レイアウトの参考になるショールームがおしゃれ!IKEAで見つけたインテリアコーディネート事例集

IKEAといえば機能性やおしゃれなデザインかつ、リーズナブルな北欧家具が豊富に揃います。商品がただ陳列されているだけではなく、実際の部屋を想定してコーディネートされた、IKEAの商品を使用したショールームも魅力です。一人暮らしからファミリーまで、現代の多様なライフスタイルに合ったIKEAのショールームのコーディネートは、部屋づくりにあたってとても参考になります。今回は、IKEAで見つけたインテリアコーディネートをご紹介します。

目次

1.カラフル&ポップなお部屋♪
☞色を複数使っていても、組み合わせを工夫すればちぐはぐに見えない!

2.ライフスタイルに合わせたリビングルーム
☞黒、グレー、ベージュなど、ポイントを押さえたシンプルな色づかいが光る
☞子どもと一緒に過ごしやすい配置に
☞ちょっとしたアイテム選びにセンスが光る
☞男性の一人暮らしの部屋は、機能的かつスタイリッシュに
☞シックな大人空間で、落ち着いた時を

3.ダイニングスペースは機能的かつシンプルに
☞人気の白い家具で清潔感あふれる場所に
☞みんなが集まる場所は使いやすく
☞ダイニングテーブルをキッチンに横付けして機能的に
☞無駄なものを置かず、コンパクトにまとめる

4.くつろぎのベッドルーム
☞ひとりひとつのベッドでゆったりと
☞白を基調とした空間で安らぎのひととき
☞収納をスペースしっかり作れば、広くなくても大丈夫
☞ベビーベッドを近くに置き、赤ちゃんと過ごしやすい空間を
☞ベッド+デスクで多機能ルームに
☞外国の部屋みたい!ロフトベッドを活用

5.子ども部屋もおしゃれにレイアウト
☞2段ベットを活用で兄弟一緒の部屋でも◎
☞自立した生活習慣を身に着けられる部屋
☞やんちゃな男子の部屋は、勉強に集中できる環境が◎
☞女の子も大喜び!ピンクを差し色にした子供部屋

1.カラフル&ポップなお部屋♪

色を複数使っていても、組み合わせを工夫すればちぐはぐに見えない!

レイアウト

収納

壁

明るいカラーがパッと目に飛び込んでくるこちらのお部屋は、ラグやソファ、ランプシェードや収納など、ところどころにビビッドなカラーを使用しています。「とにかくキュートな部屋にしたい♪」と考える女性にとって、こんな部屋で生活したらウキウキしますよね。赤、オレンジ、青など複数の色を使っていますが、ちぐはぐにならず統一があります。ラグと家具の色を合わせてみたり、余計なものを置かず収納スペースをきちんと取れば、ごちゃごちゃして見えません。

写真のように、壁付けのフックもカラフルなものをチョイスするなど細かい部分にもこだわってみると、より部屋が華やぎますね。

2.ライフスタイルに合わせたリビングルーム

黒、グレー、ベージュなど、ポイントを押さえたシンプルな色づかいが光る

リビング

マンションのリビングルームなど、くつろぐ場所はシンプルで過ごしやすい空間にしたいもの。ただ、だらしなく見えてしまったり、日用品をごちゃごちゃと置いているような、あまりに生活感が出てしまうのも避けたいですよね。写真のレイアウトは、黒のテーブルにグレー系ラグ、ベージュのチェアなど、派手なカラーは使わずに色味を抑えつつも、重かったり殺風景に見えません。部屋全体をシンプルにまとめる場合、写真のように花瓶に花を活けたり観葉植物を取り入れて、温かみを出すのもよいですね。テレビの周りにしっかりと大きめの収納スペースを取っているので、よく使うものなどを収納しておけば、生活感を隠すことができます。

子どもと一緒に過ごしやすい配置に

部屋

小さなお子さんがいるご家庭は、夕食の後や休みの日など、家族揃ってリビングルームで過ごす時間が長いという人も多いでしょう。写真のように小さめのネストテーブルを置くことで、親子どちらも使いやすくなるのでおすすめです。リビングルームに子ども用のスツールを置いておけば、それに座ってテーブルでお絵かきやゲームなどをして遊んだりできますね。

おままごとキッチンなど子どもが遊ぶ道具も、写真のようにおしゃれなデザインを選べば、リビングに置いても浮きません。ソファやチェアをいくつか置くことで、家族みんながゆったりと過ごせます。全体的に派手な色を使わずすっきりとまとめることで、小さな子どもがいてもおしゃれな生活を実現できます。家族みんなが楽しめる空間づくりを目指してみましょう。

部屋

写真のように、テレビの横に子ども用のデスクを置いてもいいですね。お絵かきや読み書きの練習をしたり、絵本を読んだり、さまざまな用途に使うことができますし、勉強を教えてあげたりすることもできます。小さなお子さんがいると、なかなか気になって家の中でも目が離せません。親の目の届く所で遊べる空間を作ることで、安心して過ごすことができます。

写真のようにランプシェードやカーテンの柄などをキュートなものにして、ほどよいファミリー感を出して温かい空間にするのも、ホッとするような空間になってよいですね。

ちょっとしたアイテム選びにセンスが光る

リビング

ウォールランプを飾ったり、小さ目テーブルを2つ置いてみたり、ソファの他にチェアを置いたりと、シンプルながらもところどころにセンスやアイデアが光るこちらのリビングルーム。「レイアウトを考えるのが難しい…」「凝った家具を置くと、部屋がちぐはぐになってしまいそう」と考える人は、普通の部屋にちょっとの工夫を加えるだけで、ぐっとおしゃれ度がアップします。無理せず、できる範囲でインテリアを楽しむことをおすすめします。

男性の一人暮らしの部屋は、機能的かつスタイリッシュに

部屋

クッション

何もなく殺風景な部屋か、モノがあふれて散らかっているかのどちらかになりがちな一人暮らし男性の部屋。女性と比べて、インテリアにあまり詳しくないという人もいるかもしれません。また、仕事が忙しく、なかなかレイアウトを考える時間がなかったりもします。

写真のように、テーブルやソファなど必要な家具は最低限置きつつ、収納や本棚などのスペースを作ることで、ごちゃつかず機能的でおしゃれな空間になります。収納部分をひとつにまとめておけば「あれはどこにしまったっけ?」と、いざという時に焦ったりすることもありません。洋服なども、チェストではなく「見える収納」を利用することでどこに何があるかすぐに確認できるため、仕事に行く時やプライベートの外出でもスムーズに着替えられますね。アイテムや部屋のトーンがシンプルな分、クッションカバーの柄や素材などの細部に少しこだわってみると、よいアクセントになります。

シックな大人空間で、落ち着いた時を

部屋

アート

チェア

2人暮らしやお子さんが大きいご家庭などの場合、写真のようにシックで大人な雰囲気のリビングルームにするのも良いですね。部屋に自分たちの好きなアートを飾ったり、部屋の奥にちょっとしたくつろぎスペースを作ったり、ラグの形や柄にこだわるなど、自分たちの好みを最大限に発揮することで、まるでお店にいるような空間が完成します。

こんなステキなリビングルームなら、たとえ仕事で疲れて夜遅くに帰ってきても、落ち着いた気分でパートナーと語らったり、読書をしたり、お酒を飲んだり…と、貴重な時間を心からくつろげることでしょう。

3.ダイニングスペースは機能的かつシンプルに

人気の白い家具で清潔感あふれる場所に

ダイニング

食器棚、ライト、テーブル&椅子など、人気の白い家具をチョイスすることで、ダイニングスペースがすっきりと清潔感あふれる空間になります。インテリアを選ぶのは楽しいものの、どういうテイストでまとめるのかなどが決まらず困ることもありますよね。迷ったら、家族構成や部屋のテーマを問わず使いやすい白カラーの家具で決めてみると失敗がないでしょう。

みんなが集まる場所は使いやすく

ダイニングルーム

朝食や夕食などの一家団欒で、家族が顔を合わせるダイニングルーム。あまりごちゃごちゃとものを置きすぎず、家族みんなが使いやすい動線を作ることをおすすめします。差し色をアクセントにしたり、植物を飾るなどちょっとした工夫をすることで、寂しい空間になりません。

ダイニングテーブルをキッチンに横付けして機能的に

ダイニング

忙しい時は特に、食事の準備や後片付けはバタバタしがち。写真のようにキッチンにダイニングテーブルを隣接させることで、できた食事を運んだり食器を下げたりするのもラクになりますね。テーブルや椅子をシックなカラーでまとめることで、子どもっぽい雰囲気になりません。また、ダイニングスペースがあまり広くないという家でも、空間を有効活用できるのでおすすめです。

無駄なものを置かず、コンパクトにまとめる

ダイニング

育ちざかりの子ども達や祖父母がいれば別ですが、夫婦+小さなお子さんなどの場合、ダイニングテーブルもそれほど大きなものを置かなくても事足りますよね。照明もあえて大きすぎないものを選べば、空間にゆとりができます。食事はダイニングで、くつろぐのはリビングで、など、部屋の役割をはっきりできるのも、部屋をキレイにキープするコツです。

4.くつろぎのベッドルーム

ひとりひとつのベッドでゆったりと

ベッドルーム

ベッドはひとり1台欲しい!という人でも、IKEAのベッドフレームはリーズナブルなものも多いため、スペースがあれば可能です。ベッドカバーなどを合わせることで、部屋に統一感が出るのでいいですね。ランプシェードや、壁に掛けた絵などもアクセントになっています。

白を基調とした空間で安らぎのひととき

ベッドルーム

1日の終わりの時間を過ごすベッドルームは、ベッドフレームやチェストなど、白を基調とした家具を置くことで安らげる空間になります。清潔感があり重く見えないので、朝もさわやかに目覚められそうですね。

収納をスペースしっかり作れば、広くなくても大丈夫

ベッドルーム

壁

ベッドはとても便利ですが、部屋にベッドを置くと、どうしても部屋のスペースはその分狭くなってしまいますよね。特に、2人用のベッドならなおさらです。もともとの間取りが小さいと、ベッドを置くだけで部屋がいっぱいになってしまうこともあります。

写真のようにベッドとクローゼット、収納をひとつの部屋にまとめることで、家の中を効率的に使うことができます。姿見を置いておけば、起きてから朝出掛けるまでの身支度もラクですね。余分なものを置いていない分、壁に絵を飾ったりルームランプを設置するなど、ちょっとしたアイデアがアクセントになります。絵などを飾る場合、写真のようにフレームの色も白系をチョイスすることで、うるさくなりません。

ベビーベッドを近くに置き、赤ちゃんと過ごしやすい空間を

ベッドルーム

家に小さい赤ちゃんがいる間は、寝ている間も途中で起きてしまうため、ベビーベッドと自分たちのベッドが離れていたりすると大変ですよね。写真のように同じ空間にベビーベッドを置くことで、赤ちゃんのもとへ駆けつけてあげやすくなります。余分なものを置かず、温かみがありながらもシンプルな空間であることで、赤ちゃんの安全も確保できますね。

ベッド+デスクで多機能ルームに

ベッド

ベッドルーム

ベッド

少しベッドルームの間取りにゆとりがある場合は、ベッドのほかにデスクを置くのもおすすめです。パソコン作業をしたり、勉強をしたり、読書や調べものをしたりと、なにかと便利です。また、静かな環境なので仕事や勉強なども集中しやすい空間になります。デスクに向かい、疲れたらベッドで眠る…と、生活の動線を考えたレイアウトになっています。

写真一番上のお部屋のように、枕元にサイドボードを置いておけば、時計を置いたり読みかけの本を立てかけておいたりなど、使い勝手もよいのでおすすめです。

ガーリーテイストが好きという人も、写真下のお部屋のようなレイアウトにすれば、子どもっぽくなりすぎませんね。デスクやクッションカバー、壁紙など、ところどころに上手にピンクを取り入れることで、女性らしい空間になります。

外国の部屋みたい!ロフトベッドを活用

部屋

一人暮らしの場合、ワンルームなどで部屋が狭いことも多いですよね。そういった場合は、写真のようにはしごを登るタイプのロフトベッドを置くことでベッドの下の空間が空くため、ソファなど他の家具を置いたりすることができます。また、ともすれば無機質な印象になりがちな部屋でも、ラグをイエロー系にしたりランプシェードの種類を工夫してみることで、温かみも出すことができます。

テレビや書棚、デスクなど、生活するうえで必要なものをひとつの場所にまとめる場合は、無駄のない空間の使い方をすることをおすすめします。

5.子ども部屋もおしゃれにレイアウト

2段ベットを活用で兄弟一緒の部屋でも◎

子ども部屋

時にはケンカもするものの、家族として仲良く成長していく兄弟や姉妹の子ども部屋を一緒にする場合、2段ベッドにすれば場所を取らないため効率的です。子どもにとっても、寝る時に自分だけの空間があることで、落ち着いて眠ることができるでしょう。

子ども部屋

写真のように、勉強机を壁付けで並べて置くことで、勉強の時間と遊びの時間のメリハリもつきますね。ひとりだとなかなか集中することができなくても、兄弟や姉妹がとなりで頑張っている姿を見れば、勉強にもやる気が出るでしょう。

自立した生活習慣を身に着けられる部屋

子ども部屋

子どもが成長してある程度の年齢になると、親と一緒ではなく自分の部屋で一人で眠る習慣をつけさせるのも、自立のきっかけになります。おままごとキッチンや子ども用のテーブル&椅子など、遊びを楽しむスペースをしっかり取りつつも、クローゼットなどの収納もしっかり置いておけば、自分で洋服を出して着替えたり、出したものをしまう習慣などをつけることができるでしょう。

子どもらしくのびのびと過ごしながらも、毎日規則正しい生活を送ることが、成長していく子どもの将来にとって大切です。IKEAの家具を活用して、毎日の生活のペースを整え、子どもがすくすくと成長できるようなレイアウトを考えてあげるのもいいですね。

子ども部屋

フローリングの子供部屋には机、棚などに木の家具を選ぶと、温かい印象になります。子どもの身長や洋服のサイズなどを考慮したのクローゼットやフックなどを活用することで、より子どもが過ごしやすい部屋になりますね。

やんちゃな男子の部屋は、勉強に集中できる環境が◎

子ども部屋

子どもが小学校高学年や中学生になると、兄弟とは別に自分だけの部屋を持つことも多いですよね。やんちゃ盛りの男の子の部屋は、グリーンやパープル、グレーなどの色を使いつつ、派手すぎずあまり地味になりすぎないトーンでまとめるとよいですね。女の子と比べてあまりおしゃれなどに関心のない男の子でも、センスのよい部屋で過ごすことで気分も変わります。写真のように、ロフトベッドの下に学習机を置くことで、勉強のためのスペースもきちんと確保しておけば、遊びに勉強にと、きっと充実した生活を送れるはずです。

女の子も大喜び!ピンクを差し色にした子供部屋

部屋

子どもの好みはさまざまですが、女の子らしいピンクは、いつの時代も人気。ラグを敷いておけば、その上で遊べるので床を傷つけません。写真のように、ラグやベッドに部分的にピンクを使うことで、かわいい子供部屋になります。部屋の奥に収納スペースを作っておくことで、散らかさずおもちゃを片付けることもできます。IKEAには子ども用のクローゼットや収納の種類が豊富にあるため、好みのものを選びやすいでしょう。

今回は、IKEAで見つけたインテリアコーディネート事例をご紹介しました。リビングやベッドルーム、子供部屋など、見ているだけで参考になるIKEAのショールームに、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

- 2017年06月29日