マンション売却を成功させるコツを不動産業者が解説【査定ポイントと売却相場】

マンションを売却する時には、多くの人が「何から始めたらよいのか」「どういう流れで進んでいくのか」「費用はどのくらいかかるのか」など基本的なポイントで困ったりすると思います。
ここではそういった基本的なポイントはもちろん、売主の状況に応じた売却のコツも紹介します。 マンションを売った時にかかる税金などはケースによって何十万、何百万円も変わる可能性があります。高く売りたい、早く売りたいなど各人の状況や希望に応じて、最適な売却活動は異なるので、ここでしっかりと必要な情報を学んで、損をしないマンションの売却を成功させましょう。

目次

マンションを売却する準備から依頼するまでにすること

マンションを売りに出す準備から不動産業者に依頼するまでの一連の流れを紹介します。

準備する

マンションを売却するときの流れを把握する

マンションは高額な商品のため、用意するものや準備するものが多いです。全体的な流れを把握して、「何が必要で」「どのくらいの金額がかかるか」は事前に把握しておきましょう。

その全体の流れを把握していれば、何に注意するべきかが分かり、「良い不動産会社」に出会うことができます(詳しくは「マンション売却の流れ」を参考にしよう)。

また、どのくらいお金がかかるかを知っていれば、マンションを売却するときの「目安金額」が分かりやすいです。マンションには諸費用の他に税金関係もかかってきますので、十分に注意しましょう。

不動産を売却する理由を明確にする

中古マンションを購入する人は、どんな理由でそのマンションを売却するのか気になるものです。マンションを売る理由は売主によって異なり、「住宅ローンが支払えなくなった」など、あまり買主に伝えたくない理由もあるものです。

しかし、売主にとってネガティブな情報だったとしても、買主に伝える義務があることもあります。また、売主にとっては大したことがないと思う理由でも、買主によっては「大事」と捉えることもあります

そのため、不動産会社にはありのままの理由を伝えるべきです。それが後々のトラブル防止につながります(「売却理由を明確にすることが売却活動を成功させる」を参考にしよう)

マンション査定の方法を知る

マンションを高く売りたいのであれば、マンションの査定方法を知る必要があります。なぜなら、マンションの査定方法を知ることによって「良い不動産会社」を見極められるからです。

マンションを売却するときには、複数の不動産会社に査定依頼をすることが多いです。その複数の不動産会社はそれぞれ査定額を提示します。

その査定額にバラつきがあった場合、何で判断すれば良いでしょうか?その判断基準を知るために「マンションの査定方法」を理解しておく必要があるのです。

良い不動産業者と悪い不動産業者を見分ける

不動産を売却するときには、売却を依頼する不動産会社の良し悪しが売却金額を大きく左右します。不動産会社によって、百万円単位で売却金額が変わると言っても過言ではありません

しかし、不動産会社の中には自社の利益しか考えない業者や、合法的でないやり方でアプローチをしてくる業者もいるのが事実です。

「優良」な不動産会社を見極めるためには、このような注意すべき不動産会社を理解しておきましょう。(詳しくはこんな不動産業者には注意しよう。良い業者と悪い業者の見分け方を参照)

注意すべき「悪い業者」が分かれば、自ずと「良い業者」を見分けることができます。

不動産業者に売却を依頼する(媒介契約を結ぶ)

不動産会社に売却を依頼する時には、「媒介契約」という契約を不動産会社と結びます。この媒介契約は3種類あり、それぞれ契約内容が異なります。たとえば、「依頼できる不動産会社の数」や「売却報告頻度」などが異なってきます。

そのため、自分の物件はどの媒介契約を結ぶのがベストかを知るには、媒介契約の内容を理解する必要があるのです。しっかり媒介契約の中身を理解して、自分の物件を最大限高く売れる媒介契約を結びましょう。

売却依頼・売買契約・物件の引き渡しに必要な書類を準備する

不動産は高額な商品のため、売却する時には時間がかかります。不動産会社に査定を依頼して、不動産会社を選定して売却活動を行わなければいけません。そして、売却活動が終われば契約や引渡などの手続きをします。

そのため、査定から契約までをいかにスムーズに行えるかは、「事前準備」が大切になってきます。事前に用意できる書類は事前に準備しておきましょう。査定がはじまったら忙しくなるので、査定前にある程度は用意しておくことをお勧めします。

詳しくは売却依頼・売買契約・物件の引き渡しに必要な書類を参照しよう。

マンション売却にかかるお金

マンションを売るときには色々な諸費用がかかります。ひとによって金額も違うのできちんと把握しておきましょう。

売却にかかる費用

仲介手数料

「仲介手数料」とは、不動産を賃貸した時や売買した時に、不動産会社に報酬として支払う費用です。特に、不動産売買時には売主が支払う費用の中で、最も高い諸費用になります。この仲介手数料にも「上限」があったり、会社によって設定価格が違ったりします。

そんな仲介手数料の仕組みを知っておくことで、少しでも支払額を減らせるかもしれません。また、逆に仲介手数料を減らす事によるデメリットも理解しておく必要もあります。そのためには、まず仲介手数料の仕組みを知ることが大切です。

仲介手数料の仕組み・計算方法・相場・役割などをしっかり理解しましょう。

マンションを売却した時にかかる税金

マンションを売却すると様々な税金がかかってきます。特に不動産売買益(譲渡所得)にかかる、譲渡所得税には注意が必要です。他の税金は諸費用に含まれていたり、物件価格に含まれていたりしするので分かりやすいです。

しかし、譲渡所得税は自分で計算する必要があるからです。また、譲渡所得税は大きな控除を受けられる税金でもあります。しかし、控除を受けるには様々な条件があるのも事実です。その条件を知っておくかどうかで、場合によっては数百万円の税金の差になります。

マンション売却にかかる税金の種類と計算方法、控除の方法を参照しましょう。

抵当権の抹消にかかる費用

マンションを売却する時の諸費用の中で、一番分かりにくいのがこの「抵当権抹消」手続きです。この手続きは、金融機関が設定している抵当権を「抹消する手続き」のことを指します。しかし、金融機関が設定しているとはいえ、抹消手続きをするのは借入者本人になるのです。

また、抵当権の抹消には住宅ローンの完済が必要だったり、司法書士の助けが必要であったりします。そのため、マンションを売却する前に、抵当権抹消までに一連の流れは把握しておきましょう。

マンション売却のあとに確定申告が必要になる場合がある

マンションの売却をしたあとに、マンション売却による利益が出たら確定申告が必要になります。ただし、入居用マンションの売却の場合は「3,000万円の特別控除」という特例が受けられる場合があるのです。

この特例を受けられれば、売却益が3,000万円までなら非課税になります。ただし、この特例を受けるための「条件」もありますし、特例を受けるためにはやはり確定申告が必要になります。その諸条件や方法などはマンション売却前に理解しておきましょう。

マンションの売買契約を結び、物件を引き渡す(売却終了)

購入希望者が現れたら、いよいよ契約です。基本的な準備や手続きは仲介業者が行いますが、売主自身で行わなければならないことも少なからずあります。

売買契約

売買契約を結ぶ

マンションの売買契約を交わすときには、「実印」や「身分証明書」など、もろもろ持参する書類やモノがあります。また、仲介手数料の半金を支払うなど、費用が発生することもあるのです。それらを忘れたときにどうすれば良いかという対策もありますが、その場ではどうしようもできないこともあります。

その場で対処できなければ、場合によっては売買契約自体を結べなくなることもあります。そのため、何の持ち物が必要で、何の項目の費用がいくら発生するかは事前に知っておく必要があるのです。事前に「マンションの売買契約当日に売主が持参するもの一覧と忘れた場合の対策」を参照して準備をしましょう。

重要事項説明のポイントを理解する

不動産売買の契約を交わす前には、必ず宅建士による重要事項説明があります。この重要事項説明は、新築物件なら20ページ以上に渡ることもあり、内容も簡単なものではありません。簡単なものではないので、宅建士によるその場の説明だけで、すんなり理解できない事もあります。

そのため、重要事項説明書には、どんな項目があり、どんな説明があるのかを事前に把握しておくことは大切です。重要事項説明書の概要を頭に入れておけば、当日の説明の理解度も増します。「不動産売買における重要事項説明とは何かを理解する」を読んで理解を深めておきましょう。

瑕疵担保責任について理解しておく

不動産を売買するときには、売り主は瑕疵担保責任というものを負います。この瑕疵担保責任とは、建物に欠陥があった場合に、売主がその欠陥を補償しなければいけない責任のことです。ただ、この瑕疵担保責任は、売主・買主が個人か宅建業者か、また物件が新築か中古かによっても多少ルールが異なります

この瑕疵担保責任はきちんと理解しておかないと、物件引渡後に思わぬ出費があるかもしれません。売買契約する前に「売買契約する前に瑕疵担保責任とは何かを理解する」を読んで概要は必ず理解しておきましょう。

売買契約の契約解除について理解しておく

不動産の売買契約を結んだ後に「契約解除」になってしまうこともあります。その契約解除も「自己都合」や「住宅ローン特約」などの種類があり、その種類によって契約解除側のペナルティが変わってくるのです。

しかし、場合によっては支払い済みの手付金を没収されたり、逆に預かっている手付金と同額の違約金がかかったりします。一方で違約金なしの白紙解約という場合もあります。契約後のリスクヘッジのため、自分が契約解除をしたときに、違約になるのか白紙解約になるのかのパターンを良く知っておきましょう。

詳しくは「違約金や手付金はどうなる?出来れば避けたい契約解除とは何か」を参照しましょう。

残金決済・物件の引き渡しに向けて準備する

マンションの売買契約を終えたら、売買契約日より1~2か月程度でマンションの引渡を行います。マンションの引渡とは、売買代金を決済して相手にマンションの所有権を引渡ことです。つまり、大きなお金と権利が動くので、売主・買主ともにもろもろ手続きがあります。

特に、売主はマンションを引渡した後は、マンションに内に入る事は原則できません。そのため、引渡までに完全に撤去しておく必要があるのです。そのようなマンションの引渡前に、どのような手続きをする必要があるのかは事前に把握しておきましょう。決済・物件の引き渡し準備については「残金決済・物件の引き渡しに向けて準備する」を参照にしましょう。

引越しを行い物件を買主に引き渡す

物件を引渡したら所有権が買主側に移動します。つまり、もうその物件の所有が自分ではなくなるので、原則物件の私有地に立ち入ることもできません。しかし、物件の引渡時には、引越し以外のもろもろの手続きがあります。

そのため、公共料金の支払い手続きやマンションの管理費・修繕費の精算など、忘れがちになることがあります。どんな点に注意して引越し手続きをするべきかは、事前に把握しておきましょう。それが、スムーズな引越しにつながります。

マンションを売却する理由によって最高のプランは違う

理由

離婚によって不動産を売却する場合

離婚するときに不動産を所有していれば処分する方法に悩むものです。まずは、物件の査定してもらい、残債と比較することが大切です。その残債と売却金額によって不動産の売却方法や処理方法は考えなくてはいけません。どの時には、どのような場合に、何のリスクがあるかはしっかり把握しておきましょう。(詳しくは「離婚時の不動産売却」を参照してみてください)

また、結論をいうと不動産を売却した方が良い場合が多いです。特に、入居者と名義人が異なる場合などは、離婚後にもトラブルの原因となりますので、リスクを良く確認しておきましょう。

不動産を相続することになった場合

不動産を相続した後には、相続人や遺産内容を確定する必要があります。その上で、相続人が複数いる場合には遺産協議書を作成し、トラブルがないよう財産分与をします。その時に、特に不動産を相続する場合は注意が必要です。

不動産の売却は「相続登記」という名義変更も必要になります。また、売却するのか、そのまま名義人になるかなど、相続方法も複数あるからです。「不動産を相続する時の登記・税金から売却までの手続きをポイントごとに解説」を参照して、物件を売却する不動産会社も良く選び、少しでも高く早く、トラブルなく売却してくれる不動産会社を選ぶ必要があります。

新居への住み替えを目的とした売却の場合

不動産の住み替えをする場合、今住んでいる物件を先に売る(売り先行)か、今住んでいる物件を後に売る(買い先行)か迷うものです。これらの「売り先行」、「買い先行」にはそれぞれメリット・デメリットがあり、判断を間違えると無駄な費用がかかってしまいます。

自分にとって売り先行と買い先行のどちらが良いかは、自分自身の状況によります。そのため、これらのメリット・デメリットをしっかり理解して、自分にとってベストな選択をする必要があります。

参照:住み替えの時は「買い先行?」「売り先行?」それぞれのメリットとデメリットを理解して、自分に最適な方法を選ぶ

住宅ローンが払えなくなって売却する場合

マンションを購入するときには、大抵の場合住宅ローンを利用して購入します。しかし、借入者の経済状況によっては、住宅ローンの返済が難しい状態になってしまうこともあります。そんなときには、任意売却という方法があります

逆に、任意売却という手段をとらずに放っておくと、競売にかけられてしまいます。競売にかけられてしまうと、相場価格の5~7割程度の売却金額になってしまうのです。そのため、万が一の状況に備えて、任意売却の流れや方法は前もって知っておきましょう。(任意売却の詳しくは、「任意売却は住宅ローンの返済が限界と感じたときの売却手段」を参照しましょう)

マンションを早く・高く売るためのテクニック

テクニック

マンション買取りを利用する

マンションを売る時には、不動産会社に買主を探して貰う「仲介」という方法が一般的です。しかし、不動産会社に直接不動産を買ってもらう「買取」という手法もあるのです。買取を利用すると、決済が早かったり周囲に売却を知られなかったりと、色々なメリットがあります。

早く売れるという点では買取が一番です。しかし、一方で売却価格が仲介で売るよりも下がるなどのデメリットもあるのです。そのため、買取を選択肢の一つに入れる場合は、メリット・デメリットはきちんと見極めなければいけません。

また、マンションの築年数などによって「買取向き」「仲介向き」の物件があるので、まずは「仲介」と「買取」両方の金額を把握するのも選択肢として考えてみましょう。

部屋をきれいにするなど、準備をして買主に内覧をしてもらう

マンションの売却を開始したら、見学者が部屋を見に来ます。そのときには、入念に「準備」をしておきましょう。掃除はもちろんこと、部屋を広く見せるためのコツもあります。特に、中古マンションは新築マンションと比較されやすいので、常に綺麗な状態を保つことは大切です。

掃除に関しても、箇所ごとに掃除のコツもありますし、掃除をする際に重点的に行うポイントもあります。「マンション売却時に失敗しない内覧準備のポイント」を把握し見学者を迎えることで、物件を高く早く売却できる確率は上がります。

相場を把握し物件を適切な価格で売り出す

仲介会社によっては、査定額を相場より高く出す事もあります。それは「媒介契約」が欲しいだけであり、決して売主にとって良いことばかりではありません。相場より高い金額で売りに出すと、結局売れずに価格を下げざるを得ない場合もあるからです。

そのため、大事なのは「適正価格」で査定をして、「適正価格」で売り出す事です。適正価格で売り出すことが、結局は不動産を高く早く売る事につながります。その適正価格を見極めには、不動産会社が提示する査定価格の「根拠」の納得性で判断しましょう。

参照:悪質な業者の査定金額に惑わされず、適切な価格で出すことが不動産売却を成功に結び付ける

物件価格の値下げは金額とタイミングを見極める

売却しているマンションは出来れば値下げをしたくないものです。しかし、中古物件は購入検討者から「値下げ交渉」を受けることが多いのも事実です。そのため、上手く値下げをして、出来るだけ値下げ幅を広げないテクニックも大切になります。

そのテクニックには、「値下げ額の幅」や「値下げをするタイミング」など、様々なコツがあります。それらを把握した上で値下げを行うことで、十万円単位で売却金額が変わってきます。この値下げをする戦略は、随時不動産会社を話し合いながら進めていきましょう。

仲介は売主と買主が互いに協力する姿勢が大切

マンションを売却するとき、購入検討者とのやりとりは基本仲介会社が行ってくれます。ただ、物件を直接見学するときや価格交渉などの時に、売主と購入検討者が顔を合わせる場合もあるのです。

不動産は一千万円単位の高額な買い物です。そのため、購入検討者からすると、少しの不信感で購入を見送ることも少なくありません。だからこそ、売主は、特に購入検討者と顔を合わせる時には、不信感を抱かせないような対応を心がける必要があります。

つまり、マンション売却を成功させるには売主の姿勢も重要なのです。

不動産会社に売却する物件の魅力的なマイソクを作ってもらう

マンションを売る時には広告活動を行います。物件をネットに掲載したり看板を作成したり広告は色々とありますが、最も大切な広告は「マイソク」と呼ばれる広告です。マイソクとは、中央に図面や物件写真が載っており、その周りに価格や広さなどの詳細情報が載っている広告です。詳しくは「マンションを売る時に不動産会社が作るマイソクは非常に大切」を参照してください。

なぜ、マイソクが大切かというと、マイソクがネットやチラシなど、すべての広告物のベースとなるからです。そのため、購入希望者を引き付けるマイソクを作成すれば、自ずと集客はアップするということです。

物件の状況によって売るときに気を付けることが違う

気を付けるポイント

投資用マンションを売却する時のポイントは居住用マンションと違う

投資用マンションを売却するときには、そもそも入居用マンションの売却とは全く違うことを認識しておきましょう。投資用マンションはあくまで「収益」を上げることが目的です。そのため、どの程度の価値があるかを測る「査定方法」から、入居用マンションとは異なるのです(詳しくは「投資用マンションを売却するためのポイント」を参照しましょう)。

また、投資用マンションを購入しようとする人は「入居する」という視点ではなく、「儲かるか」という視点で探しています。そのため、ターゲットへの売却方法も入居用マンションとは異なってくるのです。

事故物件の売却は注意が必要になる

部屋の自殺や他殺があった物件を「事故物件」と呼びます。事故物件は、場合によっては購入検討者への告知義務があります。当然、事故物件は購入検討者の心象が悪くなりますので、物件価格は下がってしまいがちです(詳しくは「告知や相場は?注意が必要な事故物件の売却方法」を参照しましょう)。

しかし、単に事故物件だから安くなることを受け入れるのではなく、少しでも高く売ってくれる不動産会社を探すべきです。経験豊富な不動産会社を選べば、場合によっては告知義務がないことが判明することもあります。また、購入検討者への営業方法も熟知しています。

築年数の古いマンションは売却方法を慎重に見極める必要がある

「築年数」は中古マンションの売却をするときの査定額に、大きく影響してくる要素です。日本の中古住宅市場は、欧米に比べると活発ではないので、特に築年数は影響してきます。しかし、築年数が古いからと言って売れないワケではありません。

たとえば、今ではリフォーム・リノベーションをしてから売却するという手法もメジャーです。大切なのは、そのマンションの売却価格に適正価格を付けることです。そのため、築年数が経っているマンションほど、精度の高い査定額を算出しなければいけません。

築年数の浅いマンションよりも気にするポイントは多いですが「築年数の古いマンションを売却する時は売却方法と価格設定を見極めよう」を参照にしながら、物件売却のポイントを把握しましょう。

マンション売却の悩み・疑問

悩みや疑問

マンション売却にどれくらいの期間がかかるのか知りたい

マンションを売却する期間は、一般的には3か月~半年程度といわれています。しかし、売却期間は売主によって千差万別であり、一概にはいえません。大事な事は自分が「早く売りたいのか」、「時間がかかっても良いのか」という、「売る理由」です。詳しくは「マンション売却にどれくらいの期間がかかるは売る理由次第?適正期間を把握しよう」を読んで参考にしましょう。

その売る理由をしっかり把握して、その理由を踏まえた上で販売戦略を練ってくれる不動産会社を選びましょう。場合によっては売値を変更するなどの対応が必要になるときもあります。その「不動産会社選び」の基準を知っておくことはマンションを売却する上で重要なことです。

不動産を売却したいが権利証を紛失してしまったときにすること

不動産を売却するときには、「権利証(登記済権利証)」、もしくは「登記識別情報」が必要になります。これらの書類を紛失してしまうと、再発行はできないので大切に保管しておきましょう。ただ、相続などで古い不動産を所有した場合などは、権利書が紛失している場合もあります。

権利書が紛失している場合にも不動産を売却する方法はありますが、手続きに時間がかかる場合もあります。そのため、不動産の売却を検討したら、まず権利書の有無を確かめましょう。仮に権利書がなければ、売却するための手続きを迅速に行う必要があります

住宅ローンの残債があるマンションでも売却できるのか

不動産の売却をするときに、「残債があっても売却できるのか?」という疑問を持つ人は多いです。結論、残債があると不動産の売却はできずに、原則は残債を返済してから売却する必要があります。ただ、「買い替えローン」や「任意売却」など、残債があっても売却する方法もあるのです。

しかし、これらの方法はハードルが高かったりリスクがあったりします。そのハードルやリスクを知った上で、これらの方法を取らないと思わぬ費用がかかってしまいます。詳しくは「住宅ローンの残債があってもマンションは売却できる」を参照しましょう。

家族名義の家や土地を売りたい場合にすること

家や土地などの不動産を売却するときには、原則は不動産の名義人が売却しなければいけません。たとえ、名義人の親や子の近親者だったとしても、名義人以外が売却することはできないのです。

しかし、名義人が高齢であり売却手続きが困難であったり、名義人が認知症など判断状況が乏しい状況だったりしたときには、名義人以外でも不動産の売却は可能です。ただし、そのときには所定の手続きは必要になるので、「家族名義の家や土地を売る時のポイントと注意点」を参照して、流れや手続き方法は理解しておきましょう。

リフォームをして中古マンションを売りに出すことは良いのか悪いのか

結論からいうと、中古マンションを売り出す前にリフォームした方が良いかは、マンションによって異なります。大事なことはリフォームにどのくらいの費用がかかるかを知り、「リノベーション」との違いを知ることです。

リフォーム価格を知れば、その価格分だけ売却金額が上がるかどうかの判断ができます。また、リノベーションとの違いを知ることで、リノベーション狙いの人もターゲットにできるかどうかが分かります。さらに、リフォームをする前に売主ができることもあるので、まずはそれを行うことが大切です。

上記の詳細は「中古マンションを売りに出す前にリフォームするのは間違い?」でより詳しく解説しているので参考にしてください。

何とかして自宅が競売になってしまうのを回避したい

マンションの住宅ローンの支払いを、3か月滞納すると自分の家が競売の手続きに入ってしまいます。つまり、ローン返済のために、勝手にマンションが売られてしまうのです。しかし、競売で売却すると、場合によっては相場価格の半額程度の金額になってしまいます。

そのため、仮に住宅ローンを滞納した場合には、競売だけは避けなくてはいけません。競売以外の手段として「任意売却」という手段があります。競売のリスクを理解して、最も避けたい売却手段の「競売」を避ける方法である、任意売却の流れや方法を理解しておきましょう。

マンション売却お役立ち情報

マンションの売却につながるデータや、素朴な疑問に対する答えを紹介します。参考にしてください。

役立つ情報

マンション売却に有利な時期・不利な時期

マンションを買いたいと思っている人は、基本的に1年中います。たしかに、1年の中でも成約件数などの差はありますが、気にするほどの差がないのが現状です(詳しくは「マンション売却に有利な時期・季節はあるのか?」を参照してください)。そのため、マンションを売却するときは、「時期」や「季節」というよりは、「価格」や「手段」を整理することが大切です。

つまり、自分のマンションをいつまでに売却したいかを整理して、適正価格はいくらかを算出します。そして、その「売却希望時期」と「適正価格」をきちんと見極めた上で、どのような売却活動(手段)をすれば良いかを考えるということです。

マンション売却の失敗例

マンションの売却を失敗するときには、大抵の場合は不動産会社選びに失敗することが多いです。マンションの売却計画や実際の接客をするのは、仲介を依頼した不動産会社です。そのため、その不動産会社選びに失敗すると、マンション売却自体が失敗してしまいます

たとえば、査定価格を高く提示してくる不動産会社や、「大手だから」という理由だけで仲介を依頼した不動産会社は危険です。そのような不動産会社選びに失敗した例を参考に、自分の不動産会社選びの参考にしましょう。

マンション売却の体験談

マンションを売ったことがある人の経験を紹介しています。自分の状況などに近い売主の話は、きっと自分自身の売却にも役立つはずです。

体験談

合計3回のマンション売却を経験した人のマンション住み替え体験談

マンションの売却を成功させるためには、実際にマンションの売却を行った人の話を聞くと参考になります。そのため、今回は実際に3回マンションの売却を行った人の体験談を紹介します。

この体験談は売却したときの状況や、大変だったことが3回とも異なります。そのため、自分自身の物件とリンクするシチュエーションがある可能性が高いです。エリアや価格だけでなく、内装の綺麗さなどの「総合力」が大切ということが分かる体験談になっています。

【実話】オーナーチェンジ物件購入の失敗談

不動産の売却には、オーナーチェンジという売却方法があります。オーナーチェンジとは、賃借人がいる状態で不動産を売却する方法です。そのため、購入者側も「物件価格」などの物件自体の情報以外に、「賃借人の支払い状況」などを気にする必要があります。

また、賃借人が住んでいるので、物件内を見ることは基本できません。だからこそ、売主だけでなく、購入者もリスクがあるのです。そのリスクを、「オーナーチェンジ物件の失敗談」を知る事でリスクヘッジすることが大切です。

売却コンサルタント報告

マンションマーケットの売却コンサルタントが感じた・体験したことを報告します。

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