神奈川県の中でも人気の横浜市。人気の観光スポットも多く、華やかな街のイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。今回マンションサプリでは、人気の街「横浜市」のエリアごとのマンション相場を調査。相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを用いて、駅徒歩10分圏内のマンションを対象に平均㎡単価を算出し、ランキングにしました。
※調査概要
・徒歩1分=80m換算
・調査対象エリアは横浜市の鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、港北区、戸塚区、港南区、旭区、緑区、瀬谷区、栄区、泉区、青葉区、都筑区の18区です。
・対象マンションは、駅徒歩10分(800m)圏内に存在する中古分譲マンションです。
・ランキングに用いた㎡単価とは、2017年1月1日~2017年7月31日の平均㎡単価です。
・データは2017年8月3日時点のものです。
調査結果
平均㎡単価1位は「都筑区」
他エリアと最大で27万円/㎡以上の差も
平均㎡単価1位は「都築区」で¥523,789/㎡。都筑区はかつては農業が盛んなエリアでしたが、現在は大型ショッピングモールが多くでき、かつての様相とは大きく異なっています。多くの人が集まるセンター北駅周辺のマンションは、都筑区の中でも比較的高額なマンションが多いようです。
第3位の「横浜市中区」は、観光地としても有名な元町・中華街駅があるエリアです。中区の駅周辺マンションのうち、「元町・中華街」を最寄駅とするマンションには㎡単価が高額なマンションも多く、都心部のマンションにも引けをとらない100万円/㎡超えのマンションも見られました。
一方で、18位の「金沢区」の平均㎡単価は¥275,219/㎡と、1位の都筑区の平均㎡単価と比べると¥248,570/㎡もの差があり、同じ横浜市内でも大きな価格の差が生じていることがわかります。横浜市と聞くと代表的な街のイメージから神奈川県の中でも比較的高額なエリアのように感じる人も少なくないかもしれませんが、エリアごとに細かくチェックすると良いかもしれませんね。
マンションサプリ 編集部 - 2017年08月08日