【新宿区】タワーマンション価格上昇率ランキングベスト10


都庁をはじめ大企業のオフィスが集まる「新宿区」。オフィス街だけでなく、大型百貨店や複合型商業ビル、歌舞伎町に代表される歓楽街や繁華街も隣接しており、年齢や国籍を問わず多くの人々が訪れる大都会です。日本有数の利用者数を誇る新宿駅は、まさに新宿区を代表する駅と言えるでしょう。

今回マンションサプリでは、新宿区のタワーマンションと呼ばれる20階以上の高層マンションを対象に、過去1年で㎡単価の上昇率が高かったマンションをランク付けしました。早速みてみましょう。

調査概要
・対象は相場情報サイト「マンションマーケット」上に掲載されている階数20階以上の中古分譲マンション。
・2016年3月と2017年3月の平均㎡単価を比較し、価格上昇率を算出。
・データは2017年3月28日時点のものです。
・1㎡=約0.3坪

第10位 コンシェリア西新宿タワーズウエスト

コンシェリア西新宿タワーズウエスト
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:98.3万円(坪単価:325.1万円)
2017年3月時点:103.9万円(坪単価:343.7万)
<上昇率>
105.70%

第10位は「コンシェリア西新宿タワーズウエスト」。
コンシェリア西新宿タワーズウエストは、2008年に建てられた44階建てのタワーマンション。フィットネスやゲストルームなどの共用部に加え、プールや温泉まで備わる、非常に充実した共用施設が特徴です。

㎡単価の動きをみてみると、2016年10月から11月にかけて約4万円/㎡価格を落としましたが、その後回復し2017年に入ってからは100万円/㎡以上の価格をキープしています。

第9位 アトラスタワー西新宿

アトラスタワー西新宿
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:94.8万円(坪単価313.6万円)
2017年3月時点:100.6万円(坪単価332.6万円)
<上昇率>
106.12%

第9位は「アトラスタワー西新宿」。
アトラスタワー西新宿は2006年に建てられた28階建てのタワーマンションで、正式名はNYTアトラスタワー西新宿。オートロックを抜けると、2層吹き抜けの広々としたエントランスホールがあり、ホテルのような洗練された雰囲気のある都市型タワーマンションです。

㎡単価の動きをみてみると、2016年3月から現在までゆるやかな価格上昇が見受けられます。一部下降もありましたが、90万円台/㎡で価格推移していた2016年に比べ、2017年以降は現在に至るまで100万円台/㎡を維持しており、今後の価格推移に注目したいところです。

第8位 シティタワー四谷

シティタワー四谷
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:105.5万円(坪単価348.8万円)
2017年3月時点:112.1万円(坪単価370.8万円)
<上昇率>
106.23%

第8位は「シティタワー四谷」。
シティタワー四谷は、2004年に建てられた25階建てのタワーマンションです。東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅より徒歩2分の好立地。新宿御苑が近く、自然に包まれながらの生活を送ることができます。またオートロックや防犯カメラ、管理人常勤などセキュリティ体制は非常に良好で、浄水器付きシステムキッチンや宅配ボックスなどの生活設備も整っています。

㎡単価の動きをみると、グラフからも安定した価格推移が一目で確認できます。2016年7月から8月にかけて1ヵ月で約6万円/㎡の価格上昇がありました。その後も価格を落とすことなく、2017年3月現在、2016年8月以降では最高額の112.1万円/㎡を記録しました。

第7位 西戸山タワーホウムズノースタワー

西戸山タワーホウムズノースタワー
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:60.4万円(坪単価199.7万円)
2017年3月時点:64.4万円(坪単価213.2万円)
<上昇率>
106.62%

第7位は「西戸山タワーホウムズノースタワー」。
西戸山タワーホウムズノースタワーは、1988年に建てられた24階建てのタワーマンションです。周辺には戸山公園や学校・教育施設が充実しており、和やかな雰囲気の住環境です。

㎡単価の動きを見てみると、2016年9月から11月にかけて大幅な価格上昇が生じたことがわかります。2ヶ月で約9万円/㎡も価格上昇があり、その後2017年3月までは大きな変動は確認されていません。本ランキングの他マンションに比べると価格帯は低いものの、上昇率で第7位にランクインしましたが、過去も価格推移のふり幅が大きなマンションだけに、今後の価格動向にも注意が必要でしょう。

第6位 ザパークハウス新宿タワー

ザパークハウス新宿タワー
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:108万円(坪単価357.3万円)
2017年3月時点:115.3万円(坪単価381.3万円)
<上昇率>
106.76%

第6位は「ザパークハウス新宿タワー」。
ザパークハウス新宿タワーは、2012年に建てられた、20階建てのタワーマンション。スーパーやカフェ、クリニックなどが入った新宿フロントタワーに隣接して建ち、敷地内には多くの緑であふれています。

㎡単価の動きをみてみると、この1年で緩やかに価格上昇していることが見受けられます。過去3年に遡った価格推移においても同様で、順調に価格を伸ばしており、今後の価格動向にも期待したいマンションと言えそうです。

第5位 新宿アインスタワー

新宿アインスタワー
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:83万円(坪単価274.5万円)
2017年3月時点:88.8万円(坪単価293.6万円)
<上昇率>
106.99%

第5位は「新宿アインスタワー」。
新宿アインスタワーは、2004年に建てられた29階建てのタワーマンションです。五角形にデザインされたスタリッシュな外観が目を引きます。東新宿駅まで徒歩1分、新宿にも徒歩14分とアクセス良好の好立地。周辺にはコンビニのほか新宿御苑も近く、利便性と自然環境のどちらも感じられます。

㎡単価の動きを見てみると、2016年3月から現在までほぼ価格を落とすことなく、順調な価格推移で緩やかな価格上昇をしていることが読み取れます。直近1年間では80万円台/㎡を維持した非常に安定した価格推移が見受けられ、緩やかながらも上昇を続けています。今後も価格を落とすことなくキープできるのか注目したいマンションです。

第4位 パークタワー西新宿エムズポート

パークタワー西新宿エムズポート
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:92.6万円(坪単価306.3万円)
2017年3月時点:99.6万円(坪単価329.5万円)
<上昇率>
107.56%

第4位は「パークタワー西新宿エムズポート」。
パークタワー西新宿エムズポートは、2014年に建てられた27階建てのタワーマンションです。敷地内は自然があふれた緑豊かな景観、外観やエントランスには天然石の御影石が使用され、自然な上質感が感じられます。
㎡単価の動きを見てみると、2016年12月までは順調に価格を伸ばしていたものの、2017年に入り1ヵ月ほどのうちに約10万円/㎡価格を落としてしまいました。しかし現在は回復傾向にあり、現時点では99.6万円/㎡と、100万円/㎡に到達するまであと一息です。

第3位 タワーレジデンス四谷

タワーレジデンス四谷
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:68.2万円(坪単価225.7万円)
2017年3月時点:74.8万円(坪単価247.3万円)
<上昇率>
109.68%

第3位は「タワーレジデンス四谷」。
タワーレジデンス四谷は、2002年に建てられた23階建てのタワーマンションで、八角形のフォルムが特徴的な外観です。屋上には展望ガーデンを備えており、都市を一望できます。

㎡単価の動きを見てみると、2016年前半に価格変動があったものの、2016年7月からは、見事な価格キープ力を発揮しています。現在の価格は74万円台/㎡となっており、過去1年で最高額の76.7万円/㎡に若干及ばない価格とはいえ、価格を落とす気配はなく非常に安定感を感じられます。

第2位 西戸山タワーホウムズセントラルタワー

西戸山タワーホウムズセントラルタワー
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:54.6万円(坪単価180.7万円)
2017年3月時点:64.4万円(坪単価213万円)
<上昇率>
117.95%

第2位は「西戸山タワーホウムズセントラルタワー」。
西戸山タワーホウムズセントラルタワーは、1988年に建てられた25階建てのタワーマンション。第6位のと並んだコミュニティマンションです。

㎡単価の動きを見てみると、直近一年間の多くの期間で、東京都の相場を下回る価格で推移していましたが、2017年1月以降、現在まで価格は右肩上がりとなっています。1月中旬頃には東京都の相場を超え、1月から3月までの3ヵ月で約8万円/㎡の価格上昇となりました。

第1位 西戸山タワーホウムズサウスタワー

西戸山タワーホウムズサウスタワー
<㎡単価の推移>
2016年3月時点:63.5万円(坪単価210万円)
2017年3月時点:76.4万円(坪単価252.7万円)
<上昇率>
120.31%

見事、第1位に輝いたのは「西戸山タワーホウムズサウスタワー」。
西戸山タワーホウムズサウスタワーは、1988年に建てられた25階建てのタワーマンション。第2位の西戸山タワーホウムズセントラルタワー、第6位の西戸山タワーホウムズノースタワーと並ぶ、3棟構成のコミュニティマンションです。

㎡単価の動きを見てみると、2016年3月から12月まで63万円/㎡前後をキープしていましたが、2016年12月から2017年2月にかけて価格が急上昇、2ヶ月で約12万円/㎡もの上昇を遂げました。2月から3月にかけて若干緩やかにはなったものの、現在も価格は上昇を続け、3月現在で76.4万円/㎡と、本ランキングで唯一の上昇率120%越えを果たしました。

まとめ

新宿区のタワーマンション価格上昇率ランキング、いかがでしたでしょうか。

ベスト10にランクインしたタワーマンションは、直近1年間では比較的安定した価格推移をたどっているマンションが多い印象です。また、2016年末にかけ価格が下降気味だったマンションも、2017年に入り少し価格が上向き傾向に変わったマンションが多くありました。
年明けから3月にかけては、1年を通して不動産取引が非常に活発になる繁忙期にあたります。年始以降に価格が上昇したのは、この繁忙期も背景にあるのではないかと考えられます。繁忙期が過ぎた4月以降の価格推移こそ、本当の資産性が反映されるときかもしれませんね。

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- 2017年04月06日