不動産用語集

2000年に制定された、「マンションの管理の適正化推進に関する法律」によって創設された資格で、マンションの管理に関する専門知識を有し、管理組合や区分所有者に助言を行います。マンション管理士は名称独占資格で、資格者でない者がマンション管理士という名称を使ってマンションの管理に関する助言をすることはできませんが、マンションの管理に関する助言自体は資格者でなくともできます。管理業務主任者と性質の似た資格ではありますが、管理業務主任者は業務独占資格で、管理業務に関する重要事項説明など管理業務主任者にしかできない業務があります。マンション管理士になるには、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録する必要があります。管理業務主任者試験の合格率が20%前後を推移しているのに対してマンション管理士試験の合格率は7～8%と低く、難関資格となっています。