※ 本記事は2017年1月時点の内容になります。
マンションマニアです!
今回はここ最近の値引き事情についてです。 この時期になるとこのような記事を書くことが多いのですがあきらかに昨年よりも値引きしている物件が増えています。
超大手においても怒涛の値引きをしています。 23区内の竣工済み大規模物件では2割、神奈川県内の人気エリアでも1.5割、埼玉県内でも1割・・・私の知る限りでは竣工している物件では何らかのサービスをしている状態です。 特にA社は昔から竣工間際、完売間際になると怒涛の値引きをしていたので昔からマンション市況を見ている人からすると値引きすること自体に驚きはないのですが、今年は物件数が多いのですごく目立ちます。 なぜ物件数が多いかと言うとA社は値引きしないでじっくり販売していくスタイルに変更した時期があり、そのときに売れ行きが鈍った物件が多く、それが今になって完成在庫となってしまったわけです。 正直買うなら今がチャンスです!
まずご注意いただきたいのは【即決できない方は最大の値引きは引き出せない】ということです。 買うかもしれない~という段階の人には諸費用程度の値引きを提示する程度でしょう。 確実に買う方でなければ営業さん自身も上に相談することができないのです。 ですから最大の値引きをしたいのであれば必ず即決してください!
しかしながら「いくらなら買いなのだろうか?」と迷いますよね?答えは簡単で自分が欲しい価格で交渉すれば良いのです。
定価が6000万円のAという部屋を気に入った場合、その部屋がいくらなら即決できるのかをお考えください。 仮に5000万円なら迷わず買うと思えたなら「Aが欲しいです!5000万円なら即決しますのでどうにか引けないでしょうか」これでOKです。 営業さんが一旦裏に戻って上司に相談します。 営業さんが戻ってきたときに「○○様、5300万円が限界です・・・・」そう言われたらどうするか?もう一度「5000万円ならすぐに契約します。 どうにかできないでしょうか」と言えばいいのです。それでダメと言われたら本当に無理なわけですからあきらめましょう。
値引きのサインとしては
上記が代表的なサインです。
物件によっては公式HPに堂々と掲載しているところもあります。
金銭的にはどうすることもできません。例え契約した真上の同じ間取りが2割引きで販売されていても自身が購入したお部屋については文句を言おうとどうにもなりません。 当時は数ある部屋から選べたり、メニュープランが選べたりと今検討している方とは状況が違います。 ましてやご自身が納得して購入したのですから文句を言うこと自体が間違っています。 仮に真上の部屋が値上げしていて契約している部屋も値上げしますと売主から言われたらどう感じますか? それと同じで周りが値下がろうが値上がろうが自身が契約したお部屋の価格は変わらないということです。契約という行為によって当時の価格が守られているのです。
ただし値引きありきの住まい探しが幸せに結びつくとは限りません。 自分自身と相性が合うマンションが値引きしていたならば最高にラッキーな出来事ですが、相性の合わない物件を値引きして購入しても住んだ後にいろいろな不満が生まれやすくなります。
決算期が終わると美味しい話も少なくなりますから1月、2月はモデルルーム巡りをしてみてはいかがでしょうか?
マンションの売却価格をより詳しく知りたい方、具体的に売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
カジュアルに査定額を知りたい方へ