょっぴり強く感じる方にも、ドライフラワーのほのかで柔らかな香りなら、きっと満足出来るはず。
なお、ドライフラワーは日当たりの良い場所に置くと、色が変化してしまう事もあるので避けた方がベター。そして湿気のない場所に飾るようにしましょう。

ナチュラル・インテリアの定番! アンティーク・テイストの雑貨

アンティークテイストナチュラル・インテリアを既に部屋に取り入れている方の部屋には、きっとアンティークの雑貨が飾られているのではないでしょうか。
錆びた色合いや褪せた色調、彩度が落ち着いてシックなテイストに変化したアンティークの品々は、ひとつあるだけで部屋をぬくもりのある、あたたかな場所へと変化させる力を持っています。
その品を愛でて慈しんできた人々の手から手へ移り渡り、時代を過ごしてきたアンティークのアイテムたち。
たとえ真新しい住居にもしっくりと馴染んでくれる、作った人や時代を思い起こさせてくれるアンティークの雑貨は、自然を愛する人々のためにあるナチュラル・インテリアにぴったりとマッチしてくれるアイテム。
アンティークの雑貨との出会いは一期一会、自分を待っていてくれたアンティークの雑貨は、一番大好きな場所に美しく飾りたいですね。

ファブリックはナチュラル・インテリアの強い味方

ファブリックインテリアのアクセントとして欠かせないのがラグやカーテン、クッションと言ったファブリック系のアイテムたち。
季節の変わり目の模様替えや、プチ・イメージチェンジにも大活躍してくれます。
ナチュラル・インテリアには、やはり天然素材を使ったファブリックがぴったり!
光りを優しく包み込む生成りのカーテンや、手にも優しい触感のウールのブランケットなど、すぐにでも部屋の雰囲気作りに活用したいものがたくさん。
また、ナチュラル・インテリアの淡い色彩に少し変化を付けたい時には、ファブリックのアイテムで、小さな冒険をするのが一番です。
メインカラーの雰囲気を壊さないぐらいの色調のクッションなどでメリハリを付けると、空間がぐっと引き締まり、生き生きとした場所に変化するはず!

バスケットはデコレーションにも収納にも大活躍

バスケットどんな大きさの家に住んでいても、悩みの種になってしまうのが収納の問題。
特にクローゼットの中にしまうのではなく見せる収納の場合には、たとえ便利であってもプラスチックの収納道具では、せっかくのナチュラル・インテリアには似合いません。
そんな時の強い味方が籐や麻で出来たバスケットの存在です。
情緒たっぷりの風合いでインテリアのセンスアップにも大助かり、収納性にも優れているバスケットならナチュラルなテイストの部屋にぴったり!
収納道具はそれぞれが同じカラーやデザイン、サイズでないと置いた場合にアンバランスな印象を与えがち。
でもバスケットなら、和風テイストからアンティーク風までそれぞれが違うテイストやサイズであっても、お互いが優しくマッチしてくれるところが嬉しいですね。

ナチュラルな部屋に潤いを与えてくれる、観葉植物を取り入れよう

観葉植物ナチュラルなスタイルの部屋を更に自然を感じさせる空間にするのなら、観葉植物を暮らしに取り入れるのが一番!
季節ごとに可憐な姿を見せてくれる花たちや、暮らしを豊かにしてくれるハーブたち。
愛情をこめて世話をすれば、その分答えてくれる観葉植物があると、部屋の印象は全く異なるものになるでしょう。
常に緑が息づく部屋は、慌ただしく忙しい毎日でも心に潤いをもたらせてくれるはず。たとえ庭やベランダがなくても、窓辺に小さなグリーンを置く事から始めてみませんか?
インテリアにこだわる方は、脇役の存在である植木鉢も、雰囲気を盛り上げてくれるアンティーク・テイストのものや、ナチュラルな風合いを生かすデザインのものを選びたいですね。

4.ナチュラル・インテリアのコーディネート・リビング編

リビングルームリビングルームは家族で長い時間を過ごす、家の中でも最も大切な場所。
家族全員の気持ちを穏やかにしてくれて、過ごしやすい癒しの空間にしてくれるナチュラル・インテリアがぴったり似合う場所でもあります。
でも実際にナチュラルなスタイルに統一しようと思っても、家の中で一番大きな部屋であるリビングルームは、どのようにコーディネートすれば良いのか、悩む事があるかもしれません。ここではナチュラルなリビングルームを作ろうと思っている方に、きっとヒントになる実例集をご紹介します。
ソファやセンターテーブルといった、リビングには大型家具が集中する場所。どんな素材 でどんなデザインのものを選べば良いのか、きっと役に立つコーディネートがいっぱいで す。

ナチュラルな空間で、ソファを中心にバランス良くコーディネート

ナチュラルなリビングルーム家族みんなが集まるリビングルームはその家の最重要エリア。
そしてリビングルームの主 役とも言えるソファは、インテリアのキーポイントとなる家具と言っても過言ではありま せん。このソファと他の家具とのバランスが取れていないと、インテリアはまとまりがな くなってしまいます。
それほど重要なソファ選び、購入前に参考になるのがこちらのコー ディネートです。ソファはロータイプを選び、部屋には自然を肌で感じさせてくれる解放 感がいっぱい。
ソファ生地に天然素材を用いた事でナチュラル感にあふれ、それに木目調 のセンターテーブルが見事にマッチしています。
額縁をアーティスティックに飾って引き 締め効果も抜群。ソファを中心にバランスの取れた居心地の良さそうなリビングルームが 完成しています。

デコレーション&カラーリングで、リビングをナチュラルにまとめてみよう

ナチュラルなデコレーションナチュラルインテリアの楽しみと腕の見せ所は、なんと言ってもデコレーション。
部屋の レイアウトや家具の素材に合わせて大好きな雑貨を飾るのは、インテリア好きな方にとっ ては至福のひと時に違いありません。
特にリビングルームは家族だけでなく、ゲストが来 た際に集う、言わば家の表舞台。
この部屋をどうデコレートするかによって、家のイメー ジが決定づけられてしまいます。ナチュラルインテリアは大好きだけど、まだ雑貨の好み のテイストが明確になっていない方におすすめしたいのがこちらのコーディネート。
白と 木目調のカラーリングのコンビネーションが優しく調和し、また観葉植物を上手にデコ レートした事で、ナチュラル感あふれる部屋になりました。
気を付けたいのは、雑貨を飾 る時は詰め込み過ぎはマイナスになるという事。スペースに余裕を持って飾るよう心がけ ましょう。

ナチュラルな素材を使ってコーディネート!

ナチュラル素材を使ったコーディネートナチュラル・インテリアにぴったりな素材はなんと言っても、自然の息吹を感じさせてく れる天然素材のもの。
柔らかな質感の木材の家具や優しい手触りのリネンの存在は、部屋 の中にあるだけで、ぐっとナチュラル感をアップさせてくれます。
けれど現代の住居に天 然素材をどうやってマッチさせたら良いの?と悩んだ時はきっとこちらのコーディネー トが参考になるはず。
ソファやセンターテーブル、ライトや雑貨のマテリアルを天然素材でまとめ、統一感を感じさせる部屋に。クッションやブランケット、ラグなどはデザイン に少しずつ変化を持たせ、遊び心もバッチリ。全てがしっくり馴染んで大人のムード満点 のリビングルームになりました。

5.ナチュラル・インテリアのコーディネート・キッチン編

ナチュラル・スタイルのキッチン大切な人の笑顔を作る、美味しい料理が生み出されるキッチンは女性にとって重要な場所。料理に充分な時間をかけられる方も、忙しい日々を送る人も、皆のパワーの源となる食事を作るキッチンは、大好きでお気に入りの場所にしたいですよね。
ナチュラル・インテリアを目指す方なら、大切な場所のキッチンも、好きなテイストでまとめたい!でも毎日使うエリアだからこそ、キッチンは実用重視になってしまいがち。収納でも問題が多いキッチン、ナチュラルで居心地の良い空間にするにはどうしたらいい?
ここでは家事を楽しくこなせる、あたたかなキッチンに設えた実例をご紹介します。
片付かなくて落ち着かなかったキッチンも、ヒントを得たらすぐに模様替え開始! 家じゅうで一番お気に入りの場所にきっとなるはず。

ナチュラル・インテリアのキッチンには DIY で統一性を

ナチュラル・インテリアのキッチンオーダーメイドのキッチンならともかく、賃貸に住んでいる場合など、既にキッチンのス タイルが決まっていると、なかなか思い通りのインテリアが出来ないと悩んでいる方もきっといるはず。特にキッチンは機能性を第一に考えられた作りやデザインが多く、シン ク下の収納のカラーやデザインなど、今いち納得の行かない人もいるのではないでしょうか。
もし可能であるのなら、シンク下の扉などは DIY で好みのカラーにしてみてはいか がでしょう。こちらはパステルブルーでシンク下を統一、ナチュラルな雰囲気にあふれた コーディネート。
原状回復をしなくてはならない場合には、後に取り外す事が出来る板を 収納扉に貼り付け、ペイントするなどの工夫で、ひと味違った個性を出す事も可能です。
『理想に近づく』をモットーに、統一性を感じさせるキッチンを目指して、自分好みへ変 えてみませんか?

キッチンの見せる収納テクニック

見せる収納テクニックキッチンで備え付けの収納が小さい場合や、新たに収納家具を置けないサイズのキッチン では、ある程度は『見せる収納』にトライしなくてはならない事もありますよね。
アイテ ムを表に出した『見せる収納』の場合、バランスのあるコーディネートが重要ですが、キッチンツールや料理道具では全てのものを同じブランドやデザインで揃えるのは難しい 事も。次々に発売されるキュートな鍋やポット、機能性を重視して選んだキッチンツール など、時間が経つにつれキッチン周りにはまとまりのないデザインやカラーのアイテムで いっぱい、なんて事も起こりそう。
キッチンを見渡して、どうもバランスが取れていない、 と感じた方はこちらのコーディネートを要チェック。アイテムはそれぞれ違うフォルムや デザインなのに、ちゃんとナチュラルなスタイルとしてまとまっています。
ポイントはそ れぞれのアイテムの色や素材を、少しずつ合わせていく事。
例えばこちらのコーデのよう に、鍋とファブリックアイテムの色を揃える、どこかに木目調の素材が入ったアイテムを 選ぶ、黒板と棚の色を合わせるなど。小さな統一性が全体に調和のあるキッチンへと変え てくれるでしょう。

オープン収納で、おしゃれなカフェ風インテリアを目指そう!

オープン収納キッチンに収納が少ない場合や、キッチングッズや食器を集めるのが大好き! という方 は、常に収納場所をどうするかで頭を悩ませているかもしれません。
特にフライパンや鍋 といった料理器具やフォルムやサイズの違う食器類は、仕舞うスペースを多く取るアイテム。収まりきらないと泣く泣く購入を諦める場合も出て来そう。そんな時は、空いたス ペースに新たにオープン収納を作ってみませんか?
キッチンでのオープン収納は油が飛 んで汚れそう、と心配な方も、逆にこまめに掃除をするチャンスです。こちらはオープン 収納を利用して、おしゃれなカフェのように作り上げたコーディネート。収納をオープン にしているために解放感を感じさせ、キッチンに漂うナチュラルな雰囲気が素敵です。食器類を収納する際に地震が気になる方は、棚の手前にワイヤーを通す、低い場所にオープ ン収納を設置するなど工夫して下さいね。

6.ナチュラル・インテリアのコーディネート・ダイニング編

ナチュラルスタイルのダイニング心を込めて作った料理をみんなで美味しく食べる場所。笑顔の集まるダイニングルームにぴったりなナチュラル・インテリアってどんな感じ?
ダイニングはその主役とも言えるダイニング・テーブルに、ナチュラルな素材である木材を使えばそれで完成、というわけにもいきません。
キッチンやリビングに続いているダイニングの場合には、お互いの部屋とのバランスも重要です。またテーブル以外にもダイニングで必要な椅子や食器棚、照明との兼ね合いや、雑貨のデコレーションも気にしたいところ。
ここでは家族みんなが過ごしやすい、ナチュラルな風合いにあふれたダイニングルームを作る時のポイントを抑えたコーディネートをご紹介します。
実例を元にヒントをつかめば、ぬくもりのある食卓はもうすぐそこに!

カフェ風テーブルで個性を出そう!

カフェ風テーブルダイニングテーブルはダイニングルームのメインファニチャーであり、毎日家族が食事をする場所。それ故に選ぶ時はサイズはもちろん、デザイン、素材のすべてを充分に考慮して選ばなくてはいけません。
フォルムもデザインもさまざまなタイプがあるダイニングテーブルですが、ナチュラルなインテリアを目指すなら、カフェ風テーブルはいかがでしょう。
こちらのコーディネートでは、カフェ風テーブルにベンチタイプのチェアを合わせ、家にいながらにしてカフェ気分を楽しめそう!壁紙もレンガ風に変えてみれば、個性的かつナチュラル感いっぱいのダイニングルームが完成です。
家族が多い家や、ゲストがよく集まるという家では大きなテーブルが必要になる事もしばしば。室内に入った瞬間目を奪われるカフェ風テーブルなら、どんなシチュエーションにも対応してくれ、かつインテリア的にもバッチリです。

キッチンと続いたダイニングルームには調和を忘れずに

キッチンとダイニングルームに調和をオープン・キッチンやセミクローズド・キッチンなど、ダイニングルームからキッチンが見えるタイプの住居では、
このふたつのエリアのトータルバランスが重要なポイントになって来ます。
料理をする場所、食べる場所と異なる動作を行うエリアのバランスに悩んだ時は、きっとこちらのコーディネートが参考になるはず。
ダイニングテーブルやオープンラックといった家具の素材を柔らかな色調の木材で揃え、どちらのエリアにもリフレッシュ効果抜群の観葉植物を配置。
またアクセントカラーとして、シンク下の扉にマットな黒を用いて引き締め効果がバッチリ効いて、美しい調和を感じさせるナチュラルなキッチン&ダイニングルームになっています。
まとまりのあるインテリアを目指すなら、続きの部屋にはトータルコーディネートを考える事が大切。素材やデコレーションするアイテムなどに、美しい統一性を持たせて下さいね。

ナチュラルなダイニングにぴったりな照明は?

ナチュラルダイニングの照明ナチュラル・インテリアを部屋のメインテーマにしている場合、照明をどのように取り入れるかは大切なポイントです。
部屋を明るく照らしてくれるだけでなく、インテリアのアクセントにもなる照明は、機能性だけでなくデザイン的にも優れたものを上手に使いこなしたいもの。
自然な風合いを大切にするナチュラル・テイストには、やっぱりそれに似合ったものを選びたいですよね。
こちらは木のぬくもりやあたたかさがふんだんに感じられるダイニングの中で、シンプルなペンダントライトを用いて甘過ぎない雰囲気を演出しているコーディネート。
低めに設置されたライトのおかげで、部屋が広く、すっきりと見えています。
ライトは部屋の主役になったり、雑貨や家具を照らす脇役に徹したりと、使い方とデザイン次第で存在が大きく変わるもの。ナチュラルなダイニングルームにはどんな照明が必要なのか悩んだ時に、きっと参考になる取り入れ方ですね。

7.自然の優しさを感じたいなら、やっぱりナチュラル・インテリア

ナチュラル・インテリアゆっくりと落ち着く事の出来ない日々や慣れない人とのお付き合い、思いもよらぬ出来事など、快適な毎日を過ごしたいと思っていても、上手くいかない時もあるのが日常生活。
ちょっとブルーな日々が続いても、毎日帰る家が優しく包み込んでくれる場所であれば、明日はきっと元気になれるはず。
自然のぬくもりを感じさせるナチュラル・インテリアは見た目の美しさだけでなく、癒しを与える効果を持つ、他に例をみないスタイルです。
ナチュラルな空間で暮らしていれば、毎日の生活もきっと健やかなものに変わっていくはず!部屋に自然の息吹を感じられるナチュラル・インテリアを取り入れる時は、是非今回の記事を参考にして下さいね。

- 2016年10月17日